UNIDOL史上最大の接戦 慶應大「さよならモラトリアム」、初優勝を飾る
女子大生によるアイドルコピーダンスの日本一決定戦「UNIDOL 2025 Summer supported by 17LIVE 決勝戦/敗者復活戦」が11日、東京ドームシティホールを改称したKanadevia Hall(カナデビアホール)にて開催され、慶應義塾大学の「さよならモラトリアム」が初優勝を果たした。
UNIDOLは、2012年に初開催され、今年で14年目を迎える。Zepp DiverCity (TOKYO)や中野サンプラザホール、NHKホールといった会場での開催実績を重ね、2024年度の年間総動員数は2.6万人を記録。学生主催イベントとしては日本最大級の規模を誇る。今回も全国5都市で開催された予選大会を勝ち抜いたチームと、当日行われた敗者復活戦を勝ち上がったチームを合わせた計17チームが決勝の舞台に臨んだ。
ステージパフォーマンスは、乃木坂46やAKBグループの振付を手掛けるCRE8BOY氏、ハロー!プロジェクトの振付・指導を担当するみつばちまき氏らが審査員を務め、シークレットゲストとしてメジャーデビューを控える「いぎなり東北産」も出演した。
決勝戦では、上位3チームが総合得点449点で同点に並び、司会者からは「UNIDOL史上かつてないことが起こりました」と驚きの声が上がった。大会規定により、同点の場合は審査員票の得点が高いチームが上位となる特別ルールが適用されたため、審査員順位1位を獲得した「さよならモラトリアム」が優勝した。僅差で審査員順位4位の京都女子大学「Cotton Candy」が準優勝、審査員順位7位の関西学院大学「星空パレット」が第3位となった。
「さよならモラトリアム」のメンバーは、優勝を告げられると「本当に素晴らしい賞をいただけて、本当に本当に嬉しいです。ありがとうございます!」と語った。「予選のときはすごい泣いてしまったんですけど、今はまだ信じられてなくて」と述べ、予選から同じ7人で新体制として挑み、不安な時期も多々あったことを明かした。「何度も壁にぶち当たりながら、仲良く楽しく、でも練習のときはちゃんと厳しく、練習方法もパフォーマンスも“さよモラ”らしかったなと今改めて感じています」と、日々の練習で培ったチームワークと努力について述べた。
そして、「この大きな会場で(優勝を)取ることができて本当にありがとうございます!」とファン、OG、関係者、そして共に戦い抜いたメンバーへの感謝を示した。副賞として、賞金25万円に加え、クリエイトボーイによる振付レッスン権、JOYSOUND出演権、オンライン英会話レッスン1年間受講資格が贈呈された。特にクリエイトボーイによるレッスン権は、今後のダンススキル向上に繋がる機会として、メンバーからの期待が示された。
準優勝となった京都女子大学「Cotton Candy」は、関西予選を1位で通過し、全国優勝への意欲を胸に決勝に臨んでいた。「準優勝、嬉しいです!ありがとうございます!」と喜びを表現しつつも、「(全国1位を)取ることができなかったのはすごく悔しい」と語った。「関西予選を1位で通過してからの2ヶ月間、私たちはずっと全国優勝を狙って、毎日毎日たくさん話し合って練習を積み重ねてきました」と、弛まぬ努力と熱意がうかがえた。そして、「パネルを持って帰ることができて、すごく胸を張って関西に帰ることができます」と、関西での活動を支えてきたファンやOGたちへの感謝を述べ、今後も応援を呼びかけた。
第3位の関西学院大学「星空パレット」は、過去の悔しい経験から試行錯誤を重ね、今回のステージに挑んだことを明かした。活動の原動力は、UNIDOLが好きだという気持ちと、もう一度全国優勝したいという強い思いであったと述べた。応援し支えてくれたファンへの感謝を示し、「皆さんがいないとステージは成り立たなかった」と語った。最後に「私たちはもう一度UNIDOLと向き合い、UNIDOLを盛り上げていけるように精一杯頑張ります」と、次なる目標を誓った。
今大会では、上位3チーム以外にも、各チームの特色を称える特別賞が多数贈呈された。ベストダンス賞には上智大学「SPH mellmuse」が輝き、パフォーマンス力が評価された。ベストドレッサー賞には相模女子大学「monagirls」が、衣装が評価され選出された。ベストムービー賞は早稲田大学「夏目坂46」、ベストエモーショナル賞は立命館アジア太平洋大学「Spring Up」、ベストフェアプレー賞は天使大学「HELLO DOLL.」が受賞した。さらに、ベストルーキー賞には神田外語大学「くいしゅしゅっと♡」が、17LIVE特別賞は「SPH mellmuse」が再び受賞、そしてわたしの推し♡特別賞は筑波大学「Bombs!」に贈られた。
大会の閉幕に際し、シークレットゲストのいぎなり東北産は「本当にみんなすごくキラキラしていて、私たちもアイドルとしてパワーをいただきました」と述べ、出場者の努力と情熱について言及した。「夢さえ見失わなければ、周りから何を言われても、どんなに傷ついても、絶対に無駄になることは一つもない。人生一度きりなので、一緒にありったけ輝いて、アイドルして、楽しい人生にしましょうね」と、女子大生たちにエールを送った。
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