【X21インタビュー 1】新曲『デスティニー』を発売「運命は自分で切り拓いていくものなんだなと」
「全日本国民的美少女コンテスト」出身のアイドルグループ・X21が19日、新曲で12thシングルとなる『デスティニー』をリリースする。今回メンバーの小澤奈々花さん、井頭愛海さん、末永真唯さん、尾碕真花さんの4人にインタビュー。その一回目では、新曲についての話のほか、これまでのシングル曲やデビューからの歩みについてまで話が広がりました。
--新曲『デスティニー』はポジティブで明るい曲になっていますね。
末永真唯「すごく前向きな歌詞で、これから先に進んでいこうということを私たち自身が歌っていて、聴いた方にも『もう一息頑張ってみようかな』と思ってもらえるような曲になっています。いい意味で『これが運命なんだな』と思ってもらえればいいなと思います」
小澤奈々花「この曲を聴いて、運命は自分で切り拓いていくものなんだなと感じました。元から決まっていると考える人もいるかもしれないけど、歌詞を読むと、願うことで運命は変わってくるし、自分が今やっていることは理想とは違うかもしれないけど、それをやり抜くことでまた違う運命を切り拓いていくんだぞと、そういう気持ちにさせてもらえました」
尾碕真花「(前作シングルの)『Friday Night Party』も明るかったけど、ただただ明るい曲というよりは、今回はメッセージ性が強い曲で、自分も聴いたり踊ったりして、歌詞がよく入ってくるし、『前に向かって進んでいこう』という意志が見える曲です」
井頭愛海「この曲は『あきらめない』ということがテーマになっていて、聴いたときに今の自分に当てはまると思える部分もありました。心に響く歌詞で、この曲を聴いて考え方が変わるというか、こういう考え方もあるんだなと。希望を持って、目標を掲げてやったほうがいいというメッセージがあると思います」
--井頭さんは今17歳でしたっけ?
井頭「はい。人生の分岐点にいるなと感じます。これからどういう運命が待っているのか、そんななかでどう進んでいくべきか、というところで」
--メンバーの中でも特にこの歌詞が響く年頃なのかもしれませんね。ところで、井頭さんは先日『ワイドナショー』(フジテレビ系)に“ワイドナ女子高生”として出演していましたね。
井頭「もう、すごく緊張しました! 最初はガチガチだったんですけど、司会の東野(幸治)さんがすごく優しくて、助けられました」
--大阪出身の井頭さんですが、関西弁のタレントさんと共演すると関西弁になりがち?
井頭「そうですね。でも普段X21のときからわりかし関西弁です。中学生の頃は頑張って標準語を使っていたんですけど、スタッフさんから関西弁のキャラでいいんじゃないと言われて」
--メンバーの人数が多いし、そのほうが個性が際立つのかもしれません。話は新曲に戻って、今回のシングルはメンバーの川口ゆりなさんが撮影したメンバーごとの“特典ジャケット”(初回限定生産盤Bに封入)も話題です。
井頭「メンバーに撮ってもらうというのは初めてで新鮮でした。いつものジャケット写真はきっちりとしたセットで撮るので緊張感があるんですけど、今回は素の部分が出せたので、自然の笑顔が出ていてみんな可愛いんですよ。普段のジャケット写真も可愛いけど、私服だし個性も出ていて……」
小澤「なんだかオフショット感がすごい、日常感が出ています!」
--そんな小澤さんは特に誰の写真がお気に入り?
小澤「みんな可愛いかったんですけど、特にいっちゃん(尾?)が可愛かった!」
井頭「松田莉奈ちゃん推しなんですよ」
小澤「りっちゃんじゃなくて、いっちゃん!」
井頭「あ、やばい(笑)」
--そう言われて尾?さん、どう?
尾碕「嬉しいです。メンバーに撮ってもらったから、日常の一部分を切り取った感じだし、しかも遊びに行ってかき氷食べたあととかに撮ってもらったものなので」。
--そんなカジュアルな状況での撮影だったんですね(笑)。
末永「いい意味で緊張していないのがいい。全員での写真だとどれが使われるかわからないから“安パイ”な表情をしがちなんですけど……」
--それぞれ、この角度や表情だと失敗ないというキメの表情ですね。
末永「でも今回は一人だし、メンバーが撮ってくれたから、もうちょっとこうしてほしいというのも言いやすかったし」
--『デスティニー』は8月の定期ライブで初披露されましたが、そのときの反響はいかがでしたか?
井頭「曲の中でパンチする振り付けがあるんですけど、最初に披露したときからお客さんがすぐにマネしてくれて、2回目に披露したときにはやってくれる人もさらに増えて、一体感があってうれしかったです」
尾碕「自分たちが思っていたよりもずっといい反応してくれて嬉しかったです。最初反応が不安で、『またこういう王道な曲できたのか』と思われるかなと思ったんですけど、逆に『王道の曲をやってくれるのがうれしかった』『振りが覚えやすくてよかった』とか、いい反応を聞けてよかったです」
--逆に王道じゃない曲って?
井頭「『現ツラ』(『現実から逃げるから現実がツラいんだ』2017年)とか」
--メッセージ性が強い曲でしたね。曲調もかなり強い感じで。
末永「前作の『Friday Night Party』では急にぶっ飛んだ感じになったり」
--前回が弾けた曲だから、揺り戻しじゃないけど、こういう王道曲がよかったのかも。王道曲というとデビューシングルの『明日への卒業』とか?
小澤「『恋する夏!』(2014年)のような王道アイドルソングだったり」
末永「『ハッピーアプリ』(2014年)もキャッチーだし、『YOU-KIのパレード』(2015年)も。『マジカル☆キス』(2015年)もアニメソングで可愛いし」
--“変化球”といえば『現ツラ』のほかには?
末永「小室哲哉さんに作曲していただいた『約束の丘』(2016年)とか」
--逆に小室さんにとっては王道曲ですよね(笑)。ひと聴きで小室さんの曲ってわかるような。でもよく考えたら、小室さんの音楽プロデューサーとしての最盛期である1995年~1997年頃って、この4人はまだ誰も生まれていないんですよね。
末永「そうです」
小澤「ここ二人(井頭、尾?)は2000年代の生まれですから」
--じゃあ、上戸彩さんが入賞した美少女コンテストの第7回大会(1997年)のときにはまだ誰も生まれてない!
一同「はい」
--美少女コンテストに歴史ありですね。でもみなさん、美少女コンテスト出身ということで、そもそもアイドルグループをやりたくてこの世界を目指したわけではないですよね。だいたい女優志望かモデル志望で。
一同「そうですね」
--音楽部門賞の人はいるんですか?
末永「はい」
--コンテストを受けたときに、歌手も選択肢にあった?
末永「いえ、むしろ歌が下手だと思ったので、音楽部門賞をもらったときにどういう基準なんだろう?と不思議でした(笑)」
--コンテストを受ける段階では、みんな比較的歌にはそこまで力は入れてないような。
尾碕「私も含めて13回大会の出身者はみんな歌が下手でしたね(笑)」
--でも、技術的に上手くなくても、お腹から声を出して発声がきちんとしている人が音楽部門賞に選ばれるような気がします。
末永「私は絢香さんの『I Believe』を歌ったんですけど、わりと声が出しやすかったかなと思います」
井頭「聴いていて安定感がありました。きちんと歌っているという感じで。私も一生懸命練習はして行ったんですけど……」
末永「音楽部門賞をもらったとはいえ、歌手になるつもりはまったくなかったのですが、歌うことは好きだったので、歌を出す機会に恵まれたことは嬉しかったです」
--3人も歌手になることはまったく考えてなかった?
小澤、井頭「そうですね」
尾碕「最初歌は大嫌いでした。審査から歌を外してくれないかなと思っていました(笑)」
--あとはウォーキングと演技審査でしたっけ?
尾碕「初めてのことばかりだったので、全部嫌でした。歩くだけでも嫌でした」
--でも自分から応募したんでしょ?(笑)
尾碕「そうなんですけど。でもこんなに人に見られるとは思ってなくて、そこまで覚悟を決めて受けたわけではなかったので」
--そのナチュラルさがよかったのかも。何がなんでも入賞したい! これにかけてます!というのが前面に出ている子より。
末永「事務所の人に聞くと、演技や歌の技量は見ていないと言ってました。基本的な素養がしっかりできているかとか、素直さがあるか、とか」
尾碕「私はあのときだから入賞できたんじゃないかなと思います。今受けたら落ちるだろうなと」
--そんなことはないでしょ(笑)。
小澤「純粋な気持ちで、ありのままを出せばいいんじゃなかと思います。変に変化球を投げようとしないで」
--直球勝負が大事と。
小澤「はい」
--そのコンテストから始まって、今年でもう活動を始めて……。
小澤「結成から6年、CDデビューからは5年ですね」
井頭「早いなぁ……」
--女優活動を並行して行っている人もいますが、でも芸能活動でX21が占める割合が多いですよね。
井頭「私はもともと大阪に住んでいて、毎週末レッスンのときだけ通っていたんですけど、あんまり友達と遊んだ記憶がなくて、夏休みもほとんど遊びに行ったことがなくて。これに全力で頑張ってきたんだなというのがあって、そこは自分を褒めてあげたいなと思います。仕事もレッスンも全ていい経験になったと思います」
--なかなか普通の中高生だとできない経験ですからね。同い年の尾?さんも同じような感じ?
尾碕「いえ、私は去年10月にCDメンバー入りして、今年の『Friday Night Party』が初めてのシングルだったので、レッスンに通ってはいたんですけど、中高生生活全部をこれに捧げてきたという感じではなかったです」
--じゃあ、プライベートの時間も結構あった?
尾碕「はい、中学生のときはほぼレッスンしかしていなかったので。高校に入ってからX21の活動が入ってきて、高校3年生になってから本格的になりました」
--それは意外です。最近ライブを何度か見させてもらっていますが、結構いいポジションで歌っていますし。
尾碕「それは吉本実憂ちゃんが卒業したあとで、その場所に入っているだけなので」
--なるほど(笑)。でも、資質が認められなかったら、そこは与えられないと思うので大したものです。小澤さんと末永さんが活動を始めたのは?
末永「私が中3で……」
小澤「じゃあ、私は中2だ」
--そんなみなさんも成長し、みんな20歳前後になってきましたが、だんだん大人のグループへと変化していきたいという思いは?
末永「あまりそういうのは考えたことはなくて、『X21はこういうグループで、こういう雰囲気にしたいです』ということを実はあまり話したことがないんです。メンバーそれぞれが個性を出すことで自然にグループのカラーも出てくるんじゃないかと思います。個人個人が大人っぽくなってくれば自然に大人な感じのグループになってくると思います。その中でキレイなタイプの子、可愛い感じの子、いろんなタイプの子がいるのがX21です」
(ニューシングルのカップリング曲や定期ライブについて語ったインタビューPart2に続く)
X21●2012年開催の第13回全日本国民的美少女コンテストのファイナリスト21名により2012年に結成。2016年に第14回大会のファイナリストが加入。2017年にリーダー・吉本実憂が卒業。同年10月にCDメンバーを再編成し、既存の選抜メンバー10名に尾?真花、川口ゆりならを加えた「CDメンバー」(現在は12名)が中心になり音楽活動を展開している。
小澤奈々花(おざわ・ななか)1999年5月27日生まれ、新潟県出身
井頭愛海(いがしら・まなみ)2001年3月15日生まれ、大阪府出身。
末永真唯(すえなが・まい)1998年6月23日生まれ、神奈川県出身。
尾碕真花(おさき・いちか)2000年12月2日生まれ、高知県出身。
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