【井頭愛海 新春インタビュー】今年23歳、職業ものの作品がハマる年代に「でもまだまだ学生役をやらせていただきたい気持ちも(笑)」

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井頭愛海
井頭愛海

2023年はドラマ『波よ聞いてくれ』『ゆりあ先生の赤い糸』(以上テレビ朝日系)、『フェルマーの料理』(TBS系)とドラマで職業ものの役柄が続いた井頭愛海さん。今年23歳、学生役、制服姿が似合っていた彼女も働く女性の役がハマるようになってきた。そんな昨年を振り返りつつ、2024年の抱負も語った。

※インタビューは昨年12月に開催された「オスカープロモーション2024年新春晴れ着撮影会」時のものです。

--この新春晴れ着撮影会にはすっかり常連になりましたね。

「ありがとうございます。一時期、間が飛び飛びになっていましたが、最近は連続で参加させていただけるようになりました。初めての参加は12歳、小6のときでした」

--メンバーの中ではもう中堅どころに?

「いえいえ、気持ちはまだまだ新人です(笑)」

--やっぱり緊張感は今でもありますか?

「出る前は緊張しますけど、最初の頃よりはリラックスできるようになってきたかなと思います」

--今回の着物は特に華やかでパッと目を引くデザインですね。

「そうですね。赤い着物がすごく好きで、よく『似合ってる』と言ってもらえるので、成人式のときも赤い着物を着させていただきました。勝負事のときは赤、といいますし(笑)」

--特に自分的にお気に入りポイントは?

「色合いもきれいで、たくさんの花柄がありますが、特に梅の花が印象的でお気に入りです」

--2023年を振り返っていただきたいと思いますが、“お仕事ものドラマ”出演元年という感じになりましたね。

「そうなんですよ!」

--一気に3本! ラジオ局員(『波よ聞いてくれ』)、看護師(『ゆりあ先生の赤い糸』)、一流レストランの給仕(『フェルマーの料理』)と……。

「そうですね。でもまだまだ学生役をやらせていただきたい気持ちもあります。『まだまだ行けるよ』って言っていただけますし(笑)」

--全然大丈夫です。

「いけますかね? 童顔って言われるので(笑)」

--前髪を作れば10代に見えます。今はドラマ(『フェルマーの料理』)に合わせて……、

「7:3みたいな髪型になっています(笑)」

--今年は女優として順調な1年のように見えましたが、資料によると、悩みや葛藤することも多かったそうで。

「そうですね。お仕事においても自分の納得できるようにならなかったり……」

--それは演技の技術面で? それとも……。

「技術面もそうですけど、お芝居に対してどうしたらいいかとか、向き合い方だったり……。でも自分が悩んで辛いときなどに、周りの仲間、同年代のスタッフさんだったり共演者の方だったり、そういう方々と話せる機会が多く、そこで救われたというか、気持ちが落ちることもありましたけど話すことで前向きになれたと思います」

--若いときは勢いで乗り切れたけど、いろんなことが見えてきたが故に?

「いろんなことを俯瞰で考えたときに、自分に何か足りないんじゃないかとか、オーディションももっともっと勝ち取っていきたいなという気持ちも強まってきました。いろいろ考えながら、連ドラを長い期間やらせていただいて、いろんな方々のお芝居に触れて、自分も頑張ろうと思えた1年でした」

--2024年はどんな一年にしたい?

「たくさん学んできたことを生かしていきたいです。一皮も二皮も剥けて成長した自分に出会えるように頑張りたいなと思います」

--ところで井頭さんにとって2024年の“推し”の存在は?

「アサイーボウルにハマりまして、今まで食わず嫌いしていたんですけど、いろんなハワイアンのお店に行って、アサイーボウルがあるか聞いてみたり、今度は家で作りたいなと思います」

--最後にファンの方へメッセージをお願いします。

「今年もいいお知らせができるように、また新しい私の姿をみなさんにお見せできるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」

〈プロフィール〉

井頭愛海(いがしらまなみ)

2001年3月15日生まれ、大阪府出身。2012年『第13回全日本国民的美少女コンテスト』で審査員特別賞を受賞したことをきっかけにデビュー。2017年NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロインの娘役を演じて注目される。以降、映画『鬼ガール!!』(主演)、『メイヘムガールズ』、ドラマ『さくらの親子丼2』(東海テレビ/フジテレビ系)、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』などに出演。

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