上坂すみれ、サハリンでの「日本文化デー」に出演 「日本の文化の魅力が少しでも伝えられていたら」

アーティスト 声優
上坂すみれ
上坂すみれ

声優の上坂すみれさんが12日にサハリンで行われたイベント「日本文化デー」に出演した。

「日本文化デー」は在ユジノサハリンスク日本国総領事館が主催する、日本の伝統文化と現代文化を多面的に紹介する大型文化行事で、今年で4回目を迎える。過去には、在留邦人による茶道、ロシア人武道家による武道デモンストレーション、尺八演奏などが行われており、今回は声優として初めて上坂さんが出演した。

12日にユジノサハリンスク内シティモールで2000人の観客の前で行われた「日本文化デー」に出演した上坂さんは、大学でロシア語科を専攻しており、流ちょうなロシア語で、自己紹介とサハリンの印象などを語った。

また、アニメのアテレコがどのように行われるのかを、上坂さん自身が声優を務めるアニメの作品で、実際にその会場でアテレコを披露した。日本の文化でもあるアニメの魅力や声優の仕事についてアピールし、最後に「初めてのサハリンですが、こんなに素敵な日本を知っていただけるイベントがあるなんてとてもうれしく思っています」と締めくくった。

また、13日には現地サハリンのコスプレの団体と上坂さんが交流を図り、コスプレの魅力や、日本のアニメや現地で流行っているものなどについて語り合った。

訪問を終え、上坂さんは、「初めてのサハリン訪問でしたが、現地の方々もあたたかく迎えてくださり、楽しいイベントとなりました!アニメや声優といった日本の今の文化の魅力が少しでもサハリンの方々に伝えることができていたらと思います」とコメントした。