女優の髙石あかりと伊澤彩織が主演の映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が先月24日に公開。25日には公開記念舞台あいさつが、新宿ピカデリーで行われ、主演の二人と、丞威、濱田龍臣、水石亜飛夢、主題歌を担当する新しい学校のリーダーズ、阪元裕吾監督が登壇した。
ミニシアターから口コミが広まり、ロングランヒットとなった前作『ベイビーわるきゅーれ』の続編。社会不適合者な殺し屋の少女たちが奮闘する異色の青春アクションだ。今回はシネコンを加えた全国56館で公開され、さらに85館以上への拡大公開が進んでいる。
この日は、新宿ピカデリー最大の500席近い収容人数を誇るスクリーンでの舞台あいさつとなったが、前作の公開時は海外にいて舞台挨拶に立てなかったという伊澤さんは、「緊張すると思って、予習のために昨日の上映を観に来たんですが、大きな劇場でビックリしました。今日は昨日より大きく感じています」と感慨深げ。
髙石さんも満席の会場を目の当たりにして大きな瞳をウルウルとさせ、「頭が真っ白になってしまう。大規模な作品ではなくて、いつものメンバーで撮った1作目を経て、こうやって“2”を観ていただけるのが不思議な感覚で、私も戸惑っています」と感激。
二人はクランクアップ時に手紙を交換していたことを明かし、その手紙の一部を披露した。髙石さんは「わりと真逆な私たちですが、似ているところもあります。アイデアを思いつくところ。ちょっとドジなところ、集中し出すとものすごく集中するところ、おいしいものでご機嫌になるところ。この仕事が向いているところ。素晴らしいキャスト、スタッフ、まわりの人に恵まれているところ。二人でいれば“ちさまひ”に変身できるところ。『ある用務員』の“しほりか”で始まり、この作品の1、2でパワーアップしましたね。髙石あかりが大、大、大、大好きです!」と伊澤さんからの手紙を読み上げた。
伊澤さんは「ラブレターが公開されちゃいました」と照れつつ、今度は髙石さんからの手紙を広げた。「あの日にいただいた手紙を隣に置いてこの手紙を書いています。似ているのところはたくさんあります。せっかくなので私も。とてもまっすぐなところ。好きなことと夢を追いかけているところ。負けず嫌いなところ。二人でいると力が倍増するところ。笑顔がチャーミングなところ。自分の気持ちにウソをつかないところ。探したらたくさんあった!」と読み上げ、嬉しさをにじませていた。
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