AKB48 村山彩希プロデュース新公演開幕「メンバー一人一人が“恋する女の子”を演じるような」

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AKB48 村山彩希がプロデュースする16人体制の新公演が22日、AKB48劇場でスタート。初日開演前には公開ゲネプロと記者会見が行われ、公演出演メンバーたちが登壇した。

今月4日開幕の研究生公演『そこに未来はある』に続き、16人での出演となった本公演。冒頭、新衣装に身をつつんだメンバーたちが登場し、『ロマンス、イラネ』からスタート。中盤のユニットコーナーも含め全17曲を披露した。

メンバーの中でも劇場公演に力を入れていることで知られている村山さん。劇場公演のプロデュースをするのは、2017年の『レッツゴー研究生!』公演以来二度目となる。開幕を前に「前回と違うのは自分もステージに立っているところで、正直どう見えているのかわからないので、初日を終えファンの方にどういう感想をいただけるのかドキドキワクワクですけど、今回ファンの人たちと一緒に公演を作っていきたいという気持ちを込めていろんな工夫をしてみたので、また前回とは違う良さが生まれていたらなと……」と率直な思いを明かした。

公演のテーマは“恋する女の子”。「オープニングでは団体で踊って見せるというより一人一人の個性を恋してる女の子に見立てて、揃えるところは揃えるけど、好きなように“恋する女の子”を演じてほしいと思っています。そしてアンコールではAKB48らしくキラキラした衣装で『AKB参上!』を歌い、“私たちが今のAKBなんだぞ!”というのを見せています」と説明。公演の構成が決まるまでかなりの試行錯誤があったようで、「今のメンバーで見せたいものを、と考えたときにまとまらなくなって、『レッツゴー研究生!』公演の続きを考えようと思って、“あの頃全力だったメンバーがおっきくなった今”を表現しようと思って曲を選びました」と語る。

そのセットリストについて新総監督に決まっている倉野尾成美さんは「彩希さんから、『恋愛ソングをたくさん入れて個性豊かなメンバーを見せていけるような公演にしたい』ということを聞きました。あまりコンサートで披露したことがない曲も入っているので、私たちの公演、私たちの色にしていきたいな、と思っていて、みんなそれぞれ見せ場があって、公演を重ねていくごとに、もっと自分のものにできたらいいなと思いました」と感想を語った。また岩立沙穂さんは「私は『運命の歌』でセンターをいただいて、それはもともと武藤十夢ちゃんがセンターだった曲で、私すごく仲良くしていたメンバーだったのでそのポジションに立てたのがすごく嬉しかった! そういう部分も彩希が考えてくれて、細かいところまで考えて作ってくれたのが伝わるので、そういうところも楽しんでいただけたらいいなと思いますし、嬉しいなと思いました」と喜びを表した。

また本公演の正式タイトルは、村山さんが「ファンの人たちと一緒に公演を作っていきたい」という通り、ファンからの公募で決まることが、この日の公演内で告知された。記者会見では出演メンバーたちが自分なりのタイトルを考えたところ、武藤小麟さんは「あの夢を取り戻せ公演」、山根涼羽さんは「どの女と恋する?公演」、下尾みうさんは「きらめきときめき公演」、そして向井地美音さんは「天使なのか?悪魔なのか?公演」と提案した。

さらに今回の公演の話題の一つで、10曲目が毎回ファンの投票で決定するという試みも。この日は『言い訳 Maybe』が披露された。

【出演メンバー】
岩立沙穂・大盛真歩・小栗有以・倉野尾成美・下尾みう・鈴木くるみ・田口愛佳・千葉恵里・徳永羚海・⻑友彩海・永野芹佳・向井地美音・武藤小麟・村山彩希・山内瑞葵・山根涼羽

(c)AKB48

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