高嶺のなでしこ、酪農応援アンバサダーに就任「実際に体験してみて酪農の難しさや大変さを知りました」

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アイドルグループ「高嶺のなでしこ」が、酪農応援プロジェクトの「酪農応援アンバサダー」に就任。世界食料デーの10月16日に、命の尊さや酪農家への感謝と応援の気持ちを歌った楽曲『いつか私がママになったら』と、その楽曲を活用した動画を公開した。

酪農応援アンバサダーは、飼料価格の高騰など厳しい環境に直面している酪農家の現状や、安全・安心でおいしい牛乳の魅力を広く世に伝えていく。今回の楽曲と動画は、「世界食料デー」をきっかけに、「いただく命への感謝の気持ち」や「その命を育む生産者への応援の気持ち」を、改めて世界の生活者とシェアすることを目的としている。

「酪農家メッセージ動画」で使用された楽曲『いつか私がママになったら』は、昨年『可愛くてごめん』がYouTubeやTikTokで大ヒットしたクリエイターユニット「HoneyWorks(ハニーワークス)」が作詞・作曲を手掛けた。動画では、酪農家から生活者へ向けたメッセージを楽曲にのせて発信する。

さらに、「酪農家体験動画」では、メンバー3人(春野莉々さん・松本ももなさん・籾山ひめりさん)が生乳生産現場を訪問を訪問し、早朝から始まる業務を手伝いながら、乳牛の世話や生乳生産の手順、そして酪農の現状について学んだ。

観光客向けではない牧場を初めて訪れた3人は、見るもの触るもの全てが新鮮な様子。早い時間から当たり前のように働いている酪農家の仕事に3人は驚きの表情だ。

まずは牛舎の掃除からスタートしたが、フンを片付けるスクレーパーの扱いを覚えるのも大変。籾山さんは「フンの状態で牛の健康が分かる」という熊澤さんの話にうなずきながら感心していた。

生まれて間もない子牛の哺乳は、楽しそうに見えるが実は重労働。子牛の扱いに慣れた熊澤家の長女を「師匠」と呼び教えを請いた。値段が高騰している飼料や牧草を、成長した牛に与える作業では「高いから味わって食べてね(笑)」と思わず籾山さんから本音が漏れた。

大人の牛への餌やりでは、飼料価格が急激に高騰していることなど、経営を圧迫し牛乳や乳製品の価格が高くなっている理由について話を聞いた。「みなさんが1杯でも多く牛乳を飲んでいただければ酪農家は助かる」という牧場主・熊澤正敏さんの言葉に奮起した3人は、テレビでしか見たことがない搾乳に挑戦。事前の消毒や衛生に配慮した「前搾り」があることも学んだ。春野さんはトップバッターながらも搾り出しに成功。松本さんは乳が出ないことに「あれ?」と苦戦しながらも、熊澤さんにコツを教わりながら終えることができた。

ブラッシングは、牛とスキンシップを図りながらストレスを解消してあげる大切な作業。「手つきがいいね」と熊澤さんに褒められ、松本さんは上機嫌。最後は新鮮な牛乳で乾杯し、そのおいしさに笑顔を見せた。熊澤さんの奥さんお手製の牛乳寒天もごちそうになり、撮影後にはレシピも教えてもらっていた。

なお、楽曲『いつか私がママになったら』は、中央酪農会議が開催する「第14回 ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」の会場で、10月26日に「高嶺のなでしこ」が生活者・生産者向けのライブパフォーマンスを披露する。

<「高嶺のなでしこ」キャプテン籾山ひめりコメント>
この度、高嶺のなでしこが「酪農応援アンバサダー」に就任させていただきました!
今回、酪農体験をさせていただき、普段どんなお仕事をされているのか間近でみて体験することができました!
普段何気なく飲んでいる牛乳でしたが、実際に体験してみて酪農の難しさや大変さを知りました。
また、美味しい牛乳を届けたいという酪農家さんの強い思いを感じました!
酪農応援アンバサダーとして歌や動画など私たちが出来ることで、情報や魅力を発信していきたいです!
そして、全国の酪農家の皆さん、牛さんへの『ありがとう』の気持ちをみなさんとシェア出来たらと思っています!

酪農家メッセージ動画 https://youtu.be/IcnEOGUTv7I
酪農体験動画 https://youtu.be/RbrtKRtNMpY

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