平均年齢11歳「民謡ガールズ」デビュー 「世界の人たちに民謡を知っていただきたい」

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民謡が大好きな小学生から中学生まで女の子ばかりの平均年齢11歳の次世代アイドルグループ「民謡ガールズ」が27日、キングレコードからミニアルバム『民謡ガールズ』でメジャーデビュー。同日、東京・台東区の浅草寺でヒット祈願を行った。

メンバーは、みさと(中学2年生、岩手県出身)、りお(小学5年生、大阪府出身)、かこ(中学1年生、奈良県出身)、あゆり(小学6年生、埼玉県出身)、ゆとり(小学6年生、神奈川県出身)、ふうか(小学6年生、千葉県出身)、みき(中学3年生、東京都出身)、みやび(小学5年生、群馬県出身)、まつり(小学4年生、北海道出身)、ゆうあ(小学5年生、埼玉県出身)の10人。古くから歌い継がれている日本の「民謡」であるジャパニーズカルチャーを、2020年の東京オリンピックに向けて世界各国の人たちに発信していきたいという思いを込めて結成された元気で明るいフレッシュなアイドルグループだ。

この日は、10人のメンバー中8人が集まり、浅草寺でヒット祈願を行ったが、雷門から本堂に行くまでの参道を「民謡ガールズです! よろしくお願いします!」と元気にPRしながら練り歩く中、大勢の観光客や参拝者に声をかけられたり、写真を求められたりしていた。賽銭箱の前で「ミニアルバム『民謡ガールズ』がヒットしますように…」と全員で手を合わせ、「このデビュー・ミニアルバムを大ヒットさせ、民謡ガールズの歌(民謡)を世界の人たちに届けたい」とヒットに意欲を燃やした。

その後、老舗のCDショップ「ヨーロー堂」でインストアイベントを開き、多くのファンが詰めかける中、民謡を現代風にアレンジして歌ったデビュー・ミニアルバムから『花笠音頭』をはじめ、『おてもやん』『竹田の子守唄』『会津磐梯山』、それに『ソーラン節』の全5曲をかわいらしい振り付けで熱唱した。

リーダーのふうかは「デビューが決まってうれしいです。みんなで元気で明るく楽しいグループにしたい」、ゆうあは「デビューできてうれしいですし、いままで以上に練習していいグループにしたい」、まつりは「多くの皆さんに知っていただけるよう頑張っていきたい」、みやびは「私は歌手になるのが夢だったので、その夢が今日かなって本当にうれしいです」と喜びを語った。

また、ゆとりは「デビューして緊張していますが、世界の人たちにいろいろな民謡を知っていただいて、日本の文化を楽しんでいただけたらいいなと思います」、あゆりは「メジャーデビューに驚いています。たくさんの方に楽しんでもらえるようなグループにしたい」、りおは「メジャーデビューできると聞いたときは、もうびっくりしましたが、民謡を世界に発信していくためにもっともっと練習して、世界の方々の心に届くような歌を歌いたい」、みきは「最初、デビューが決まったときは、声も涙も出ないくらい驚きましたが、これからは民謡だけではなく、三味線も面白い、カッコいいなと思ってもらえるよう頑張っていきたい」と今後の意気込みを話していた。

9月22日には、東京・築地本願寺 ブディストホールで、「民謡ガールズ チャレンジステージ」と題して初ステージを開催する予定。

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