中条あやみ、人気漫画『覆面系ノイズ』実写版で主演 歌&ギター初挑戦で奇跡の歌声を持つ歌姫に

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映画『覆面系ノイズ』より。(c)2017「覆面系ノイズ」製作委員会
映画『覆面系ノイズ』より。(c)2017「覆面系ノイズ」製作委員会

NTTドコモ「dポイント」「dカード」のCMでも注目、女優でモデルの中条あやみさんが、映画『覆面系ノイズ』で主演することが発表された。中条さんが演じるのは奇跡の歌声を持つ歌姫・仁乃(ニノ)。「私自身、音楽がすごく好きで 聴いたり歌ったりすると気持ちが落ち着く感情など ニノと共感できる部分も多く有栖川仁乃役を演じることが出来てとても嬉しいです!」と喜びを表している。

原作は『花とゆめ』で連載中の人気恋愛コミック。登場人物全員が、伝えられない想いを抱き、それぞれの片思いがバンドの音と共に紡がれる究極に切ない片恋ラブストーリーとして多くの女性を魅了し、コミックス累計発行部数は100万部超え、先日アニメ化も発表されている。

本作で、中条さんが演じるのは、小さな頃からとにかく歌うことが大好きで、ひとたび歌えば誰もがその声に魅了されてしまうという、奇跡の歌声をもつ女の子・仁乃。気持ちが昂ると思わず叫び出してしまうので、マスクを常用しているというほど、溢れる想いを胸に秘めた女の子でもある。

いつも一緒に歌っていた初恋の相手と、浜辺で出会った作曲をする男の子。幼いころ、二人の大切な男の子と突然離れ離れとなった彼女は、「いつの日か、この歌声を目印に、必ず君を探し出す…」という彼らとの約束を胸に、この声が届き必ず再会できると信じて、歌い続ける。

そんな彼女が高校生になり、一人の男の子と学校で再会するところから、物語はスタート。実は、正体を隠した大人気覆面バンドのメンバーだという彼にバンドに誘われた仁乃は、新たに歌う場を与えられ、もう一人のどうしても会いたい人……初恋の男の子にこの声を届けようと、再び、声の限り歌い始める。

中条さんは今回、仁乃役を演じるにあたり、8月からボイストレーニングに通ったという。そしてギターにも初挑戦している。ボイストレーナーは、「中条さんは面白い声質。マイク乗りの良い、響きがとてもきれいな声です。高音は響きが特にきれいで、低音域もとても魅力的。練習を重ね、弱かった声も強くなってきています」と彼女の声を絶賛、中条さんが劇中でどんな歌声を披露するのか注目される。

本作でメガホンをとるのは、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの三木康一郎監督。中条さんについて、「とにかくかわいい。さらに自然体。さらにオーラがすごい(笑)。若く、経験も少ない彼女ですが、そのぶん、熱意やパワーそして新鮮さがある」と絶賛。「そんな今の彼女が持ち合わせている魅力を出し惜しみすることなく、みなさんに見せられればと思っています」と意気込む。

一方、中条さんは、「初めて三木監督と、皆さんとお会いした時から絶対素敵な映画になると感じました。同時に、音の持つ力を改めて素晴らしいと感じる作品でもありました。溢れ出す想いを秘めたニノが歩む初恋、青春、恋愛…物語のすべては、この音から始まる気がします」と語る。

奇跡の歌声を持つボーカル役の役作りについては、「最初は人前で歌うことになれなくて小さい声でしか歌えないところから始まったのですが、ボイストレーニングをして回数を重ねるごとに声が出てくるようになったり ニノの印象的な声っていうのはどんなものかと考えながらそこに向かっているうちに、人前で歌うこともだんだん楽しくなってきました」と語っている。

また「パフォーマンス練習でマイクの持ち方や歌い方を一緒に考えながら練習しているのでどんどんニノに近づいてるようで嬉しいです!そして今回は歌だけでなく、ギターにも初挑戦するので、今からとても楽しみです」と意気込んでいる。

映画『覆面系ノイズ』は2017年秋、全国公開予定。