小桃音まいさんが主催するアイドルイベント「コトネの日」が5月10日に開催され、ニューフェイスからベテランまで、ソロ含む15組のアイドルが中野サンプラザのステージを飾った。

“まいにゃ”の愛称で親しまれる小桃音まいさんは、2009年から10年間のアイドル活動を経て、現在は「momograci」のプロデューサーや、ラジオのレギュラー番組で活躍する自称“すこやかニート”。

“小桃音”の名前にちなんで開催されている「コトネの日」は、まいにゃ自身が呼んでみたいアイドルを召喚する恒例のイベント。アイドルオタクでもある、まいにゃのセレクトは毎回アイドルファンからの注目が集まっている。

この日、イベントのトップバッターを飾ったのは「バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI」。平日の早い時間ということもあって、まったりとしていた客席を軽妙なトークで焚き付け、賑やかな楽曲で会場を盛り上げた。

2019年デビューの「アンスリューム」、7月より放送開始のアニメ『東京ミュウミュウにゅ~』の声優ユニット「Smewthie(スミュウジー)」と、フレッシュな顔ぶれに続き、元アンジュルムの室田瑞希さんが登場。室田さんはキレのあるダンスで観客の目を奪い、実力を見せつけてステージを終えると、「久しぶりで緊張するかと思ったけど、ハロプロで何度も立ったサンプラザのステージなので、“ただいま”って感じで安心してやれました」とほっとした表情を見せた。

今年から4人体制となった「わーすた」は、これぞ王道アイドルというパフォーマンスで観客の心を掴み、会場の一体感をさらに引き上げた。昨年に引き続き2回めの出演となる「きゅるりんってしてみて」は、開始早々に「来年も呼んでほしい!」と声を上げ、喜びと感謝があふれる笑顔を輝かせた。

元アンジュルム・中西香菜さんが率いる「Youplus」は、元乃木坂46・川後陽菜さん、元モーニング娘。・尾形春水さん、元フェアリーズ・林田真尋さんのメンバーから成る4人組ガールズグループ。生バンドの演奏も相まって、会場の雰囲気がガラッと変わるほど、溢れるオーラで会場を包み込んだ。出番後のトークでは、まいにゃが「私も生バンドでやりたかったのに、スタッフさんに断られました」と羨ましがると、中西さんが「カスタネットを使ったら?」と提案。先日の「BEYOOOOONDS」武道館コンサートの話題を思い出したまいにゃが「売り切れ続出の!?」と返すと、客席のハロプロファンから笑い声が上がった。

大人数グループの「アイドルカレッジ」、「momograci」では、まいにゃもコラボで参加。アイドルカレッジの『いちごパフェ』に参加したまいにゃは、「制服っぽい衣装を着ることはもうないと思ってたので、これが最後かも」と照れつつも可愛らしさ全開でパフォーマンス。「momograci」のメンバーたちは、グループのプロデューサーでもあるまいにゃとの共演を喜びつつ、この夏の TOKYO IDOL FESTIVAL に出場が決まったことを報告し、「まいにゃさんも一緒に!」と呼びかけた。

イベントも後半に差し掛かり、全国ワンマンライブツアーを展開している「豆柴の大群」と「ナナランド」の勢いのあるグループに続いて、ハロプロの新鋭ユニット「OCHA NORMA」が登場すると、客席のボルテージも最高潮に達した。まいにゃが「みんな可愛くて推しが選べない」という話を聞き、メンバーたちは競って可愛さをアピール。まいにゃは「全員合格!」とメロメロになりながらも、田代すみれさんの名を挙げ、「透明感がある」と太鼓判を押した。

久しぶりのコトネの日出演となった「神宿」は、2015年の出演を懐かしがりつつ、新体制となった現在の魅力を発揮。グループの成長ぶりをアピールした。

いよいよ終盤。まいにゃのソロステージでは、久しぶりの“民族大移動”で、客席を右へ左へとファンが行進した。ブランクを感じさせないパフォーマンスに、旧知のファンはもちろん、初めて観る観客もにこやかにステージを楽しんでいた。

グループとしてトリを飾ったのは、WACK所属のユニット「EMPiRE」。王道アイドルの可愛さとは一線を画すカッコいいパフォーマンスで客席を熱い渦に巻き込んだ。

エンディングコラボは、まいにゃの定番ソング『Dreamscape☆』を室田瑞希さん、中西香菜さん、林田真尋さん、櫻井優衣さんらで熱唱。室田さんは「元メンバー同士で一緒に歌う機会なんて滅多にないです」と喜び、まいにゃも夢の共演に胸を熱くした様子。ステージを去り際には目に涙を浮かべるほど感極まっていた。