【chuLaインタビュー】2023年は“目指せ!武道館” メジャー第3弾シングル『シンガロング・ワールド』リリース
8人組アイドルグループ・chuLaが2月15日、ニューシングル『シンガロング・ワールド』をリリース。昨年新メンバーが加わり新体制となったchuLaの現在と新曲について、佐藤まりんさん、七瀬うたさん、そして昨年加入の枢木瑠花さん、長沢柚花さんにたっぷりと話を聞いた。
--まず昨年加入の枢木さんと長沢さんはGirlsNews初登場となりますが、二人が加入したのはchuLaのオーディションですか?
枢木瑠花、長沢柚花「はい」
--二人ともアイドル活動の経験はあった?
枢木、長沢「ありました」
--加入前はchuLaにどんな印象を持っていましたか?
枢木「ライブパフォーマンスがすごく激しいイメージがありました。私、一番最初にchuLa を知ったのが、うたさんが一人でライブをやっている動画見たときなんです」
七瀬うた「えー! やばいやばい(笑)」
枢木「一人でライブ、って根性がすごいなと思いました」
--たった一人でライブをやったことあったんですか?
七瀬「はい、私以外全員体調悪くなっちゃったことがあって」
--それはコロナとか?
七瀬「そうですそうです。私だけ大丈夫だったので、一人で出演しました」
--フォーメーションとかもう関係なく(笑)。
七瀬「はい。ずっと真ん中で一人で歌っていました」
長沢「私はもともとchuLaが好きで、ライブも見ていたんですけど、すごく湧ける曲、明るくてポップな曲が多いイメージでした。初めてライブを見たときは、パフォーマンスがすごくパワフルで、めっちゃ激しいのに生歌で高音で歌っていて、最初はそれを見て衝撃を受けました」
--特に推しだったメンバーっているんですか?
長沢「渡辺あやのさんが好きでした。もう卒業された方なんですけど」
--そもそも二人ともアイドルが好きだった?
枢木、長沢「はい」
--chuLa以外で好きだったのは?
長沢「=LOVEさんが好きです」
枢木「私も=LOVEさん!」
--アイドル好きなメンバーが多いですよね。
七瀬「私はわーすたさんが好きで、だけど今はやっぱりchuLaが好き!」
佐藤まりん「私はもともとAKB48さんが好きでした。最近のアイドルはよくわからないけど……」
--先輩二人から見た新メンバーの印象は?
佐藤「二人は私と同い年ということもあって、すごく話しやすくて。柚花ちゃんはパフォーマンスやアイドルの在り方に対する意識がすごく高くて、今のchuLaでは私が一番歴が長いんですけど、初心を取り戻させてもらえます。瑠花ちゃんはスタイルが良すぎて! 彼女を見るたび、“あ、今食べるのを控えておこう”とか気が引き締まります。二人とも違う良さがあって、それぞれからいい刺激をもらっています」
七瀬「私にとって二人は年上の後輩になるんですけど、グループでは私のほうが長くいるので、“負けられねぇ!”という意識がすごく芽生えました」
--枢木さんも長沢さんもchuLa歴は浅いもののアイドル経験があるから、パフォーマンス力は……
七瀬「高いです。刺激をとても受けています」
枢木「前にいたグループの楽曲はchuLaと比べるとゆったりめの曲が多かったので、入ってから、“私こんなにライブで汗かいたことない”と最初思って。chuLaのパフォーマンスに対応できるように、やったことなかった動きもちゃんとできるように鍛えている途中です」
長沢「私は普段自分を表現したり、発信したりするのが得意ではないんですけど、ステージ上だと普段出せないものを出せている気がします。今は曲によっての表現方法を意識しています」
--曲ごとにイメージを変えたりだとか?
長沢「はい」
--さて2月15日にはニューシングル『シンガロング・ワールド』が発売されますね。
佐藤「前回のシングル(『夏の君にテヘヘのヘ』)が結構可愛い目だったんですよ。今回はカッコいいまりんさんを見せられるような曲だなと思います!」
七瀬「chuLaっぽいけどchuLaっぽくない不思議な曲ですが、サビは元気ないつものchuLaらしくなっていて、振付も覚えやすくて元気になれる曲だと思います。MVも公開されたんですけど、私たちがアイドルゾンビになるという不思議な世界観で面白い内容になっています」
枢木「『シンガロング・ワールド』は現状のchuLaを描いたような、“みんなと一緒に今から行くぜ!”という感じで、前向きになれる好きな一曲です」
長沢「歌詞が前向きなところが好きで、振付は激しいんですけど、振り自体は簡単なので、ファンの方には一緒に振りコピしてもらえればなと思います」
--ちなみにchuLaのライブではもう声出し応援OKになってきているんですか?
佐藤「会場によって解禁になってきています」
--佐藤さんのみ、コロナ禍前からchuLaで活動していますが、昔と比べてどうですか?
佐藤「正直な話、昔は歌が全かぶせだったんですよ、生歌じゃなくて。だからコールの声が大きくて音を聴き取れず自分のパートを飛ばしてしまっても、歌は流れ続けるのでよかったんですけど、今は完全生歌なので、ファンの方がコールの声が大きすぎるとメンバーの歌が聞こえなくなっちゃって、自分の歌に入れないという事案も発生しています(笑)」
七瀬「私はchuLaの前に参加していたグループ時代は声出しライブをやっていました。前のグループのときはお客さんの数も少なく、すごく大声のコールの中でライブをしたことはなかったのでchuLaで最近すごい大きなコールを聞いて感動しました。本当にありがたいなと思いました」
--今回カップリング曲は盤ごとに異なり計3曲ありますね。
七瀬「どれも雰囲気が違う曲で、表題曲も含めそれぞれ新しい気持ちで楽しめると思います。中でも私は『夢模様』(Type-Aに収録)が推しで、初めて聴いたとき、イントロからすっごく好きだと思って。いつものchuLaとは違う感じの曲で、レコーディングのときに、作曲の方から『これって懐かしい気がする?それとも新しいと感じる?』と聞かれて、私は新しいと感じたんですよ。でも作ってくださった方は懐かしいメロディらしくて、聴く人によって懐かしいと感じたり新しいと感じたりする曲なのかなと、いろんな楽しみ方ができる曲だと思って、すごく好きです」
--エモーショナルなナンバーですよね。
長沢「私は全部好きです。『夢模様』はせつない感じのちょっとゆったりしたテンポでエモーショナルなところが好き。『全力ハリケーン』(Type-B)はサビのメロディがすごく好きで、前に向いて進んでいく感じがあります。『HERO☆ストラックアウト』(Type-C)はかっこよくて、“絶対叶えてやる”という強い気持ちが伝わってきて、それぞれ違う魅力があります」
枢木「特に『夢模様』が好きです。今までのchuLaとは違ったしっとりとした面がみれるのと、メロディが好きです。『HERO☆ストラックアウトヒー」『HERO☆ストラックアウト』は戦隊アニメのオープニングみたいな感じがいいです」
--枢木さんと長沢さんにとっては今回一挙に4曲の歌や振りを覚えるのは大変だった?
長沢「最初に入ったときに20何曲を1ヶ月足らずの期間で覚えたので、もう全然慣れました。それで鍛えられました」
--さて、2023年どんなchuLaを?
佐藤「この前のワンマンライブで“武道館に立ちたい”と言っちゃったので、武道館ライブを目指します!」
--今年中に?
佐藤「はい、今年中に!」
--それは大きく出ましたね。
七瀬「今年全国17都市ツアーが決まったんですよ。初めて行く都市も多くて、各地でそれぞれもっとファンの数を増やして、もっと大きなステージに向かって全力で頑張りたいです」
佐藤「今回のツアーの裏話として、ツアーの行き先は、メンバーの行きたい場所を挙げて決めていったんですよ」
--佐藤さんの希望は?
佐藤「沖縄です」
--沖縄へは今回のツアーで初めて?
佐藤「めっちゃ行ってます(笑)」
--ミュージックビデオとか撮ったらよさそう。
佐藤「いやです。ゆっくり楽しみたい(笑)」
七瀬「私は仙台を希望しました。牛タンとか美味しいものがいろいろあるじゃないですか。前回の仙台公演は急遽振替で行ったので、ゆっくり行きたかったんです」
長沢「私は広島。昔友達と行ったときに、路面電車の風景が美しくて、楽しかったのと、牡蠣も美味しかったので」
--出身は大阪ですよね?
長沢「はい。でも大阪は言わなくてもスケジュールに入るだろうなと思っていたので(笑)」
枢木「私は地元・静岡。アイドル活動を始めてから初めて地元でライブができることになりました」
--長沢さんは今年どんな1年にしたいですか?
長沢「2022年はメンバーに加入して全部が初めてのことばかりだったので、とにかく先輩のみなさんに追いつかなければという気持ちが大きかったんですけど、2023年はそれだけじゃなくて、自分もグループにもっと貢献できるように。パフォーマンスもそうですし、実力をもっとつけてchuLaに貢献できるようになりたいです」
枢木「私、前のグループのときは、遠征は1年に1回あるかどうかくらいだったので、こうやって17都市も行って、みなさんに観てもらえる機会ができるのも、当たり前のことじゃないなと思うので、そういう機会もちゃんとものにして、いろんな人にchuLaをみつけてほしいし、そのきっかけに私がなれるようになりたいなと思います」
--ところで今回のシングルの衣装もかわいいですよね。猫手が特徴的で。
佐藤「私だけスカートの後ろが長くなっていて、それもあるのかなんか私だけ貫禄やばすぎて。この衣装になってからすごく怖がられます。結構道を空けられたりします(笑)」
--なんでだろう? より貫禄が出てるのかな?
佐藤「そうかもしれません。最近新しいスタッフさんが入ったんですけど、どうやら怖がられているらしく(笑)。もっと可愛いキャラでいこうかなと」
--佐藤さんがリーダー?
佐藤「いえ、リーダーというのは決めてなくて、みんなそれぞれ責任感を持ってやっていこうというグループになっています」
--でもボス感はありますね(笑)。
七瀬「あります(笑)」
佐藤「えー、ある?」
--ファンの人から見てもあるのかも?
佐藤「それはある。“まりん様”になっています。“困ってることがあったら、まりんとこおいで”みたいな。“まりんが叱ってあげるから”と」
--“お仕置きしてほしい”みたいな?
一同笑
佐藤「メンバーみんな、ファンの人と接している中で、本当はちょっと嫌なことがあっても、笑顔で当たり障りなくやり過ごしてアイドル対応するんですけど、私は『そういうのマジでやめたほうがいいよ』と言っちゃうタイプ(笑)。“みんなついておいで”という感じで」
--七瀬さんはグループの中ではどんなキャラ?
七瀬「どんなキャラ? どうだろう?」
佐藤「元気キャラです」
七瀬「はい、一番元気だと思います」
--枢木さんは?
佐藤「可愛い。おっとりキャラ。おっとりしているけど、ステージ上ではパキッとしています。いい感じです」
--長沢さんはおじさんファンに人気がありそう。
佐藤「はい。それはこことここ(七瀬 & 長沢)」
七瀬「瑠花ちゃんのファンもわりと年齢層高くない?」
佐藤「年齢層高いのと、プラス、ホストみたいな人が目立つ」
一同笑
佐藤「ライブ中もサングラスかけてたり」
七瀬「暗い会場なのに(笑)」
--どういう要素なんだろう、枢木さんがそういう層にウケるのは?
佐藤「見た目の好み?」
--長沢さんがおじさんウケするのはわかります。童顔でやさしそうな雰囲気が。佐藤さんは同世代の人が「友達になりたい」というような?
佐藤「そういう人もいますけど」
七瀬「幅広いね」
佐藤「幅広いです。年齢が高い人の中には、これまでいろんなアイドルの現場に通ってきて、一通り見てきた人が最後に行き着く先として、私に来た、ここで最後にしようという人が多いみたいです。ここを最後にヲタ卒するので、という人もいます」
--若い人から年齢高めのファン、そしてホスト風のファンの人まで(笑)、武道館に連れていけたらいいですね。
佐藤「連れて行きます」
3人「はい!」
chuLa(チュラ)
2017年に結成。2020年、1stシングル『完全無敵あいうえお』をリリース。2021年5月、『chuLa NEW SONG card(仮)』で徳間ジャパンよりメジャーデビュー。「chuLa布教ツアー〜全17都市全力投球〜」は3月18日(土)福島・OUTLINEからスタート、7月23日(日)の東京・duo MUSIC EXCHANGEまで全国17都市で開催。
佐藤まりん(さとう まりん)1998年11月4日生まれ、大阪府出身。2018年にグループ加入。
七瀬うた(ななせ うた)2001年11月26日生まれ、埼玉県出身。2020年にグループ加入。
枢木瑠花(くるるぎ るか)1999年3月15日生まれ、静岡県出身。2022年にグループ加入。
長沢柚花(ながさわ ゆずか)1998年11月19日生まれ、大阪府出身。2022年にグループ加入。
ニューシングル『シンガロング・ワールド』(2月15日発売/徳間ジャパンコミュニケーションズ)
【MV】chuLa/シンガロング・ワールド
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