本田望結、17歳の誕生日に歌手デビュー発表 淡く切ない恋心を歌った楽曲で「キュンってなるような歌を作りました」

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本田望結
本田望結

女優、フィギュアスケーターとして活躍する本田望結さんが6月9日、配信シングル『サクラクライ』で歌手デビューすることが、自身17歳の誕生日である1日に発表された。

淡く切ない恋心を透明感溢れる澄んだ声で歌い上げた楽曲は、本田さん自ら作詞を手掛けている。「昔からポエムを書くのが好きで、日頃、学校、撮影、収録、スケートというループな毎日を送る中、自分にもいつかキュンとなるようなことが起きたらいいなという妄想癖です」と語っている。

「桜」というキーワードの入った楽曲ではあるが、春=桜というだけでなく、日本の象徴でもあるSAKURAを世界に発信していきたい気持ちと、いつでもこの曲を聴いていただきたいという思いを込めて、誕生日という記念日に『サクラクライ』をリリースすることを発表したかったという。「日本人なら桜が咲いていない時期にでも、ふと桜を想うことはあると思います。ふと桜を想った時、その時期の思い出が一緒に蘇ってくる。桜が咲いていない桜の下で立ち止まり、大切な人との思い出に浸っている時、自分は何も進んでいないように見えて、実は着実に進んでいるんだ!という前向きなメッセージを込めて歌いました」と楽曲に込めた思いを明かした。

今回のリリースのきっかけについて「もともと音楽が大好きだったんですけど、フィギュアスケートで『いつか自分で作った曲で滑りたいな』という夢があって、そしたら、運命だったりたくさんのご縁をいただけて、準備をすることができました」という本田さん。レコーディングの前には「新幹線の中で一回もまばたきしなかったかなっていうくらい不安でドッキドキで…」ということだが、「約3時間くらいのレコーディングの収録だったんですけど、20分くらいに感じるくらい、たくさんたくさん吸収することがあったし、あっという間に感じました。みなさんの『今いいね!』とか『今のよかったよ!』というその一言が自分の自信、手ごたえになっていました」と、満足のいく出来となったようだ。

そして「みなさんの人生の1ページに、この『サクラクライ』という曲があることを願っています。聴いてくださった方がキュンってなるような歌を作りました。とても自信をもってお届けできる曲です」とメッセージを送っている。

今後の新たな音楽活動として、日本を代表する音楽プロデューサー・UTA氏と一緒に本田望結のフィギュアスケートショーでイメージするダンスナンバーを制作中。2021年8月開催のプリンスアイスワールド大分別府公演でのお披露目と、さらに、YouTubeで活躍中のポップスピアニスト ハラミちゃん演奏での本田三姉妹(本田真凜、望結、紗来)とのコラボにも期待が集まる。

「プリンスアイスワールド 2021-2022 Brand New StoryⅡ~Moving On!~ 大分公演」は8月7日、8日(全4公演)、大分・別府ビーコンプラザで開催。