CANDY TUNE、スカイツリー点灯式に登場「1年を締めくくる集大成として迎えることができた」

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今年もっともブレイクしたアイドルグループのひとつ「CANDY TUNE」が6日、東京スカイツリータウンで行われた「イルミネーション&東京スカイツリー特別ライティング点灯式」にゲストとして登壇した。

イベントでは、すみだ少年少女合唱団による合唱に続いて、CANDY TUNEによる点灯式が行われた。さらに、CANDY TUNEとすみだ少年少女合唱団による合唱のコラボレーションも行われた。

点灯式後に行われた取材会で、福山梨乃さんは今回の点灯式について「まさか私たちが選ばれるなんて本当に思ってなかったですし、みんなでイルミネーションを見るのが夢だったので、すごく嬉しかったです」と喜びを語った。点灯式はグループにとって初めての経験であり、その大役を任されたことに「まだ灯りの灯ってないスカイツリーが目の前にあって、これを今から私たちがつけていいんですか?っていうちょっと大それたというか、ドキドキしながら迎えました」と胸中を明かした。

今年、CANDY TUNEの楽曲『倍倍FIGHT!』が大ブレイクし、メンバーの活動にも大きな変化があったという。村川緋杏さんは「全てが変わったぐらいですね。街を歩いてて、女子高生が『倍倍FIGHT!』を踊りながら歩いているのを見て「私ですけど・・・」って思うこともありました(笑)。本当にいろんな人に知っていただいてすごく嬉しかったです」と語った。

また、立花琴未さんも「変装をしても気づいてくださることがすごく増えました。どすっぴんで帽子をかぶってマスクをしていても後ろ姿などで気づいてくださったり、『倍倍FIGHT!』の方ですか?って声かけられたり。驚きの方が強いぐらいびっくりしています。今まではそんなに声をかけられることがなかったのに、急激に増えましたね」と反響の大きさを振り返った。

『倍倍FIGHT!』のブレイクにより、移動手段にも変化があったという。村川さんは「グリーン車に初めて乗りました。すごい寝転べるぐらいまでイスが倒れるので、みんなで最大に倒して、おしぼりとかももらって、“売れるってこういうことなんだ”って身をもって体験しました」と語り、立花さんも「ツアーが始まって移動が多くなった頃から、スタッフの方にお気遣いいただいてグリーン車を使わせていただけるようになりました。週に5日ぐらい東京にいなくて、ずっと移動だったので」と、多忙による恩恵を明かした。

今年の活動で一番印象に残っていることを聞かれると、メンバーそれぞれがエピソードを披露した。

福山さんは「今日の点灯式ですね。1年を締めくくる集大成として迎えることができたので、来年振り返った時にもきっと今日のことを思い出すと思います」と、点灯式が今年一番の思い出となったことを語った。

村川さんは「『倍倍FIGHT!』がバズったおかげで今があると言っても過言ではないですね。SNSランキングで9週連続1位になって、まさか10週はないだろうって思ってたんですけど、みんなで願いを込めてスクロールした時に1位だと知ってみんなで泣いて、その瞬間から忙しくさせていただけたので、あの瞬間は忘れられません」と、『倍倍FIGHT!』のヒットが大きな転機であったことを強調した。

宮野静さんは「私の父はテレビをあまり見ないんですけど、ある日テレビをつけたら、私が出ている機会が多すぎて、毎回見るたびに泣いちゃうらしくて。私が家に帰っても、お父さんがもう寝てることとかが多いんですけど、テレビで私の様子を見て“元気にしてるんだ”って言って泣いてて(笑)。「パパー!ずっとテレビにいるよ!」って、伝えたい気持ちです」と、家族との温かいエピソードを語った。

立花さんは「CANDY TUNEとして大きな夢だったミュージックステーションに出させていただけたことです。今でも夢だったんじゃないかと思うぐらい、メンバーみんなで「夢の時間だったね」って話すくらい、本当に大きな一歩だったと実感しています。いろんな方に見てもらって、もっともっと『倍倍FIGHT!』が広まった瞬間だったんじゃないかなとすごく心に残っています」と、テレビ出演の喜びを語った。

小川奈々子さんは「『倍倍FIGHT!』と『ミートパテシェ』という2曲でCMのお仕事をさせていただけたことが心に残っています。しかもどっちも替え歌みたいな感じで、曲を遊んでいただけたりとかしたので、まさか自分たちの曲がCMに使っていただけるっていうことも驚きですし、元の曲が替え歌としてさらに広めさせていただけたことが本当にすごいことだなと思って嬉しく思っています」と、CM起用への感謝を述べた。

南なつさんは「今年2回ツアーを行ったんですけど、その2周年記念ツアーが印象に残っています。2周年記念ツアーを発表した時はまだ『倍倍FIGHT!』がバズってないときだったので、埋められるかなって不安だったんですけど、そこから頑張ってSNSを載せたり、地道に活動していくことで『倍倍FIGHT!』がバズって、ツアーも大成功させられたことがすごく嬉しくて。そこから不安とかが全部なくなって、全部ワクワクとか楽しいが勝つようになって、すごく楽しく活動できています」と、ツアー成功による自信と喜びを語った。

桐原美月さんは「私も同じなんですけど、2周年のツアーで満員の会場を見た時が印象に残っています。1周年のときは思うように結果が出ないことが多かったので、満員の会場を見て少しずつ頑張りが形になってるのかなって自信がついて、そして先月のツアーでもうチケットが取れないってファンの方から言われて、いろんな地方のファンの皆さんにも会いに行くことができて、自分たちが大きくなれているのかなって、本当に少しずつですけど自信に繋がったので、2周年のツアーが印象に残っています」と、ツアーを通じて成長を実感したことを明かした。

今後の展望について、演技への挑戦意欲を問われた立花さんは「CANDY TUNEに入って一度だけ演技のお仕事でドラマに出演させていただいたんですけど、自分にとっても大きな挑戦だったですし、CANDY TUNEとして何か貢献できたらなという思いもあって、個人の仕事でも貢献できるように頑張ろうという思いで初めて出演させていただきました。そこでもまた新しい悩みとか本当にすごく大変だったので、もっとお仕事頑張って、お芝居の勉強もまた頑張りたいなと思います」と、さらなる意欲を見せた。

年末には紅白歌合戦という大舞台が控えているが、村川さんは「紅白はもう出させていただけるなら全速力でNHKへ向かうんですけど。呼んでいただくかまだ分からないので、全部のスケジュールはそこら辺開けているんで、ぜひ関係者の皆様、紅白よろしくお願いします!」と、レコード大賞についても「もちろん、同じぐらい開けているので、暇になっちゃうんで年末、家で見る事になるので、ぜひ関係者の皆様よろしくお願いします!」と、関係者への猛アピールで会場を盛り上げた。

最後に、今年1年間応援してくれたファンへのメッセージとして、立花さんは「もうすぐ3周年を迎えるんですけど、ここまで全部が上手く進んできたわけではないんですけど、それでもやっぱり私たちCANDY TUNEを信じてここまで応援してくださったおかげで、『倍倍FIGHT!』がもっともっと有名になってくださって、CANDY TUNEももっともっと有名になれるように、ファンの皆さんもたくさん信じて私たちを信じて、3周年に向けてもこれからもずっと先も一緒に応援してくれて一緒に進んでいけたらなと思っております。今年の年末も皆さんと一緒に過ごせるように私たちも最後まで年末頑張りますのでよろしくお願いします!」と、今後の飛躍を誓った。

東京スカイツリータウンでは、12月25日までの期間、「東京スカイツリータウン®ドリームクリスマス2025」を開催している。クリスマス特別ライティングが開業以来初めて一新し、4階スカイアリーナの壁面にプロジェクションマッピングが登場。全体で約53万球の華やかなイルミネーションが冬の夜を彩る。

また、東京スカイツリー展望デッキと天望回廊では、“空の上のクリスマスパーティー”をテーマとした限定の装飾やフォトスポットを設置。展望ガラスに浮かぶ大迫力のパノラマスクリーンでも限定映像が流れ、さらにロマンチックな夜を演出する。

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