新山詩織、映画『古都』のエンディング曲として中島みゆき『糸』をカバー

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新山詩織
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月9ドラマ『ラヴソング』に宍戸春乃役で出演し注目された20歳のシンガー・新山詩織さんが、12月3日全国公開の松雪泰子さん主演映画『古都』のエンディング曲に起用されたことが発表された。彼女が歌うのは中島みゆきさんの『糸』のカバー。新山さんは「今を精一杯紡ぎながら生きる人たちに、この『糸』という楽曲が寄り添ってくれるのではないかと思っています。映画『古都』とともに『糸』も楽しみにしてください」とコメントしている。

映画『古都』は原作が川端康成で、今作は現代版になっている。これまで多くの映像作品となってきた『古都』を、原作で描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映像化されることでも話題の作品。

今回、新山さんがエンディング曲としてカバーする『糸』は、これまでBANK BANDや福山雅治さん、森山直太朗さん、JUJUさん、クリスハートさんなど数々のアーティストにカバーされ、世代を超えて人々を魅了し続けてきた名曲。

Yuki Saito監督は「『古都』の脚本執筆中に中島みゆきさんの『糸』を聴いた時に、歌詞が一字一句違いなく本作のテーマとシンクロして鳥肌が立ち、エンディング曲にしたいと思いました」と主題歌選定の経緯を紹介。そして「次世代へ伝統をどう継承していくか?がテーマなので、若いシンガーに歌って頂きたいと思い、新山詩織さんの繊細でせつなくも、未来に希望を感じる優しい声に一耳惚れして、現代版『糸』を歌って欲しいとお願いしました」と、新山さんの歌声を絶賛する。解禁された映画『古都』の特報映像では新山さんの『糸』を聴くことができる。

映画『古都』は11月26日京都先行公開、12月3日(土)に全国公開される。なおエンディング曲の『糸』はリリース日未定となっている。