【@ onefive “ ドラマ推し武道 ”インタビュー KANO & SOYO編】二人の関係は「見ている方の想像にお任せします♡」
4人組ガールズグループ・@onefiveが人気ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(通称“ドラマ推し武道”)で4人揃ってドラマに初出演している。本作は、岡山で活動するアイドルグループ「ChamJam(チャムジャム)」と、彼女たちを熱狂的に応援するオタクたちの姿を熱く、切なく、尊く描く、“ドルオタ青春コメディ”。原作は、2015年より「COMICリュウ」(徳間書店)にて連載されており、2020年1月にはアニメ化された人気作品だ。@onefiveは、2019年に結成、洗練されたダンス&ボーカルで魅せるグループだが、本作では可愛さ全開の王道アイドルグループに扮している。今回、劇中「ChamJam」のメンバーで、セクシーなお姉さんキャラ・伯方眞妃役のKANOと、おっとりだけどダンスが得意な水守ゆめ莉役のSOYOが登場、役柄への思いや撮影エピソードを語ってくれた。
--ドラマがアイドルファンをはじめ大きな話題となっています。身の回りの反響はいかがですか?
KANO「友達や親戚から『見たよ』という連絡がたくさん来るのが新鮮だし、いろんな方が見てくれているんだなと思いすごく嬉しく思います」
SOYO「学校の子がリアタイで見てくれて、画面の写真を撮って、“SOYOちゃん出てた!”ってみんなにめっちゃ布教してくれるので(笑)、ありがたいなと思います」
--二人は演技は初めて?
SOYO「私はほぼ初めてです」
KANO「私は何度か。舞台とかやらせていただいていました」
--最近だと舞台『海街diary』にも出てましたよね。
KANO「はい!」
--SOYOさんは演技のレッスンの経験はあったんですか?
SOYO「少しだけ。ちっちゃい頃に受けていました」
KANO「4人で“推し武道”を控えてのレッスンも受けました」
SOYO「撮影現場に入らせていただくのも初めてで、緊張感のある現場の中でやっぱりすごく緊張していました。でも監督さんが、目の仕草だったり、一からいろいろと説明してくださって勉強になりました。ゆめ莉は眞妃とずっと一緒にいたので、眞妃ちゃんが引っ張ってくれたのがありがたかったです。撮影に入る前にめっちゃ二人で練習して……」
KANO「めっちゃ練習したね。ずっとセリフを言い合って、頑張ったね」
--第5話は特に二人の見せ場でした。グループで人気投票を実施することになり、いつも人気トップ3に入っている眞妃が、ゆめ莉のことを思い、ゆめ莉のジャケットのCDを大量買いして、自分のランキングが落ちてもゆめ莉の順位を上げようとする。そこから二人がそれぞれを思いやる様子が描かれました。
SOYO「観ていてめっちゃ恥ずかしかったね(笑)」
KANO「撮影のときのことが蘇ってきて、恥ずかしかったね(笑)」
--その二人の見せ場のシーンは特にじっくり準備して?
SOYO「演技レッスンで二人の関係性やどこで出会ったとか、いろいろ考えたよね」
--台本にはないこれまでの二人の歩みを考えたり?
SOYO「そうですね、背景とか。私たち、実際には小5からずっと一緒にいるので、こういう関係は照れくさくて。8年も一緒にいる二人が、こんなにラブラブする関係を演じるのって(笑)」
KANO「最初配役を聞いたとき、えっ、この二人で眞妃とゆめ莉やる!?”って驚きました(笑).
“ここラブラブ関係な!?”ってね(笑)」
--ゆめ莉を思いCDを大量買いしたりする眞妃の行動は友情? それとも……。
KANO「難しいんですけど、好きという気持ちにもいろいろあって、友達以上ではあるんですよ。だけど恋人未満のふわふわした関係性の二人だなと思います」
--恋愛感情まではいかない?
KANO「そうですね。だけど原作では、ドラマでは描かれない眞妃とゆめ莉の結構ラブラブしているシーンもあります」
--ゆめ莉も眞妃への思いが……?
SOYO「はい。二人は尊敬し合っているというか、お互いにない部分を持ってることに……。そういう点で好意を抱いていて、友情以上恋愛……未満!?みたいな」
--もしかしたら恋愛に近い感情かもと匂わせるけど、そこははっきり描かないような?
KANO「そうですね。見ている方のご想像にお任せしますと(笑)」
SOYO「お任せします(笑)」
KANO「眞妃はきっと心の中でめっちゃゆめ莉のことを思ってるよね」
SOYO「うん、多分大好きだと思う。」
KANO「絶対好きだよね」
--ドラマのなかでは手をつないで歩く二人のシーンが尊く、印象的でしたが、二人プライベートで手をつないで歩いたことは?(笑)
KANO「ちっちゃい頃ははぐれちゃうといけないというのがあって……」
SOYO「小6くらいまでは」
KANO「でも手をつなぐより腕を組むほうが多かったんですよ」
SOYO「姉妹みたいな」
KANO「本当に家族みたいだからね」
--そもそも二人が出会ったきっかけは? 事務所の同期とか?
KANO「事務所に入ったタイミングは違うんですけど、もともと『さくら学院』というグループで活動していて、転入(加入)のタイミングが一緒で同期だったんです」
--そこから8年。
KANO「もう8年かぁ、長いね」
SOYO「うん長い!」
--ゆめ莉はChamJamではダンスのスキルが高い設定ですが、@onefiveの中でもダンスリーダー的な?
SOYO「KANOちゃんも上手くて、パワフルなキレキレダンスなんです」
KANO「SOYOちゃんはしなやか系ダンスで」
SOYO「それぞれ持ち味が違います」
--それぞれ別の魅力があって?
SOYO「そうですね、それぞれの個性で」
--改めて、最初に演じる役柄を聞いたときには?
KANO「最初役をもらう前は、GUMIが演じている優佳役だと思ったんですよ。勝手に想像で、元気系だから。でも眞妃と聞いて、“あれ、私、セクシーでもないし、前髪もないし、身長もないのに、どうやって演じようか”と思って、すごく悩んだんですけど、いざ衣装を着て、前髪も伸ばして、眞妃の姿になると、今まで悩んでいたのにすっと受け入れられるようになって、どんどん撮影が進むたびに、眞妃を知っていけたというか、眞妃として生きることが多かった分、本来のKANO半分眞妃半分という意識がすごく強かったですね」
--たしかにこうして話していてもドラマでのイメージと違いますね。
KANO「本当に真逆なんですよ、性格が」
SOYO「そうだね」
KANO「セクシー要素が全くなくて、ゼロどころかマイナスなんですよ(笑)。ダンスでも普段は大きく踊るのが好きなんですが、眞妃になるとセクシーだしちょっと大人しく踊らないといけないんですよね。いつもと私が違いすぎて、みんなから『体調悪い?』『大丈夫?』とよく聞かれてました(笑)」
--役になりきるということでは、むしろ素の自分と全然違う役のほうがやりやすかったのかも。
KANO「たしかに」
--逆に「いつものKANOちゃん通りに自然に演じて」みたいに言われるほうが難しい?
KANO「そうですね。自然な演技はちょっと難しかったかも」
SOYO「私は最初は空音ちゃん役かゆめ莉役だなと予想していたんですけど、ゆめ莉は自分のキャラに合ってるというか、自分に似ているところや共感できるところがたくさんあって……。おっとりしてて、一歩引いて後ろから見る感じだとか」
--SOYOさんはグイグイ前に出るタイプではない?
SOYO「うーん、最近は出るようになってきたんですけど(笑)、一昔前は……。ちょっと似ている部分があるなと思って」
--そして、ゆめ莉には眞妃に憧れている設定もあって……。
SOYO「そうですね。“眞妃が好き”ということをまず心に置いて演技をしたらやりやすかったというか、相手がよく知っているKANOちゃんだったからかもしれませんが、やりやすかったなって思ったし、ダンスの部分はいつものしなやかさに加えて、キレも出してほかの子と差別化して頑張ろうと思いました」
--ChamJamは、@onefiveの4人に加え、同じ事務所に所属の演技経験のある3人(中村里帆、和田美羽、伊礼姫奈)で演じています。ほかの3人のメンバーとも仲良くなれましたか?
KANO「ChamJamのダンスレッスンが、撮影に入る1ヶ月前からあったんですけど、レッスンのはじめのほうではまだあまり話せなかったんですよ。お互いが緊張しちゃって気をつかい合っていたんですけど、途中からどんどん話せるようになって、『ねぇここのダンスを教えてよ』とか言い合ったり、本当に7人のグループというのが、短期間でね、作ることができた感じで、7人で支え合いました」
--演技の面ではほかのメンバーが先輩だと思いますが、相談したりとか?
SOYO「相談はあんまりないんですけど、舞菜役の姫奈ちゃんの演技を前で見させてもらうことがあって、やっぱり間の使い方が上手だなと思って。年齢は下なんですけど、でも事務所歴では先輩。演技を見ててすごいなと思って、勉強になったし、刺激を受けていました。れお役の(中村)里帆ちゃんも上手いなぁ、演技の先輩だなと思う機会が多かったです。それを見て私もこれから頑張りたいなと思いました」
--ところで、@onefiveとChamJamは、同じ女性グループながら、グループカラーはかなり違う印象です。@onefiveはパフォーマンスのカッコ良さで魅せるイメージで、ChamJamは可愛さ全開の王道アイドル。
KANO「ChamJamがライブハウスでパフォーマンスするシーンがあるんですけど、客席のペンライトの風景がすごくキレイなんです。私たち普段のライブでは照明にこだわっていたりして客席にペンライトというのがないので、客席が光ることはないんですよ。だからすごく新鮮というか、“THEアイドル”になった気がしてワクワクしました」
SOYO「ね、ペンライトきれいだったね」
KANO「ペンライトの景色を見るのが初めてだったから、最初“すごい、光ってるね!”とみんなで感激しました」
SOYO「衣装も可愛いしね」
--@onefiveはわりとタイトでスタイリッシュなイメージが……。ちょっと大人っぽいテイストのものが多いですね。
KANO「アイドルらしい衣装というものを着るのが初めてだから、みんなでお互いを見て、“わぁアイドルだね!”って盛り上がっていました(笑)」
SOYO「“スカートがふわふわだ!”って(笑)」
--ドラマの中では、松村沙友理さん演じる“えりぴよ”さんをはじめ、メンバー個人を熱心に推すキャラクターも人気ですが、@onefiveのメンバーもそれぞれそういう人がいたりする? それとも箱推し(グループ全体のファン)が多いのかな?
KANO「箱推しの方も多いんですけど、最近若いお客さんが増えてきて、衣装とか真似して着てくれたり、メンバー個人のコスプレ、SOYOコスだったり、KANOコスだったりしてくださる方が増えたよね」
SOYO「@onefiveならではだね」
KANO「男性ファンの方が私が着ているベストを着てくださってて」
--男性仕様で作って?
SOYO「いえ、多分レディースで(笑)」
--無理やり(笑)。ドラマを見て、初めて@onefiveを見に来ましたという人も?
KANO「いました!」
SOYO「結構いたよね。そのあとエゴサしてみたんですけど、“SOYOちゃん良かった!”“KANOちゃんのダンスキレキレやった”とか“ファンになりました”という声が目立ってすごく嬉しかったし、“推し武道”頑張ってよかったなって思いました」
--パフォーマンスが随分違うって感想も?
KANO「そうですね。多分ギャップに驚いたと思います」
SOYO「特に眞妃のギャップ(笑)」
KANO「私もエゴサしたときに、“眞妃と違いすぎる”“KANOと眞妃、キャラクターが全然違うんだな”とか書いてあって(笑)。“そうです”っていう……(笑)」
--ChamJamもこれからさらに波乱が⁉(インタビューは11月中旬)
KANO「ありますね。結構いろいろありますよ、波乱の展開が」
SOYO「波乱の展開が(笑)」
--@onefiveはメンバーが長い付き合いということもあり、とても仲良しのイメージですが、ケンカになったりは?
SOYO「ケンカはしたことなくて」
KANO「うん、ちゃんとしたケンカはしたことない。些細なことで自分の意見を言い合ったりすることはあるけど、ちゃんと冷静ではあります」
SOYO「バカ!とかないよね(笑)」
KANO「やめて!とか(笑)」
SOYO「うん、ないね(笑)」
KANO「長く一緒にいるからじゃない?」
SOYO「頭の中一緒なんです」
KANO「そう、考えていることが。同じことを考えて、同じタイミングで同じ言葉を発することもめっちゃ多くて(笑)」
--@onefive、先月には大阪・東京でワンマンライブが行われましたね。しかも久しぶりの有観客ライブで。
SOYO「今回8ヶ月ぶりのライブだったんですけど、お客さんの前で踊るのって本当に楽しいなと改めて思いました。メジャーデビュー後初めてのライブということで、私たちも思いが強く、セットリストも最後の最後まで吟味したり、衣装も最後まで希望を聞いてもらったりしてやったライブなので盛り上がって嬉しかった! 恵比寿ザ・ガーデンホールのライブは今までで一番キャパが大きい会場ということで、最初は始まるまでどれくらいの人が来てくれるのか不安だったんですけど、めっちゃ来てくださって、すごく感動して! 今までやってきてよかったな、これからも頑張りたいなと思えたライブでした」
KANO「今回のライブはセルフプロデュースの面が強くて、やっぱり前回のライブから8ヶ月間空いていたというのと、前回お客さんの前でパフォーマンスしたのが久しぶりすぎて、なんかたどたどしいというか(笑)、4人とも“どうやって接してたっ!?”という状態だったんですけど、そのライブを経ていろんなフェスに出させていただいた経験があったので、“こういう見せ方をすればいいんだ”“こうやったら楽しんでいただけるかな”とか思い出せて。いろいろ練って出来上がったライブだったので、(前回の)ファーストライブから気持ちの変化があるライブだったんじゃないかなと思うのと、お客さんを目の前にするとやっぱり楽しいし、隣で踊っているメンバーたちもキラキラしているのが、私から見てもわかったので、そのとき本当に4人でやっててよかったなと思いました」
--@onefiveはChamJamみたいにライブ終わりに特典会はないですよね。「KANO 20枚、何分」みたいな(笑)。
KANO「ないですね(笑)」
SOYO「ドラマで握手会というものを初めて経験したので、めっちゃ緊張しました」
KANO「接触イベントをやっていなかったので、“握手会ってこんな感じなんだ”とわかりました」
SOYO「大変だなと思いました」
--ドラマのエンディングでは、メジャーデビュー楽曲の『未来図』が流れていますが好評ですね。
KANO「いつもの@onefiveはちょっと大人っぽい感じで、背伸びした歌を歌うことも多いんですけど、『未来図』って今の私たちのことを歌っている曲だなと思って……。リズム感とかすごく好きで、一番最初に聴いたときに“早く歌いたい!”と思いました」
SOYO「弾ける感じがすごく好きだなと思って、歌詞にも今までの苦戦とか壁にぶち当たったときのこととか書いてあるし、そこから未来に向けてファンのみなさんと一緒に頑張っていこうと思えて、この一曲で自分たちの思いが詰め込まれている曲だなと思いました。これからも歌い続けていきたいなと思いました」
--演技のお仕事はこれからもやっていきたい?
SOYO「はい! 今回は自分と重なる部分もあってやりやすかったですけど、全然違う役にも挑戦していきたいなと思います」
KANO「私もこれからも演技を通して、いろんな生き方を経験してみたいなと思います」
(次回はMOMO & GUMI編)
ドラマ 『推しが武道館いってくれたら死ぬ』は現在放送中。ABCテレビで毎週日曜午後11時55分~、テレビ朝日で毎週土曜深夜2時30分~放送。ABCテレビでの放送後、TVer/GYAO!で見逃し配信&Huluで見放題独占配信。 (c)平尾アウリ・徳間書店/「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会・ABC
KANO 2004年8月28日 生まれ、千葉県出身
SOYO 2004年6月14日 生まれ、大阪府出身
その他@onefive全体の詳細プロフィールは下記参照
▼「@onefive LIVE 2022 -SPOTLIGHT-」配信決定
配信日:2022年12月17日(土)
配信時間:19:30 開演:20:00
視聴可能期間:~2022年12月31日(土)23:59 まで
視聴チケット【オーディオコメンタリー特典付き】:3,850円(税込)
チケット受付URL
【国内販売】https://liveship.tokyo/onefivelive2022spotlight/
【海外販売】https://liveship.tokyo/en/onefivelive2022spotlight/
▼ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』主題歌
『未来図』@onefive (avex trax)
作詞 : 辻村有記
作曲編曲:辻村有記、伊藤賢
各音楽配信サイトにて好評配信中→ https://avex.lnk.to/miraizu
▼ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』音楽集が発売中
・Blu-ray&DVD 2023年2月15日 発売
【詳しくは】https://oshibudo-drama.com
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