大学卒業を控えた山木梨沙の卒論のテーマは… 「カレッジ・コスモス」が2ndシングル発売記念イベント開催
現役女子大生による知性派アイドルグループ「カレッジ・コスモス」が9日、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージにて、 2ndシングル『幸せのありかはどちらですか/わたし革命』の発売記念ミニライブ&握手会を開催。今回のシングルはオリコンデイリーランキングで9位を獲得。前作の10位よりワンランクアップということで、メンバーの山木梨沙さんは「ラグビー日本代表の勢いに負けないくらいの勢いで、これからも成長していけたら」と意欲を見せた。
新曲の『幸せのありかはどちらですか』は将来の夢を歌ったミディアムナンバー、『わたし革命』は自分の意思をちゃんと発信できる人になりたいとのメッセージを込めたアップテンポナンバー。2曲ともに大学生目線で歌った等身大の楽曲となっている。
この日、ミニライブの前には取材会を実施。グループ結成から1年が経過して、今の思いを秋月香七さん(慶應義塾大学3年)は「あっという間の一年間でした。実感はわいてないんですけど、実際にレッスンを通してみんながダンスを覚えるのがどんどん早くなっていく姿を見ていて、『ああ、一年経ったんだな』って感じました」としみじみと語った。
松井まりさん(中央大学4年)は自身のダンスの成長を感じるとともに「メンバーがみんな、ステージに立ったとき、イキイキと踊れるようになったのは成長だと思います」と語った。
山木梨沙さん(慶應義塾大学4年)は「私はアイドル活動をすでに5年やっているということで、レッスン中のメンバーからの視線がとても熱いんですよ。レッスン中私を見て覚えようとか、何かを学び取ろうと思ってくれているのがひしひしと伝わってえきて、それはすごく嬉しいんですけど、逆に私が何かミスをしたら全員がクスっとなってしてしまって、なので今まで以上に絶対にレッスンでは間違えてはいけないなという責任感がわいてきて、そのおかげで私自身もこの一年で成長できたと思います」と思いを明かした。
山木さんと松井さんは現在大学4年生だが、卒業後の目標について「芸能活動を続けていければ」という松井さん。山木さんは「さらに人間力を磨いていきたい。これまでの活動を通して、まだまだ自分に足りないものがあるなと毎日実感しているので、卒業してメンバーと離れ離れになっても、胸を張って『今も頑張ってるよ』と言えるような人間に育っていきたいなというのが今の目標です」と力強く語った。カレッジ・コスモスは基本的には大学を卒業するとグループも卒業することになるが、今のところ、4年生メンバーのグループ卒業の具体的なことは決まっていないとのこと。
山木さんは現在卒論執筆の真っ最中だというが、そのテーマは「組織市民行動というジャンルです」と明かした。「どんな組織であっても思いやりをもって行動しないと、組織というものはうまくいかないんだよということで、私も芸能活動を通して、組織に属する人間として、いろいろ調べてみたいなと思ったのがきっかけです。締め切りがやばいんです。頑張ります」と苦笑いした。
その後のミニライブでは、まずニューシングルから『わたし革命』を元気にパフォーマンス。そしてデビューシングルより『言葉の水を濾過したい』『記号なんかじゃない私たちは』を立て続けに披露。ファンにはおなじみの曲で場内は一気にヒートアップした。そして『幸せのありかはどちらですか』でミニライブを締めくくった。
ライブの終わりに松井さんが「みなさんとメンバーが一体になったミニライブだなと実感しました」と語ると、山木さんは「ラクーアガーデンステージは1stシングルのときもリリースイベントをさせていただいた場所で、そのときよりもさらに多くの方に見ていただけているのがすごく嬉しかった。ファーストシングルはこれからに向けて頑張ろうという気持ちでいっぱいだったんですけど、セカンドシングルではそれプラスさらに多くの方に見てもらえるようにレベルアップしていこうという気持ちがメンバー全員大きかったので、そんな姿を見て、これからも応援していただければなと思います」と語りかけた。
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