【FES☆TIVEインタビュー 1】新メンバーインタビュー「3人だけでいるときはただのオタクになってるよね（笑）」

FES☆TIVE　（左から）小柴あいり、七瀬あい、星乃ななみ

“お祭り系アイドルグループ” FES☆TIVEに、この春新メンバー3人が加入。長年グループを支えてきた青葉ひなりさん、土光瑠璃子さんが卒業し、フレッシュな新体制に、そして今月19日には新体制初となるミニアルバム『QUEEN OF IDOL』をリリースした。今回、4月にお披露目ライブに登場し半年が過ぎた、星乃ななみさん、小柴あいりさん、七瀬あいさんの新メンバー3人に、加入のきっかけから、FES☆TIVEへの思い、加入半年の現在の気持ちなどを聞いた。

－－加入して約半年が過ぎました。

星乃ななみ「はい。4月29日にお披露目ライブ（横浜1000CLUB）をさせていただいて、この間ちょうど半年になりました」

－－3人の中では、誰がリーダーじゃないけど、引っ張っていく役回りって？

小柴あいり「ななみん（星乃）です！」

星乃「しっかり者です、はい。YouTubeでも“しっかり者担当”って言いました」

小柴「でも抜けてるところもあるんです（笑）」

星乃「ないです！」

－－小柴さんの役割は？

小柴「うーん、なんだろう。結構みんなにまとわりついています（笑）。同期の3人でいると安心できて、一緒にいることがめちゃめちゃ好きなので、本当にまとわりついています。“どこ行くの、このあと？”とか（笑）」

－－七瀬さんは3人の中ではどんな存在？

七瀬あい「落ち着いてる？」

小柴「いや、赤ちゃん！　一番赤ちゃん！」

星乃「そう、赤ちゃん！」

－－自分で言うように、口調とか落ち着いているように見えるけど（笑）。

星乃「赤ちゃんだし、人見知りがなくなったら結構キャッキャ元気です（笑）」

－－初めての人と話すときとか？

七瀬「はい、今も緊張中です（笑）」

－－夏には各種夏フェスや恒例の横浜・赤レンガ倉庫でのライブイベント（赤レンガスプラッシュ祭り FES☆TIVEワンマンライブin横浜赤レンガ倉庫）など大型ライブを経験して、自覚も強くなったのかもしれません。

小柴「大きなライブにあたっては本当にずっと緊張していたんですけど、でもFES☆TIVEって夏フェスのイメージが強く、みんなでわちゃわちゃライブを楽しむ！みたいなグループなので、ライブをいっぱい楽しめて、だんだん私の緊張もほどけてきました」

星乃「夏フェスを経験してやっとメンバーとしての実感がわいてきました。4月のデビューライブの日は緊張しすぎて裏で震えていたくらいなんですけど（笑）」

二人笑

－－3人はそれぞれアイドル経験者と聞きましたが、お披露目ライブってやはり緊張が大きかった？

七瀬「はい、もう緊張で、ずっと真顔でした」

二人笑

七瀬「ライブ中もなにかどこかを探しているというような見え方でした。最近やっと“笑顔になれてきたね”とみんなから言われて、成長した姿を見せられています」

－－“お祭りワッショイ”系の曲のときでも真顔？

七瀬「そうですね。緊張の顔という感じ。どこか不安げな顔でした」

星乃「私はもともとFES☆TIVEが憧れの存在すぎて、自分でチケットを買ってライブを観に行くという側にいたので、そんなにすごいところに自分が加入させてもらったのがずっと夢みたいだったのですが、でも夢の中にいるような感覚がいつまでも続いてちゃダメだよな、ちゃんとメンバーとしての自覚は持ちたいな、と思い始めて、今はメンバーとして頑張っていきたいという気持ちが強くなってきています」

－－メンバーの立場としてお客さんを楽しませたい気持ちに？

星乃「はい。これまでのFES☆TIVEを大切に、これからのFES☆TIVEを築いていくぞ！という強い気持ちがわいてきています。

－－そもそもメンバーとして加入したきっかけって？

星乃「私はTikTokを毎日投稿していて、それをプロデューサーさんが見つけてくださったのがきっかけです。最初はFES☆TIVEのメンバーとしてではなく事務所に所属という形で、毎週事務所で基礎レッスンを受けさせてもらったりしていて、その結果FES☆TIVEのメンバーとして声をかけていただきました」

－－TikTokで踊ってたのもFES☆TIVEの曲？

星乃「FES☆TIVEの『フィルタリングバニー』を踊ったこともあります」

－－じゃあ、事務所の人から、この子はFES☆TIVEが好きというのは認識されていた？

星乃「そうですね、最初の頃からFES☆TIVEが大好きで憧れているというのは伝えさせてもらっていました。でもまさか自分から『加入したいです！』とアピールする自信は全くなかったので、それは伝えられずに……」

－－小柴さんは？

小柴「私は新メンバーオーディションを受けました。もともと大阪のアイドルグループで活動していたんですけど、その頃からFES☆TIVEのことが本当に大好きでした！　私オレンジがメンバーカラーなんですけど、前のオレンジの青葉ひなりちゃんが、ずっと私にとっての憧れのアイドルでFES☆TIVEのことも好きになったから。まさか自分が今FES☆TIVEにいることにびっくりしているし、前にいたグループが昨年解散して。本当にタイミングよく今年FES☆TIVEの追加メンバーオーディションが行われて、これはチャンスだと思って受けたのがきっかけでした。メンバーになれたのはいまだに信じられないんですけど、運やタイミングが味方してくれたなと思います」

－－ひなりさんとはメンバーとしては一緒に活動することはなかったけど、会ったことはある？

小柴「はい、夏フェスの会場にいらっしゃったときに頑張って話しかけに行って一緒に写真を撮ってもらったり、そういうのが何回かあって、その度にめちゃ優しく話してくださって！　自分がオレンジを引き継ぐとは思ってなかったので、最初はプレッシャーでいっぱいだったんですけど、今はあったかいファンのみなさんに応援してもらいながら頑張っています」

七瀬「私はインスタグラムに投稿していた写真をメンバーの八木ひなたちゃんが見てくれて、いいなと思っていただいたようで、私がもともとFES☆TIVEが好きでXをフォローしてたこともあって、DMで『カフェに行きませんか？』と誘ってくれて、会ってからオーディションも受けて、加入が決まりました」

－－最初はメンバーになるという前提ではなく？

七瀬「はい」

－－それはファンからしたら、おとぎ話のような（笑）。憧れのアイドルからDMが来てお茶に誘われるなんて！

七瀬「それでどん底から一転しましたね。ちょうどその頃、“自分はこの先どうしよう”と思っていたところだったので、目の前が真っ暗だったんですけど、救われました」

－－“どん底”って（笑）。というのは、もともと所属していたグループの活動が終わったり？

七瀬「はい、そうです。それでやることがなくて、でもまだアイドルはやりたいなと思っていて……」

－－みんなそれぞれ入ったきっかけが……、

小柴「全然違うよね（笑）」

－－でも共通しているのはFES☆TIVEのファンだった。

3人「確かに！」

－－さっき“青葉ひなりちゃん”“八木ひなたちゃん”って言ってたけど、FES☆TIVEって、先輩後輩の壁がないのが特徴的ですね。