たんこぶちんMADOKA、男女混合バンド“初体験”に「青春だなぁ」

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吉田円佳
吉田円佳

ガールズバンド“たんこぶちん”のボーカル・MADOKA(吉田円佳)が映画『二度めの夏、二度と会えない君』にヒロイン・森山 燐役で出演。10日、都内にて行われたプレミア試写会に、主演の村上虹郎さんらとともに登壇した。たんこぶちんとして主題歌をはじめスクリーンナンバーを担当する吉田さんは「音楽にも注目してこの映画を楽しんでいただければと思います」とアピールした

高校3年生の夏に転校してきた燐(吉田)は、憧れのバンドの出身校でバンド活動をするという夢を持っていた。念願のライブが実現した帰り道、燐は倒れ病院に運ばれる。心配するメンバーの智(村上)。智は燐から秘密にしていた病気のことを聞かされる。動揺した智はとっさに秘めていた思いを伝えるが、燐は「なんで最後にそんなことを言うの」という言葉を残して天国へと旅立つ。そして深い後悔から立ち直れないでいた智に奇蹟が。智の二度目の夏が始まったのだ…。

小学校6年生から10年間、ガールズバンド「たんこぶちん」として活動している吉田さんは、劇中バンド“Primember”でもボーカルとして活躍するが、「たんこぶちん以外のバンドに入って歌うのは、やる機会がないので新鮮でした」と語り、ガールズバンドの経験しかない吉田さんにとって初の「男女混合バンド。しかも高校生!青春だなぁと思いました。楽しかったです」と微笑んだ。

また映画の内容にちなんで、「二度目があるならもう一度やり直したいこと」というテーマのトークで、吉田さんは小学校5年生の時に集会でチアをやったったときのエピソードを披露。「一番真ん中で踊る子が風邪をひいちゃって休んで、私が代わりに真ん中で踊ることになったんですけど、ミニスカートのままで転んでしまいました」とドジっ子エピソードを語った。

また菅野瑛子役を演じたAKB48加藤玲奈さんは「デビューした時に最初の髪型をメイクさんに考えてもらったんですけど、コロネみたいな髪型ですごくダサいんです。それを撮り直したいですね」と苦笑いしていた。そんな加藤さんは、「本当にこの映画は青春がギュッとつまった映画ですし、こうやっていろんなジャンルのキャストが集まったレアな作品なので、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです」とアピールした。

最後に吉田さんは、「ストーリーもそうなんですけど、この映画には音楽がたくさん出てきます。私たちのバンドで参加させていただいているんですけど、音楽にも注目して、この映画を楽しんでいただければと思います。バンドをする楽しさ、素晴らしさがギュッとつまっている作品です」と思いを込めて語った。なお舞台挨拶には、山田裕貴さん、中西健二監督も登壇した、

映画『二度めの夏、二度と会えない君』は9月1日に全国公開。