LinQ、新木さくらの東京ラスト、卒業公演が開催「東京は“アイドル 新木さくら”を成長させてくれた場所」

九州発のアイドルグループ・LinQの中心メンバー・新木さくらさんの卒業公演「ARAKI SAKURA Graduation tour〜『Dear you,』 」の東京公演が14日、新宿 ReNY で開催。自身がプロデュースしたという公演内容で東京のファンに最後の歌とダンスを届けたほか、約9年間のアイドル活動を通しての東京への思いを語った。

新木さんは2012年、妹とともにLinQのオーディションに参加し、合格。加入当初から人気メンバーとなり、フロントメンバーとして歌う機会も多く、歌手活動以外にも、ソロで写真集を出したり、2016年に公開されたLinQとして主演した映画『みんな好いとうと♪』では主人公役を演じた。2017年のグループ再編成“IQプロジェクト”以降は、センターポジションを担うことになり、初期メンバーたちとともにグループを牽引してきた。

今回の卒業公演は全国4ヵ所5公演のツアーとなっている。セットリストは全てさくらさん自身が考えプロデュースしたとのこと。これまで福岡、大阪、名古屋で開催されてきたが、セットリストも衣装もそれぞれ別々のものとなっている。

そんな中、さくらさんにとって東京ラストの公演は1曲目『RI・RI・RI』からスタート。メンバーたち自身もレアだと語る同曲、そのパンツスタイルの衣装に身をつつみハードなダンスとボーカルで魅せた。6人時代の2020年にリリースされた楽曲で、当時在籍していた吉川千愛さんのポジションや衣装は大空莉子さんが担当し6人で披露した。そしてメンバー全員登場で、定番のライブ盛り上がり曲の『ウェッサイ‼ ガッサイ‼』。場内は一気にヒートアップした。

「私自身ラストの東京公演になりますし、この8人としてもラストの東京公演となりますので、最後の最後まで楽しんでいってもらえればと思います」と、さくらさんが挨拶したあとは、『シアワセのエナジー』『Fighting Girl』など懐かしめの楽曲が続き、特に古くからのファンを喜ばせた。

MCコーナーでは、メンバーそれぞれが、“さくらさんと思い出の一枚”の写真を披露し、それにまつわるエピソードを紹介していった。

その後自身の東京での思い出を語るさくらさん。初めての東京でのライブ、品川ステラボール公演のときのこと、「一番最初にステージに出たとき、人多すぎて怖くて……。オタクみなさんが怖かったです(笑)、まだ16歳の私にとって。怖いところにやってきたなと(笑)。それから東京の選抜メンバーに選ばれることも多くなって、東京に行くことが増えて、東京で成長できたことも多くて、東京は“アイドル 新木さくら”を成長させてくれた場所だなと思っています。LinQは九州を拠点に活動しているアイドルグループですが、私の中で特に思い出があって楽しかったなという思いが強いのは東京のライブで、毎回毎回東京のライブが終わったら、本当に楽しかったなと思ったり、LinQメンバーも東京でのライブが好きでした。関東のファンはノリがよくて、ものすごくやりがいがありました」と楽しそうに振り返った。

中盤は、さくらさんのソロステージ。彼女の今の思いを表したようなソロ曲『さくらとずっと』を、大切な宝物を抱きしめるように歌った。そして人気曲『WavyHug』をソロアレンジで披露。その後、メンバーたちが登場し、バラード曲『あの街の空』をしっとりと聴かせた。この曲は、さくらさんが初めてLinQのライブを観たときに聴いて感動したという思い入れの深い1曲。歌詞をかみしめるように歌う、さくらさんはじめとするメンバーたちだった。

終盤戦、『FUKUOKA。〜福を可するのだ♪〜』の各メンバーカラーの鮮やかな衣装に身をつつんだメンバーたちは、『進め!少年少女』『ONE FOR ALL FOR ONE』を力強く届け、本編を終えた。

最後にさくらさんは、意表をついたような『RI・RI・RI』について、ファンからの要望が多く東京の1曲目は『RI・RI・RI』にしようと早い段階から決めていたこと、そしてカッコいい曲や盛り上がれる曲が目立ったことにも触れ、声出しの応援やジャンプ行為などが禁止されていた中で「ジャンプできんでゴメンね」とファンに語りかけた。

アンコールは思い出の東京でこの8人でのステージをまだまだ終わりたくないとばかりに、前向きで勢いたっぷりのステージに。『もっともっといつかきっと』を元気いっぱいに披露したあと、大ラスは『HANABI』で華やかにエモーショナルに、新木さくら最後の東京のステージは幕をおろした。

「東京の思い出の最高の締めくくりになりました」と満足そうに語り、これからのLinQへの応援も東京のファンにアピールし、さくらさんはステージをあとにした。

この日は昔のファンで、久しぶりに公演を観にきたファンも目立ったようで、さくらさんはこの日のtwitterで「もう来なくなっても、こうやって最後会いに来てくれるんだなってめちゃくちゃ嬉しかった。本当にありがとうって言いたい!」と感激を表していた。

なお「ARAKI SAKURA Graduation tour〜『Dear you,』 」の最終福岡公演は8月20日(土)福岡 UNITED LABで開催。

LinQの動画を観る