BEYOOOOONDS、主演舞台『ビヨスパイ~消えたアタッシュケース~』開幕 島倉りか「いつものBEYOOOOONDSの1個上を行ったお芝居をしているなと…」

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『演劇女子部「ビヨスパイ~消えたアタッシュケース~」』
『演劇女子部「ビヨスパイ~消えたアタッシュケース~」』

BEYOOOOONDSの主演舞台『演劇女子部「ビヨスパイ~消えたアタッシュケース~」』が10日、東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロで公演初日を迎えた。

本作の舞台は、未来都市日本。国は東京の真ん中から、東と西に別れて対峙していた。“上官”の指令を受ける東日本のスパイ、レン(平井美葉)、マコ(里吉うたの)、ハルカ(江口紗耶)。中佐・アキラ(汐月シュウ)の指令を受ける西日本のスパイ、ミカ(島倉りか)、リョウ(前田こころ)、ユキ(西田汐里)、リサ(高瀬くるみ)は、とある“アタッシュケース”の争奪戦で対立。宝石持ち逃げ窃盗犯のケイ(清野桃々姫)と、その妹であるメグ(小林萌花・1人2役)。マジシャンのMr.ショウ(山崎夢羽)とマネージャーの一条(一岡伶奈)、カフェ店員のナナミ(岡村美波)、ヒカル(小林・1人2役)をも巻き込み、騒動は発展。「今夜7時までにこのアタッシュケースを届けろ!」、スパイたちはミッションを無事にクリアできるのか…。

登場人物たちのコミカルな掛け合いと歌、映像効果による演出、そして、メンバーが入り乱れる“大乱闘”のアクションシーンを展開する本作。ひょんなことから西日本のスパイになってしまった、能天気でほがらかな“元・ウエディングプランナー”のミカを中心に物語は進み、演じる島倉は、場面ごとの表情も豊かに存在感を示す。

宝石持ち逃げ窃盗犯のケイを演じる清野と、その妹であるメグ役の小林は2人のシーンでシリアスな表情を浮かべ、Mr.ショウ役の山崎は、マネージャーの一条を演じる一岡が見守るなか、観客を巻き込んでのマジックもステージ上で披露。マコ役の里吉、ハルカ役の江口ら、東日本のスパイ。ユキ役の西田、リサ役の高瀬ら、西日本のスパイは、カフェを舞台に軽妙に掛け合い、ナナミ役の岡村は、ピンクに染まったステージでキュートなソロ歌唱を繰り広げた。

最後、全員で主題曲「ビヨスパイ~消えたアタッシュケース~」を歌い上げ、カーテンコールへ。初日を無事演じ切った島倉は「いつものBEYOOOOONDSの1個上を行ったお芝居をしているなと思っていて。みんなの力で、みなさんにすごく楽しんでいただける舞台を作ろうと頑張ってきました」と振り返り、「千秋楽まで誰ひとり欠けることなく、無事に完走できるように精一杯頑張りたいと思いますので、ぜひみなさん、応援よろしくお願いします!」と宣言すると、客席では盛大な拍手が起こった。

上演時間1時間50分で、BEYOOOOONDSのメンバーは、ときにコミカルに、ときにシリアスに、多彩な表情を見せた。11月19日までの東京公演、23日から26日までの大阪・サンケイホールブリーゼでの公演を経て、グループのさらなる表現の広がりが期待される。

なお、公演前には島倉と平井がみどころや意気込みをコメント。全文は、以下のとおり。

島倉「今回の舞台は壁を隔てて東西に分断されてしまったパラレルワールドの日本。様々な立場の個性溢れるキャラクターたちが登場し、アタッシュケースを巡る戦いが繰り広げられます。それぞれの抱える『本当に大切なもの』とはなにか。観てくれる皆さんにとっての『大切ななにか』もこの物語を通して見つけていただけたら嬉しいです! 私たちの持つパワーを全てぶつけて、千秋楽まで頑張ります!」
 
平井「BEYOOOOONDSの主演舞台では初挑戦となる『アクション』は、シーン自体がとてもボリューミーで、今回の大きな見どころのひとつです。アクションシーンのなかで繰り広げられるアタッシュケースの争奪戦や華やかなマジックで、アトラクションのようなワクワク感を楽しんでいただけると思います!東京と大阪で上演される『ビヨスパイ〜消えたアタッシュケース〜』。千秋楽まで1人でも沢山の方に満足していただける舞台を届けられるよう皆で頑張って参ります!」

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