AKB48 チーム4 村山彩希が研究生公演をプロデュース  涙の決断で迎えた“15人の初日”

AKB48グループ アイドルユニット/グループ ニュース 音楽

AKB48チーム4のメンバーの村山彩希が16期研究生公演をプロデュースした「レッツゴー研究生!」が28日に秋葉原・AKB48劇場で公演初日を迎え、村山と共に、公演に出演した16期メンバーの浅井七海・稲垣香織・黒須遥香・鈴木くるみ・武藤小麟・安田叶・山内瑞葵が、ゲネプロ後に囲み取材に応じた。

今回のプロデュースの経緯は、村山彩希さんが今年2月に開催された『こじまつり』で16期生の存在を気を止め、たびたび劇場に様子を見に来るようになったことがきっかけ。村山さんがストレッチの指導などをするうちに16期生からも先輩としてのアドバイスを求められるようになって、自然と信頼関係が生まれた。劇場スタッフからも熱心な指導の様子が目に止まり「そこまで面倒を見てくれるならプロデュースをやってみたら?」と勧められて引き受けることになったという。

村山さんは「16期生はキラキラ感がすごくあって、毎公演で涙が出そうなくらいみんなが輝いてる」と、メンバーたちにすっかり惚れ込んだ。しかし、今回の公演ではあえて全員の18名ではなく16名でステージを行う方針を立てた。「前の公演を観て何か足りないと思った。(歌やダンスが)出来なくても全員がステージに立てちゃうことが、メンバーを甘やかしてしまうので、緊張感を忘れないために決めました」と村山さんは理由を明かした。

公演ではさらに開演前のステージに立った村山さんが「16人でとお知らせしていましたが、未熟なままでステージに立たせるわけにはいかないので、15人で初日を迎えることになりました」と涙を浮かべながら発表をした。

村山さんはゲネプロを終えて、「15人になってしまったんですけど、初日までみんなで頑張ってきたのを見てきたので、絶対に成功させたかった」と心境を明かした。さらに「私が作ったセットリストで踊ってくれているのが嬉しかった。最後に鈴木くるみちゃんが私に感謝のメッセージを言ってくれて、最初から最後まで感動しました」とほっとした笑顔を見せた。一方で「(公演に出られなかった)3人が初日を迎えられるまで、私ももっと頑張りたい」とプロデューサーとしての責任に身を引き締めていた。

公演には他に・庄司なぎさ・田口愛佳・田屋美咲・長友彩海・前田彩佳・道枝咲・山根涼羽が出演した。

<村山彩希プロデュース公演「レッツゴー研究生!」セットリスト>

Overture
1 快速と動体視力
2 みなさんもご一緒に
3 憧れのポップスター
4 その汗は嘘をつかない
5 完全ぐ~のね
6 クロス
7 愛の色
8 右足エビデンス
9 わがままな流れ星
10 孤独なランナー
11 ひと夏の反抗期
12 ずっとずっと
13 Hight school days
~アンコール~
14 レッツゴー研究生!
15 チーム坂
16 家出の夜