「はるっぴ おかえり!」兒玉遥の登場に大歓声 HKT48春ツアーがファイナル

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「HKT48 春の関東ツアー2017 ~本気のアイドルを見せてやる~」ファイナル公演(c)AKS
「HKT48 春の関東ツアー2017 ~本気のアイドルを見せてやる~」ファイナル公演(c)AKS

HKT48のツアー「HKT48 春の関東ツアー2017 ~本気のアイドルを見せてやる~」のファイナル公演が14日、東京・NHKホールにて開催。体調不良により今回のコンサートツアー出演を見送っていたメンバーの兒玉遥さんが急遽出演が叶い、この日のステージに登場、ファンの大歓声を浴びた。

場内が暗転し、開演を知らせるovertureが会場に鳴り響くと、ステージにはピンスポットに照らされた松岡はなさんが登場…という演出で始まる恒例のツアーオープニングだったが、今回はステージに浮かび上がったシルエットに、会場が大きくどよめいた。

ピンスポットに照らされステージに立っていたのは、体調不良で今回のコンサートツアーの出演を見送っていた兒玉遥さん。兒玉さんの姿に割れんばかりの大歓声が起こり、満面の笑みで「今こそHKT48が本気のアイドル見せてやるー!」と兒玉が堂々と宣言すると、客席からメンバーが登場し大歓声の中、『最高かよ』がスタートした。

続けてデビュー曲の『スキ!スキ!スキップ!』や『メロンジュース』などアップテンポナンバーをノンストップで披露し、会場も一気にヒートアップ。冒頭のMCでチームHキャプテンの松岡菜摘が「はるっぴ おかえりなさい!」と声を掛けると、会場からも盛大な「おかえり」の大合唱。兒玉さんは「オープニング、すごい緊張しました!」と話し、指原莉乃さんは「体力減ってると思うけど、ちゃんとついてきてね!」と声をかけ兒玉さんも「ついていきます!」と意気込んだ。

ファイナルを迎えた感想を聞かれた指原さんは「もう嬉しいわぁ…」とこぼし、笑いが起こる一幕も。「すごく大変なツアーだった」と振り返り、「ハードなツアーがみんな怪我なく終われて良かった!」とほっとした表情を見せていた。

今回のツアータイトルでもある《本気のアイドル》楽曲が盛り込まれたメドレーコーナーでは、姉妹グループの楽曲はもちろん、小泉今日子、ももいろクローバーZ、モーニング娘。、そしてTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSの『お願い!シンデレラ』などをパフォーマンス。ももいろクローバーZの『行くぜっ!怪盗少女』では矢吹奈子さんのエビ反りジャンプが成功すると、一際大きな歓声が上がっていた。

本編を終えても会場の熱は下がることなく盛大なアンコールが巻き起こり、再び全メンバーがステージに登場。『しぇからしか!』では、メンバーが客席近くでのパフォーマンスを展開し、大盛り上がりとなった。

そして卒業を発表している2期生の井上由莉耶さんと岡本尚子さんに向け『草原の奇跡』を全員で披露。会場中で緑色のペンライトが揺れ、涙を流すメンバーの姿も。岡本さんは「本当に素敵な景色とたくさんの愛をありがとうございました!」と感謝を伝え、井上さんは「本当に幸せでした。最後まで全力のアイドルで頑張りたいと思います!」と笑顔。温かい拍手につつまれた。

指原さんは最後に「皆さん、今日は本当にありがとうございました!皆さんのおかげで最高のツアーとなりました!」と挨拶。アンコールラストには再び『最高かよ』を披露し、盛大な歓声と拍手につつまれながらツアーは幕を閉じた。

今回のツアーは2月25日(土)群馬県よりスタートし、本公演合わせ全7か所12公演、約47700名を動員している。

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