東京女子流 中江友梨「今までで一番刺激的!」“やってみたかったこと全部やった”生誕ライブ クライマックスではまさかの“ご本人登場”も!?

アイドルユニット/グループ ニュース

4人組ガールズグループ・東京女子流が25日ワンマンライブシリーズの「EPISODE-95 “It’s Showtime! Yuri’s 26th Birthday Live!!”」を東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURにて開催した。28日で26歳になった中江さん、その直前に行われた生誕ライブ。本編ノンストップで多彩な楽曲を披露、中江さんが“やりたいこと”をたっぷり詰め込んだという、笑顔あふれる公演となった。

メンバーの山邊未夢さん、その妹でAKB48の山邊歩夢さんの姉妹ライブ初共演で盛り上がった昼公演に続いて行われた本公演。冒頭のナレーションでは、人気アニメ『名探偵コナン』のオープニングのメロディに乗せ、「今日のライブはやってみたかったことを全部やるつもりだ。常識破りのはちゃめちゃアイドル、推しは友梨ちゃん、いつも一人!」と、例の口上のパロディで挨拶、場内の笑いを誘った。

そして『孤独の果て〜月が泣いている』のイントロが流れる中、ステージにはコート姿の庄司芽生さん、山邊未夢さん、新井ひとみさんの3人が登場。レストランを思わせる椅子に腰掛けメニューを見ている。そこに「お待たせしました!」の声とともに、ウェイトレスの中江さんが登場。お盆片手に同曲を歌い始める。

続いて、イスを使った、4人のセクシーなパフォーマンスでお馴染みの『月とサヨウナラ』。そして年上男性を相手にちょっと背伸びした歌詞が聴きどころの『雨と雫』をスタイリッシュなパフォーマンスで魅せ、序盤は、幅広いレパートリーを持つ女子流の中でも、大人っぽさを見せる楽曲でスタートした。

その流れの中、『眩暈』をこの日は山邊さん、新井さんの二人で披露したあと、衣装チェンジした中江さん一人で登場、一転、あたたかい雰囲気の『YOU & I FOREVER (YUSUKE from BLU-SWING mix)』をペンライトを手にソロで歌唱した。

そして中江さんの手作りというハンドルを手に、サングラスをかけた4人が楽しそうに盛り上がっているシチュエーションが。これはドライブか!? その楽しい空気の中、楽しい雰囲気の楽曲『フライデーナイト』を。

中江さんは「みんなでドライブに行きたいという夢もあるんですね。お誕生日だし、それをステージ上で叶えられないかなと思って。女子流メンバーでドライブしたらこんな感じというのを観てもらいたいなと思って……」、このドライブふうパフォーマンスとなった。

続いて最新アルバムの代表曲『コーナーカット・メモリーズ』を安定のカッコ良さで魅せたあとは、一転女子流曲の中でも特に弾けた『Reborn』。オープニングや間奏で入る“女子流コール”は、「な・か・え・ちゃん ウララ……」とバースデーバージョンで場内は大きな盛り上がりとなった。

続く『僕は嘘つき』では、犬(おもちゃ)の散歩をしながら(一人はハリネズミ?)歌う4人。中江さんによると「メンバーみんなのプライベートの姿、普通に街を歩いている様子をどうやったら出せるかなと思って、それでワンちゃんを散歩させようと思って。みんなワンちゃん飼っているし、ハリネズミもいたり(笑)。そんな姿を私も個人的に見たいし、みんなにも見てほしいなと思って……」とのことだった。

そして中江さん作詞曲の『たぶん、ずっと好き』。恋愛ソングで可愛いアクセントをつけた。ここまでノンストップで楽曲を届けてきて、ラストはバラード曲『Say long goodbye』。中江さんがソロで言葉の一つ一つを大切そうに、心を込めて歌う姿が印象的だった。ワンコーラスを終え、二番も歌おうかというところで、舞台の袖から新井ひとみさんが登場。驚きの表情の中江さん! その後二人も登場し、最後は4人で歌うことに。これは中江さんへの3人のサプライズか!?と思いきや、実は……。これこそ中江さんが生誕ライブで「どうしてもやりたかったこと」だという。

そして、このバラードの名曲を歌い上げ、ノンストップのステージを終えた4人に大きなアンコールの歓声が。

ステージに改めて登場したメンバーたち、中江さんは「まず最初に“ありがとう”という気持ちを伝えさせていただきたいと思います。今日はこんなに私がやりたいこと全部詰め込ませていただき、それにいっぱいいっぱい協力して付き合ってくれたメンバー、そしてその願いの形を観に来てくださったみなさま、心からありがとうございます」と感謝の思いをいっぱいに伝えた。

「まさかの(楽曲)ノンストップでここまでお届けしてきて、登場からやりたいこと全部やってきた感じしませんでしたか、みなさん! 構成を考えているときも一人でクスクス笑いながら、“これ、どこまでメンバーが付き合ってくれるんだろう”“みなさんはどれだけ許してくれるだろう”と思っていました。メンバーも楽しんでやってくれたし、私の“好き”“やりたいこと”を詰め込んだんですけど……」と満足そうに語り、冒頭からの“やりたかったこと”紹介をしていった。

特にやりたかったこととして「全体的に東京女子流の楽曲をたくさん歌いたいと思ったし、いつもと違うパフォーマンス、演出に変えたいなという気持ちが強かった」とのこと。その言葉通り、振り付けや歌詞、歌唱メンバーの編成など、オリジナルとは違う趣向が随所で見られた。

そして、本編ラストの曲『Say long goodbye』での“演出(!?)”については、「どうしても“ご本人登場”をやりたかったんですよ! リハのときには出てくるときみんな笑っちゃってて……」とその説明を。よく歌マネ番組などで、1コーラス歌ったあとに、マネされた本人がサプライズ登場→驚きながら一緒に歌うというアレだ。メンバー登場のときの驚きの芝居といい、サプライズ感をうまく出し、「まさかこの場でできるとは思ってなかったもん」「私も」と、盛り上がるメンバーたちだった。

そして「最後会場みんな一つになって歌えたらいいなと思って……」と『ゆうやけハナビ』を歌唱、ハッピーなムードいっぱいの中でライブの幕をおろした。

最後に中江さんは「26歳になる直前にこうして生誕ライブをやらせていただいて……。毎年誕生日をお祝いしてくださるみなさんがいて、そんな中で生誕ライブをできて、ドキドキワクワク緊張が入り混じっていて毎年刺激的な誕生日で楽しいなと思っているんですけど、今年は今までで一番刺激的だったというか……。“あれもやりたい、これもやりたい、どれやろう”じゃなくて、“全部やろう!”と、やりたいことを勇気出して言ってよかったなって思いました。毎年毎年やりたいことをレベルアップして、はちゃめちゃできたらいいなと思っていますので、これからもそんな中江ちゃんを、東京女子流を見てもらえたら嬉しいなと思います! 本当にこの日を一緒に過ごしてくれて、ありがとうございました!」と元気に挨拶すると、場内は大きな歓声につつまれた。中江さんとメンバー3人は「楽しかったー!」と笑顔でステージをあとにした。

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