小栗有以がデビュー10周年を語る　12歳の遅刻常連少女がAKB48を引っ張る存在にまで成長

小栗有以

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今年4月でデビュー10周年を迎えるAKB48 小栗有以さんが、初の撮り下ろしカレンダーの発売記念イベントを29日〜31日東京・西武百貨店渋谷店で開催。初日の29日には記者会見に登場し、10年間での成長を振り返った。

カレンダーの内容について語った記事はこちら
https://www.girlsnews.tv/unit/437111

「10年ってすごいなと思いますし、長かったのか、あっという間だったのか……と考えると、うーん、どっちも……。長いとは思わないですけど、あっという間とも思わなく、すごく充実した10年間でした」と率直な思いを語った小栗さん。

2014年、「AKB48 Team8 全国一斉オーディション」に東京地区で参加。47都道府県の代表メンバーで構成されたチーム8で、小栗さんは見事“東京都代表”メンバーに選ばれた。

当時を振り返り「12歳でなんにもわからなくて、AKB48は大好きだったんですけど、選抜メンバーがあることとか、何かに選ばれるということも知らなかった。朝起きるのが苦手で、本当によく遅刻もしていましたし、人としてもアイドルとしても未熟でした。それから10年経って、朝起きるのが大得意になりましたし、メンバーの中でも特に朝に強いんじゃないかと……。この10年間でアイドルだけじゃなく、いろんなことを経験させていただいて、悔いのない10年間を過ごせたかなと思います」と胸を張った。

会見中には背後のパネルに10周年にあたっての自分自身に向けたメッセージを書いた小栗さん（内容は右写真参照）。「（記者の）みなさんに見られながら書くのは緊張しました」と苦笑い。またデビュー当時のあるエピソードも思い出したという。「12歳のとき、車に一言メッセージを書くという機会があったんですけど、そのときに漢字を間違えちゃって！　もう直せなかったので、その車がみなさんに見られてしまったので、今回こうして間違えず書けて、それも成長できました」と笑顔で語った。ちなみに、そのときの文字ははっきり覚えていないということだが、多分“頑張る”という文字だったらしい。

またデビュー当時は「あんまりアイドルをお仕事と思ってなくて……」という。「当時は友達と一緒に新しいものをチーム8として作っていくという仲間という感じで。ワクワクする気持ちがすごく強くて、不安ももちろんあったんですけど、ワクワク感が強くありました。何もわからない状態でしたが、これから何が始まるんだろうという……」と語る。

それから10年。今やAKB48のエースとして、選抜の常連で、最近では62thシングル『アイドルなんかじゃなかったら』でセンターも務めた。また演技やバラエティ番組など幅広く活躍中。そんな状況を10年前は想像できなかったという。「“東京都代表”という、ありがたいことではあったんですけど、プレッシャーにも感じていたところがあって……。選抜にもなかなか入れず、不安な気持ちがあって、“大丈夫かな”と思ってた時期もあったんですけど、そこを乗り越えて、経験を積み重ねて行った中で、いろんなものに選んでいただけるようになって、こうしてカレンダーを発売するということもできたり、グループを引っ張る存在にもなれたりして、積み重ねって大事だなと思いますし、あきらめずファンの方を信じて前を向いてきてよかったなと思います」と充実の表情で語った。

今後については「いろいろやりたいです。お芝居ももちろんもっと挑戦していきたいですし、バラエティでも、あんまり得意じゃないバンジーとかもね、以前とばせていただいて、反響をいただいたりとか気持ち的にも振り切れたなと思うので。今言ったからと言って、それで（バンジーの）お仕事をいただけたらちょっと怖いんですけど（笑)、挑戦する気持ちは常に持っていたいと思うので、お芝居だったり、個人としてのお仕事も頑張っていきたいです」と笑顔で語り、特に「美容やファッションも好きなので、自分から発信して、男性ファンはもちろん、女の子にも憧れていただけるような女性になりたいなと思います」と意気込みを語った。

小栗さんの初の撮り下ろしカレンダーは、新生活の始まりに合わせた4月はじまりのカレンダーで【壁掛け】と【卓上】の2タイプ。これまでと違う表情を見せたいという小栗さんの思いから、「オフの日にやりたいこと」をテーマに小栗さん自身がシチュエーションや衣装にこだわって撮影を実施した。

西武渋谷店内の特設販売会場では本日から31日までの3日間、【壁掛け】と【卓上】それぞれの表紙のアザーカットを使用したブロマイドを限定特典としてカレンダーを販売する。31日には特典会も開催。

詳細はこちらから→https://www.sogo-seibu.jp/shibuya/topics/page/240308B5Fes0329-0331AKB.html