【@ onefiveインタビュー】“日本の”強い女の子の姿を多彩な楽曲で表現したメジャー1stアルバム そこには4人の強い覚悟が…「本気で一緒にもっと上に行きたいと思わせられるようなパフォーマンスをしていきたい」

アイドルユニット/グループ ニュース
@onefive (左から)GUMI、KANO、MOMO、SOYO
@onefive (左から)GUMI、KANO、MOMO、SOYO

4人組ガールズグループ・@onefive (読み:ワンファイブ)が17日、メジャー1stアルバム『Classy Crush』をリリース。日本の強い女の子の姿を描いた多彩な楽曲を体感できるこのアルバムについて、メンバーたちが放課後の部室トークのようにワイワイ楽しく語ってくれた。だが本作には4人の並々ならない強い覚悟がこもっているようだ。

--今回アーティストとしてはGirlsNews初インタビューということで(前回はメインキャストで出演したドラマ 『推しが武道館いってくれたら死ぬ』出演時)、改めて、それぞれのアーティストとしての持ち味を紹介してもらえますか。

MOMO「私は普段@onefiveの曲ではラップパートを担当していて、歌でも今回のアルバムのリード曲『OZGi』(読み:オジギ)などでかっこいいパートを任せてもらっています。でも可愛いパートも得意です! (アルバム収録の)『Mr.Gorgeous』でも……」

--「でも私、ピンクがいいな~」のセリフ、可愛いですよね。

MOMO「この曲では私の可愛さを全面に出してもらっていたり、でも『OZGi』ではカッコ良さを出してもらっていて。どんなタイプの曲でもその中でアクセントになる存在でいたいなと思って。それをいつも心掛けています」

--3人から見たMOMOさんって?

GUMI「私たちの曲って最後のサビの前に決めゼリフみたいなものがある曲もあるのですが、そこは大体MOMOちゃんが言っています。そういうところの表現力、思い切って雰囲気を出せるのは尊敬できるところだなと思います」

SOYO「曲に一気に色が付くというか」

GUMI「確かに!」

SOYO「一つ一つのソロパートやダンスでMOMOちゃんらしさが出ていて、全部に“可愛いけどかっこいい”“可愛いけどオシャレ”とか個性を全面に出せる子だなと思います。

KANO「楽曲の中でMOMOちゃんが歌っているところは、“あっ、MOMOだ!”っていう存在感がすごくあるなと思って、二人で歌っているところもちゃんと個性を出しつつ、そのメンバーの声とマッチしているのがめっちゃいいなと思って尊敬しています」

MOMO「ありがとう!」

--聴く人をキュンキュンさせる、あざと可愛さは相変わらずですね。

MOMO「私自身も可愛いものが好きだし、カッコ良さの中にもどこか可愛さがあるのが@onefiveらしさだと思うので、意識してますっ!」

--そしてメンバーの中で一番喋りが達者、話が上手なのも武器ですね。

GUMI「そう!」

MOMO「任せて!」

SOYO「お喋り屋さん(笑)。小6から見てるけど、そのときからちゃんと喋れる。うちらが『楽しかったぁ』とかしか言えないときから、会話がしっかりしていて。ずっとこんなふうになれたらなと思ってました」

--リリースイベントなどのMCで進行するのは大体MOMOさん?

KANO「そうですね。MOMOちゃんが引っ張ってくれて、うちらもだいぶ喋れるようになったけど、話がうまくまとまらないときにはMOMOちゃんに助けを求めたり……」

SOYO「目で訴える(笑)」

MOMO「締めとか次に行かないといけないときは率先して進めるけど、MCはみんなで話すほうが楽しいし、雰囲気も出るから、なるべくみんなで盛り上がる形にしています」

--基本的にみんなよく喋るからね。あまり喋らない子がいて、“この子にもふってあげなきゃ”という配慮は必要ない。

SOYO「課題なのが、4人で一度に喋ることを……(笑)」

GUMI「うるさい(笑)。みんな喋るのは好きだからね」

--KANOさんの武器はやっぱりキレキレのダンス?

KANO「私はダンスがすごく好きで、振りを入れてもらったときに、自分なりにダンスの解釈をすごくして、振りと向き合うことをしています」

--単に形だけじゃなく、意味合いを考えて。

KANO「はい。なんでこの歌詞でこういう振りがついているんだろう、とか、この振りと振りのあいだの間とか、そういうところは研究します」

--さすが達人です。

MOMO「そう、ダンスは私たちには超えられない。もうついていくだけですね」

SOYO「KANOが先生として私たちに詳しく教えてくれるから、本当にいなくてはならない存在だと思うし、ダンスだけじゃなくて、歌でも高音の音域がすごくキレイで、そういう面でも@onefiveを引っ張ってくれている“オールマイティKANOちゃん”だって思っています」

KANO「ありがとう!」

--いわゆるスキルメン?

MOMO「『Justice Day』(2023年)以降特にかっこいい曲が増えてダンスのレベルも上がっていて、新しいジャンルにもどんどん挑戦していて、そういうときにKANOちゃんが引っ張っていってくれるので、ダンスで魅せたいときもKANOの背中を追って、みんなで頑張っています。歌の面でもKANOちゃんの歌ってまっすぐな印象があるので、KANOみたいな歌い方の人がいるから、私は『じゃあこうしてみよう』とかいろいろできています」

--MOMOさんが実験的なチャレンジができるのも正統派のKANOさんがいるから。

MOMO「性格もまっすぐな感じ。好きなものにもまっすぐだし、お仕事でも今目の前のやらなければならないことにまっすぐです」

SOYO「アニメの主人公みたい。まっすぐ突き進むぜ!みたいな」

GUMI「純粋だからいろいろ教えたくなっちゃう。可愛い! 自分の子どもみたい(笑)」

KANO「ありがとう」

GUMI「まあ、KANOのほうが先に生まれてるんだけど(笑)」

MOMO「反応が可愛いよね」

--GUMIさんから見て、お子ちゃまだと思うことは?

GUMI「まあ、悪く言うとお子ちゃまで、よく言うと天真爛漫。純粋。だから。私が『これはこうなんだよ』と教えたら、『えっ、そうなの!!』って反応してくれるのがすごくいいです」

KANO「いろんなことをメンバーから教えてもらうんですけど、結構知らないことが多いんですね。ただ、私そんなに大きな反応をしてると思ってないんですけど、『反応すごいね』と言われるのが驚きです」

--自分ではそんなに意識しない?

KANO「オーバーじゃないけど、オーバーになってるみたいで」

SOYO「なっちゃう」

GUMI「天然あざとい」

KANO「あざとくないよ!(笑)」

SOYO「天然であざとさが出ちゃってる」

--自分の演出であざとくできるのがMOMOさんで……

MOMO「そう、狙うあざといと、狙ってないあざとい(笑)」

KANO「実におもしろい」

--SOYOさんの武器といえば……。

SOYO「歌でラップを担当させてもらったり、ダンスでも見せ場を任せてもらえたり、自分では表現力に自信があります。“ここが曲の見せ場!”というところでは魅せるし、フリーの部分ではみんなにめっちゃちょっかい出したり、そういう部分で目を惹きつけられるし、あとやっぱりリリースイベントで新規の人を獲得する力が一番あるって思ってます!」

--リリースイベントだとショッピングモールとかフリースペースでファン以外の通行人が目にする機会も多いですからね。そういうときにSOYOさんの必殺テクニックとは?

SOYO「私、狙い撃ち派で、絶対離さないと決めた人は……、」

MOMO「怖い……」

KANO「目力強い」

SOYO「7秒くらい目を見続けたら恋に落ちるみたいな、私はそれをイベントでも実践しています」

--ほかのメンバーの推しの人を自分の推しにすることも? ほかのメンバーのことをずっと見ていても……、

SOYO「その人をずっと見続けて、こっちを見た瞬間にニコッとしてみせたり」

--それで落ちちゃう。3人は気をつけないと脅威ですね。

KANO「そうですね。取られないようにしないと。でも、SOYOにまず新規の人をたくさん連れてきてもらって、イベントを見て良さを知ってもらって、そこから好みのメンバーに行ってもらえれば」

--まずは@onefive自体の初見さんを増やして、

KANO「そこから分配してもらって(笑)」

MOMO「でも@onefiveのファンの“@fifth”って、“この子が一番好きだけどでもみんな好き”っていう人が多いです」

GUMI「ほんとにそうだね」

MOMO「それがうれしいですね」

--グループ自体が好きな、いわゆる箱推しの人が多い印象です。GUMIさんの持ち味は?

GUMI「私はセクシーお姉さんキャラなので……」

--以前は“自称……”って3人からツッコまれていましたが(笑)。

3人(笑)

SOYO「でも頑張っています」

GUMI「グループの中では私はバランサー的な存在なのかなと。3人って個性がすごく強いじゃないですか。結構ライブの間でもテンションが上がっててくると変顔したりするんですけど、私は常に落ち着いているという……」

--テンションが上がっても客観的な目線を忘れない?

GUMI「それが私の持ち味なのかなと思います。でも、たまにちょっとふざけるけど(笑)」

MOMO「GUMIちゃん、ライブのときにアドリブでちょっかい出すと、“えっ!?”という顔をする(笑)」

KANO、SOYO (笑)

GUMI「よく言ったら落ち着いてる。悪く言えばアドリブに弱い(笑)。4人の中でも一見大人っぽくておとなしそうに見られる」

KANO「GUMIちゃんは初見で見た人にとって、ギャップがすごくあるなと思って、見た目はおとなしそうだけど、中身を知ると面白いから。そういうところでギャップにやられちゃうんじゃないかなと思います」

MOMO「GUMIちゃんは曲の中での見せ方も最近大人っぽい感じになっている中で、中身は変わらずおもしろギャルなので(笑)」

GUMI「心はギャルなので(笑)」

SOYO「ライブ中素にかえること多くない?」

GUMI「ああ」

SOYO「“次の曲なんだっけ?”という顔をすることがあって」

KANO「確かに!」

SOYO「“へへへ”って笑い方したり」

KANO「あざとい」

MOMO「メンバーみんなあざとい」

--KANOさんよりも天然あざとい?

KANO「また違うジャンルのあざとさですね。みんなあざといね、ヤバい(笑)」

MOMO「それが@onefiveのポイント」

KANO「確かに確かに」

--GUMIさんは、たとえばMC中、3人が好き好きにしゃべってとっちらかってしまったときに、いったん場を落ち着かせたり?

GUMI「うーん、どうなんだろう……」

MOMO「いや、みんなの話を聞いて笑ってます」

--場をまとめるわけではなく?

MOMO「オーディエンスになって(笑)」

★ 「OZGiダンスが全世界で広まったら楽しいよね」

--そしてメジャー1stアルバム『Classy Crush』がついにリリースされます。リード曲の『OZGi』や衣装が話題になっていますね。

KANO「ラップ調の歌から始まるんですけど、そういうラップ調の部分ってMOMOちゃんかSOYOちゃんがやることが多かったり、歌い出しは最近だとGUMIちゃんが多かったんですね。だから今回歌い出しをいただけて。“あ、こういう系統の曲の歌い出し任せてもらえるんだ”と新しい挑戦になって、わたし的にすごく嬉しかったです!」

MOMO「歌うのが結構難しかったね」

KANO「そうだね。一人一人のソロが長いし、ワザや新しい歌い方に挑戦したなと思うし、表現力もみんなレベルアップしたなと感じた曲です」

GUMI「@onefiveで昨年の今頃からかな、“Japanese Classy Crush”をテーマに掲げて歌ってきているんですけど、『OZGi』で言っていることがみなさんに伝わるんじゃないかなと思います」

--コンセプトがね。

GUMI「よく私たちの曲を聴いて、“K-POPアイドルみたい”と言われることもあるんですけど、でも私たちは“K-POPに寄せている”“アイドルを意識している”とかそういうのじゃなくって、私たちなりに、日本の音楽の良さをアピールしつつ、海外の音楽の要素も取り入れて発信していきたいなと思ってるので、それがすごく表れている一曲じゃないかなと思います」

SOYO「確かに」

--タイトルから、ビジュアルから、ファションから、ポーズから、実にジャパニーズですね。

MOMO「日本の伝統的な感じの音が入ってるし、衣装にもジャパニーズな要素も取り入れているんですけど、意外とそういうことってみんなあんまりやってこなかったんじゃないかなと思って。音楽の系統だって、“K-POPか”って言われがちだけど、この曲を聴いてもらったら全然違うと思うんですよ、私たちは。日本のアイドルとも全然違うから。新しいやり方でやっていきたいという私たちの思いがたくさん出ているのかなと思います。ダンスとかも、こんなのを女の子のグループで踊っちゃうの!?って」

--難易度は高い?

MOMO「めっちゃ高いです」

GUMI「印象として、これはダンスなのか!?という(笑)

KANO「“OZGiダンス”という部分があるんですけど、おじぎを高速でしまくるという振りがあって、キャッチーで、初めて見た方も真似できておもしろいと思うので、みなさんにぜひやってもらいたいです!」

SOYO「途中でちょっとクレイジーというか、ちょっとおかしな人たちに見えるかも(笑)」

--4人だけでなく、リリイベなどでファンの人もみんなでやったらちょっとすごい光景かも。

MOMO「フェスとかで初見の人もみんな真似してくれたらおもしろい(笑)」

GUMI「クレイジー(笑)。でもこのOZGiダンスが全世界で広まったら楽しいよね。みんな真顔でお辞儀している」

SOYO「広めていきたいよね」

--なんか世の中平和になりそうな感じですよね(笑)。一方、早い段階から楽曲やMVなどが公開されていた、準リード曲ともいうべき『Mr.Gorgeous』は可愛さ全開の曲ですね。ポップな恋心を表現しています。

4人「可愛い〜」

SOYO「もう“THE女の子”。ワクワクしている感じで、“好きな男の子に合わせたい”というか“あなた色に染まるわよ”ということを歌っていて。本当に可愛いなと思って。大好きです!」

MOMO「縦動画のミュージックビデオもちょっと新しい」

GUMI「このアルバムの新曲2曲でギャップが見せられるかなって」

--@onefiveの楽曲ってもともと、ガールズライフ的なものや目標に向かって頑張る的な内容のものが目立っていて、あまり恋愛にふったものは多くなかった気がしますが……。

MOMO「結構少しずつ増えてきている」

GUMI「そう、最近恋愛ものが多いよね」

MOMO「『F.A.F.O』から『ショコラブ』『Mr.Gorgeous』と3曲連続でのデジタルリリースとなるんですが、どれも恋愛をテーマにしていて、でもそれぞれ違った恋愛なんですよ。恋人に対してすごく怒ってる曲もあれば、好きな子を誘惑させたいというものだったり、相手に夢中になってたり、いろんな恋心が見せられているのが楽しいです」

--KANOさんは、恋愛の曲の場合はダンスの表現などが変わってきますか?

KANO「私、可愛く踊るとか可愛く歌うというのは恥ずかしくて」

3人爆笑

--KANOさんはかっこいいダンスが持ち味ですからね。

KANO「恥ずかしいんですよ、可愛いのが。それが、この間レッスンのときに可愛く踊ろうとなって」

SOYO「可愛く踊ろうキャンペーン(笑)」

KANO「目標を立てて、可愛らしい恋愛の曲とかは女の子らしく踊れるように頑張ってます」

GUMI「近々のリリースイベントで見れます。KANOが可愛いところ(笑)」

MOMO「注目!」

KANO「やだな。見なくていいよ」

GUMI「見ちゃうよ、見ちゃうよ〜」

--恥ずかしくなっちゃう?

KANO「そうなんですよね」

MOMO「可愛い」

KANO「可愛いというのがちょっと……」

MOMO「でも天然で可愛いが出てるよ」

KANO「無理! でも、もっと可愛らしくできるように頑張ります」

--アルバム新曲は実はもう一曲。

4人「『このままじゃ壊れそう』」

SOYO「だいぶ昔に録った楽曲です」

MOMO「一度ライブで披露したんですけど、しかもライブの一番最後アンコールが終わって何も言わずに披露したので……」

--じゃあ当時のお客さんは曲名とか詳細は一切知らない状態で?

MOMO「曲をやったあと私たちから一切情報を出さずに、秘密で、謎につつまれた曲でした」

--ネットで“あの曲なんだろう?”とか……。

MOMO「そうです、すごくざわつきました」

GUMI「うちらがめっちゃ病んじゃったと思われて、『大丈夫だよって、元気出して』って心配してくれて……」

--何かつらいことがあったのかなと思わせられるような歌詞で、「まだ死ねない」「地獄」とか強いワードも出てきます。

GUMI「私たちの表現力に騙されてくれて嬉しかったです(笑)」

一同笑

MOMO「騙されたなって(笑)」

--聴いてたら何があったのかって憶測しちゃう。

MOMO「だけど活動している中でハッピーなことばかりあるわけじゃないですし、でも私たち今までそういうのを全然出してこなかったんですよ。楽しい!ハッピー!私たちは満足してます!みたいなポジティブな面しか見せてこなかったんですけど、でもなんかそれだけだと@fifthに本当に私たちのことを応援したいという気持ちになってもらえないのかなと、もっと正直になってこそ、チームになれるのかなと思って、こういう曲にも挑戦してみました」

--ということは、歌詞を作るにあたり、メンバーの思いが反映されている?

MOMO「私たちがいろいろ悩んでいたことをもとに、デビュー当時から歌詞を書いてくれていたYURAちゃんが書いてくれました」

--YURAさんは15歳の結成時から、歌詞でずっと4人に寄り添っていてくれた人ですよね。

MOMO「より等身大な思いを知ってくれていたから」

KANO「こういう感情は今でもなったりはするし」

SOYO「全然ある」

KANO「いつ私たちがここからいなくなるかわからないというか……。今回このアルバムにかけてるから、このアルバムでこのままじゃ壊れないように(笑)、もっともっと@fifthのみんなについてきてほしいなと思います」

--このグループは安泰だな、ちょっと目を離しても大丈夫だな、とか思わないように?

SOYO「全然安泰じゃないです」

MOMO「そうです、力を貸して!」

--アルバムにはメジャーリリース後の楽曲が全て収録されていますが、やはり『Justice Day』から作風やパフォーマンスがぐっと変わってきた印象ですね。

GUMI「それはすごくあります。自分たちのキャパ外の曲でそれを頑張って練習して、みたいな感じなので。なんかメジャーデビューしてから特に一曲一曲で私たちも変わった歌い方、表現を見せられているんじゃないかなと思います」

KANO「『Justice Day』からコレオグラファーのKAITAさんという方にやっていただいているんですけど、『Justice Day』からHIP HOP寄りになって、歌もだし、振りもだし、全部一気に変わって、なんか@onefiveの幅が広がった気がします」

--そこでKANOさんの歌唱の幅広さが生かされるのかも。

SOYO「引っ張ってもらって」

GUMI「ダンスもね、私たちも最初なんて“えっ何!?”いう感じだったけど、KANOちゃんがとりあえず吸収してくれて、それで私たちが教えてもらうという感じでした」

--『Justice Day』はファンの人も、初めて見たときは、“こう来るか!”とびっくりしたかも。筆者もTOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)のステージで初めて見て、ちょっと衝撃を受けました。

MOMO「しかもTIFで披露したときは会場がZepp DiverCity (TOKYO)だったんですよ。だから音がボワンボワンと強くて」

--腹に響く重低音で。

GUMI「楽しかったね」

SOYO「ほかのアイドルさんのファンの方もボンボン言いすぎて、えっ!?ってめっちゃ見てたよね(笑)」

MOMO「私たちに関心がなくてスマホとか見てた人も……」

GUMI「腹にくるから見るしかない(笑)。フェスとかで興味なかった人も音がブンブンいってるから見ざるを得ない」

MOMO「『Justice Day』に限らず、うちらの曲にはそういう力があると思ってて、たくさん見てほしいですね。フェスに出たときも初めて見た方から“曲がいい”という声をいただくことが多くて、ほかのみなさんは可愛い曲やポップなパフォーマンスが多いんですけど、@onefiveはそれだけじゃないので、ちょっと“味変”じゃないけど、かっこいいスパイスがほしい人には刺さるんじゃない? ねっ(笑)」

GUMI「@onefiveの曲、このアルバムを聴いてもらったら、本当にいろんな曲があるから似通ってない。いい意味で方向性が一つじゃない。いろんな面が見れるから飽きないんじゃないかと思います」

SOYO「8月からはツアーがあるんですよ。『おもしろいことができたらいいね』と今話しているところです」

MOMO「しかも今回ライブハウスでキャパも小さいところなんですよ。みなさんとの距離感が近いのでたくさん心から盛り上がれる、全身で楽しめる空間にできたらと思います」

SOYO「その人たちが友達や知り合いの人たちに私たちを見せたいと自慢したい、誇りにしたいと思えるようにしなきゃいけないから、私たちも頑張るし、@fifthのみんなも頑張ってたくさん連れてきてもらいたいです」

MOMO「今リリースイベントで、“初めての人を連れてきてくれたらプレゼントを差し上げます”というのをやってるので、そのまま増やしていきたいです」

--SNSとか見てるとたまにちっちゃいお客さんもいたりしますよね。

SOYO「そう!可愛い!」

MOMO「リリースイベントだとショッピングモールでちびっ子も多くて、今のちびっ子ってデジタルネイティブじゃないですか、『YouTube観てね』と言ったら、『いつも観てる』って言ってくれることもあります。お子さんがいる人は一緒に連れてきてもらいたいです」

SOYO「この前4歳の子が来てくれて、お母さんのおなかには新たな命もいて……」

MOMO「『Justice Day』のときのリリイベに妊婦さんだった方が“この間産まれました”って」

--『Justice Day』の腹にくる重低音は果たして妊婦さんにとっていいものなのか?(笑)

KANO「“お腹がめっちゃ動く”って言ってて」

MOMO「ノッてたんだ!」

--いい胎教になるのかも(笑)

--最後に改めて今後への思いを語ってもらえますか。

MOMO「今私たちすごく、これからの@onefiveに希望を持っているんですよ。でももちろん同時にもっと頑張らなければいけないという危機感もすごく感じていて、だからこそもっと@fifthと一緒に、よりチーム感を高めて、みんなの心をもっと熱くさせたいなと思っていて、もっともっと本気で@onefiveとさらに上に行きたいと思わせられるようなパフォーマンスをしていきたい、曲を作っていきたい、そんな思いでいっぱいです。今回私たち『OZGi』にかけまくってる。人生をかけてるんで、この曲に」

KANO「命かけてます」

GUMI「死ねるもんね」

SOYO「ね」

MOMO「『OZGi』、みんなが聴いてくれなかったら死にます(笑)」

KANO「これはふざけ半分本当半分で死にます!!!」

--みんな笑顔で言ってるけど、並々ならない気迫が伝わってきます。

KANO「リリースイベントも続くし、8月にライブハウスツアーも初めてやらせていただくし、これから@onefiveと@fifthの関係性が深まっていくんじゃないかと思うのと同時に、もっと新規の方に@onefiveというものを知ってもらいたい。完成しない、ずっと成長していく@onefiveにしていきたいと思っているので、もっとたくさんの方に@onefiveを知っていただきたいし、私たちに可能性を感じていただきたいなと思います」

--今回のアルバムもかなり完成度が高いですが、でもまだまだ成長途中?

KANO「はい、私たちまだ10代、まだティーンだから、まだ若い子代表として頑張っていきたいなと思います」

SOYO「@onefiveを約5年やってきて、だんだん目標が一つ一つ達成されている中で、これからライブハウスツアーだけど、もっとキャパを大きくしていきたいなと思っていて、具体的にはZeppツアーをしたいし、その最後に武道館でやりたいってみんなで話し合ってて、その夢は絶対実現させたいと思ってるから。これを実現させるためには私たち4人でもっと磨きをかけて、一つ一つの楽曲に思いを込めてみなさんに伝えられるようにしたいし、@fifthのみんなも絶対に新規を持ってくる!ということに頑張ってもらって、倍増キャンペーン、絶対に成功させたいんです! だから、みんな、力を」

4人「貸してください!」

--そこからはSOYOさんが本領発揮で(笑)。

KANO「みなさんの知り合いをとりあえず連れてきていただいたら、SOYOがどうにかする」

MOMO「そう、絶対に好きにさせる!(笑)」

KANO「1回来てくれた人はみんなで虜にさせます(笑)」

GUMI「私たち15歳からやっていて、もう今年で20歳になって、やっぱり楽しくやるのも大事だけど、いつまでもおんなじ感じで続けられるわけじゃないじゃないですか。もしかしたら、もうできなくなるというのもあるかもしれないし、だから@onefive、ここで劇的な進化を見せたい! ファンの人たちにとって、“私たちの可愛い@onefive”というよりも“この子たちと一緒にもっと高いところに行きたい!”と思ってもらえるように、パフォーマンスで示したり、とにかくメンバー、マネージャーさんなどチーム@onefiveもそうだし、@fifthまでもみんなが@onefiveの活動に熱くなれるような、そんな活動を、そんなライブをできたらいいなと思います。まずはこのアルバムのリリースイベントで、私たちの気持ちを見せたいと思うので、@onefiveのことは知ってるけど来たことがないという人も、ちょっとでも気になったら来てほしいなと思います」

4人「来てください!」

KANO「4月17日、タワーレコード渋谷!」

SOYO、GUMI「屋上です!」

MOMO「来てください!」

@onefive メジャー1stアルバム『Classy Crush』
(4月17日発売/エイベックス・トラックス)

日本の強い女の子を描いた楽曲を、Ryosuke “Dr.R” Sakai、☆Taku Takahashi(m-flo)、SUNNYといった気鋭プロデューサーに加え、コレオグラファーにKAITA(Rht.)、Rena(Rht.)などを迎えて作り出してきた彼女たち。「Japanese Classy Crush」を掲げてアルバムのリード曲として制作した新曲『OZGi』を筆頭に、全12曲を収録している。

「@onefive LIVEHOUSE TOUR 2024 “Classy Crush”」は8月17日の福岡からスタート。スケジュール、チケットなどの詳細は下記にて

https://onefive-web.jp/news/detail.php?id=1114982

@onefive(読み:ワンファイブ)
MOMO 2004年12月8日生まれ、東京都出身
KANO 2004年8月28日 生まれ、千葉県出身
SOYO 2004年6月14日 生まれ、大阪府出身
GUMI 2004年9月7日 生まれ、千葉県出身

2019年、メンバー全員が15歳のときに結成。翌年、『まだ見ぬ世界』でCDデビュー。2023年にメジャーデビュー。その他詳細プロフィールは下記にて。リリースイベントの詳細もこちらから。

https://onefive-web.jp

<2024年4月17日発売 メジャー1stアルバム「Classy Crush」>

https://onefive-jp.lnk.to/classycrush_cd

<@onefive「Mr.Gorgeous」**Official Music Video**>

Comments are closed.