一周年も最高を更新！！止まらないアイドルネッサンス、23曲をノンストップ！！

アイドルネッサンス グループ結成一周年ライブ「アキバで感謝するネッサンス！！」より

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5月4日、AKIBAカルチャーズ劇場にてアイドルネッサンス、グループ結成一周年ライブ「アキバで感謝するネッサンス！！」が開催された。

昨年、同月同日、アイドルネッサンスメンバー最終選考、そして結成が行われたイベント「アイドルネッサンス候補生初ライブ～ルネッサンスはじめます～」も、ここAKIBAカルチャーズ劇場。夏の新人公演、定期公演と幾度ものここでのライブを経て、この日は満員御礼となった。立ち見も後ろまでギュウギュウ詰めとなり、一年で彼女達7人が手に入れた物の大きさを感じる事が出来る。

ライブのやり方、アイドルでいる事、他グループとの友情、名曲ルネッサンス(過去の名曲のカバー。アイドルネッサンスの持ち曲は現在それのみ。)の感じ方、ファンとの絆。それぞれ一つ歳を取り、また一歩進んでいく。埋め尽くされた会場はここには何かがある証拠の一つ。

初めて来た者も毎回訪れる者も、それほど違わないその何かを高鳴る胸を押さえながら静かに待つ。

暗転するとオープニングのSEが流れ、モニターにそれぞれの名前が大きく映し出される。青い照明が会場を包みステージ左右からゆっくりとメンバーが登場。気合いと喜びで充実した表情を浮かべた7人は、大歓声に迎えられ『BANZAI』からライブをスタートさせる。

曲は続き新井乃亜、橋本佳奈の二人がロボットダンスにかけてか、ロボ風の掛け合い。笑いから始まり大きなメンバーコールの『PTA～光のネットワーク～』。

ドラムのキック音が聴こえ、観客もそれに手拍子ですぐさま反応すると「みなさんこんにちは、アイドルネッサンスでーす！」と新井乃亜が元気に挨拶。「今日は最高の一日にしましょう！！」から『シャングリラ』へ。そして『愛のしるし』でゆったりと大きくグルーヴする会場。

シングル表題曲『YOU』の爽やかな響き。そのまま『恋する感覚』へと進むが、ここでスピーカーから突如低音の鳴りが薄くなる。瞬間的に異変に気付いたスタッフがPA卓に飛び、低音を持ち上げる。その為ハウリングもかすかに起こる。

微妙にノリが変わり一年の経験を試されるような瞬間。

しかし戸惑いは次の『初恋』で消え、7人はより歌へと集中してゆく。本人も気付かぬ間に目を閉じ、一音一音が目印のように音楽の森へ入り込んでゆく石野理子。青い照明に照らされた髪が揺れる。

続く『女の子は泣かない』『Lucky』で語られる恋愛模様を等身大に表現すると、ピンクの柔らかい光の中『Butterfly』へ。そのまま彼女達に当てはめるように聴こえる歌詞。祝福の歌は彼女達自身がそうであるように願われる。

季節外れの『雪が降る町』の鈴が響くと、時が降り積もってゆくのが見えるように白い照明に輝き、そしてやがて一人一人とステージを降りてゆく。

メンバーと入れ替わるようにモニターにBreak Time Movieの文字が浮かぶと、一旦休憩タイム。更新され続けているYouTubeのダイジェスト映像が映し出されるとメンバーのひょうきんな姿に観客から笑いがこぼれる。

最後の橋本佳奈の映像が終わると「みなさん盛り上がる準備はいいですかー！？」と新井乃亜の声で後半スタート。

ジリリリと目覚ましの音から『どかーん』と一発、景気よく現れた姿は初期に着用していた真っ白いセーラー服衣装。観客から「おお！」という声が上がる中『Secret Love Story』。「私たち今日で一周年♪」とラストのハモリをニコニコしながらに、続く『テレフォンNO.1』をキュートにパフォーマンス。

夏の新人公演で歌われた『夏の決心』から、『太陽と心臓』で弾けると『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』で、百岡古宵が「ラスト5曲も突っ走ってくぞー！！」と叫ぶ。

ブレイクタイムがあったとはいえここまで18曲をノンストップ。しかし体力的に追い込んでいくのを見せるのではなく、セットリストの妙と楽曲の力で魅せるステージ。ラスト5曲はテンションの高い楽曲を揃え最後を熱く駆け上がってゆく。

『手を打ち鳴らせ!!』『ミラクルをキミとおこしたいんです』で気持ちの上がりきった石野理子から憑りつかれたような「燃え尽きるぞ！！」の檄が飛ぶと、観客もメンバーも声を荒げ腕を振り回す。

ぶった切るようなラスト。「あーりがとうございましたー！！！」と百岡古宵のやり切った笑顔が弾けると「23曲続けて聴いていただきました！」と新井乃亜の声。

長い拍手と歓声が起こり彼女達を讃えると、ようやくMCが入る。

セーラー服衣装の紹介が始まると「みんなが成長したもんで～。」とサイズが小さくなった事を笑う。全員がお気に入りだそうで「どれだけ他の制服衣装の案が出てもこれになっちゃう。」と石野理子。

やがて一周年を迎えられた事を感謝しつつ、2年目突入の意気込みを一人ずつ話す。

■橋本佳奈
「去年の丁度この日、私たちはアイドルネッサンス候補生からアイドルネッサンスになって、この1年間名曲ルネッサンスにチャレンジしてきました。名曲ルネッサンスが無かったら出会えなかった曲もあります。名曲ルネッサンスの集大成として23曲連続で披露する事が出来ました。2年目に突入した訳なのですが、やっぱり私自身、この名曲ルネッサンスという物がとてもとても大好きなので、もっともっとたくさんの曲をアイドルネッサンスなりに表現してみなさんに伝えていけたらいいなという風に思っております。

そして私自身の目標としましては、ハモリ、裏メロとかを主にやらせてもらってるんですけど、ちょっと主メロも頑張りたいなみたいな？ハモリも主メロも両方頑張る一年にしたいと思います。本日は本当に本当にありがとうございました！」

■宮本茉凜
「メンバーの中でも念願だった衣装チェンジが出来て…そして何より23曲歌いきる事が出来て、ホントに…嬉しいでございます。そして本日から2年目という事で、これからもトップを狙いにいきたいと思います！(天に向かって指差し)これからも、みなさん私たちと一緒に突っ走っていきましょう！(会場からの被せられたオーの声に吹き出す。「わかりにくいよ。」とメンバー。)みなさんこれからも私たちと一緒に突っ走っていきましょう！！(会場一斉にオー！！)」

■百岡古宵
「今回は2年目のスタートという事で、23曲連続でやらせて頂いたんですけど。最初は体力とか大丈夫かな、とかけっこう不安もあったんですけど、みなさんとの一体感？がすごい楽しめてホントに良い公演になったなぁと思います。私の目標は3月24日に全国に私たちのCDが置かれたので、もっともっと全国のみなさんにアイドルネッサンスの事を知っていただいて、いつかは大きなステージでやれたらなと思います！これからも応援よろしくお願いします！」

■石野理子
「今日23曲通して色々不安もあったんですけどホントにみなさんが最後の『ガリレオのショーケース』とか一緒に盛り上がってくださって、こんな公演になるなんて正直思ってなかったんで、こういう風に5月4日を迎える事が出来て嬉しく思っています。個人的な目標としては、1年目は控え目、ネガティブみたいな感じだったんで、2年目はスーパーポジティブになって、来年の今頃にはみなさんが付いてこれないくらいになってるハズなので、付いてきてください！

そしてアイドルネッサンスがもっともっとたくさんの方に認めて頂けるように、初心の気持ちを忘れず、新しい気持ちで精進して行きたいと思っていますので、みなさんどうぞ2年目のアイドルネッサンスもよろしくお願いします。」

■南端まいな
「今日この一周年記念をこんなにたくさんの方とお祝いできるのがホントに嬉しいです。23曲ノンストップという新しい事に挑戦させて頂いたんですけど、これからもどんどん色んな事にチャレンジしていきたいと思っています。そしておっきなおっきなアイドルネッサンスになれるようにもっともっと頑張っていきますのでよろしくお願いします。

2年目の目標はもっとたくさんの人に“まってるにゃぁ”を広めたいなぁって思います、ふふ。」

■比嘉奈菜子
「2年目のスタートという事で、23曲連続で披露したという事で、すっごいあっという間で…一瞬で時間が過ぎ去っていった感じで…。ホントに23曲やった？っていう。みなさんとこうして一体感のあった良い公演になったんじゃないかな？と思っています。そして2年目はあのー、あのー、あっつい、あっちぃ～っていうくらいの1年にしたいと思います！

個人的にはダジャレを爆発させたいと。そしてみなさんを私の地元の沖縄に連れて行きたいです！！なので、みなさん付いてきてくれるかな～？(がゴタつき、3回目で、いいともー！！)2年目もよろしくお願いします！」

■新井乃亜
「こんなにたくさんの方と5月4日を迎える事が出来てホントにホントに心から幸せです。今日初の衣装チェンジと23曲連続で披露させていただいたんですけど…みなさんどうでしたか？やる前は不安がいっぱいあったんですけど、みなさんがすごく盛り上がってくださってホントに嬉しかったです。

そして個人的には、もっともっとMCを上達させたいと思います。いつかはバラエティ番組とか出てみたいなって思います。そして、もう一つ。それは“あらちゃん食堂”の大規模化です。もっともっと大規模化させてみせます。2年目のアイドルネッサンスもどうぞよろしくお願いします！！」

そして最後に一つ言い忘れた事があると宮本茉凜が「AKIBAカルチャーズ劇場の完売の景色を見させてくださってホントにありがとうございました！」と感謝を述べる。全員が「2年目もよろしくお願いします！！」と続いて頭を下げると、笑顔でそのままステージを後にした。

鳴り止まぬ拍手がすぐさまアンコールの声に変わると、再び登場したメンバーは『空に舞い上がれ』を優しく歌う。

ラスト25曲目は『17才』。

宮本茉凜が「思ったよりまだ踊れる。」と言うと「残ってる体力を全部使うんだよ！」と石野理子。アイドルネッサンスの始まりから歌っている曲を今、万感の想いを込めて、1年目の印を付けるように。

歌い終わり「これからも7人のアイドルネッサンスをよろしくお願いします！」と新井乃亜が嬉しそうに叫び、全員が礼をすると大きな拍手が巻き起こる。

観客に手を振りつつステージをゆっくりと降りるメンバー。南端まいなが「特典会でまってるにゃぁ♪」とポーズをすると、客席にゲーっとする百岡古宵。元気なアイドルネッサンスの2年目も、やはり楽しい1年となるようだ。

アイドルネッサンス公式サイト

セットリスト

M01　BANZAI
M02　PTA～光のネットワーク～
M03　シャングリラ
M04　愛のしるし
M05　YOU
M06　恋する感覚
M07　初恋
M08　女の子は泣かない
M09　Lucky
M10　Butterfly
M11　雪が降る町

‐BreakTimeMovie‐

M12　どかーん
M13　Secret Love Story
M14　テレフォンNO.1
M15　エアプレイン
M16　夏の決心
M17　太陽と心臓
M18　Good day Sunshine
M19　あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
M20　ドカン行進曲（己編）
M21　手を打ち鳴らせ!!
M22　ミラクルをキミとおこしたいんです
M23 ガリレオのショーケース

-ENCORE-

EN1　空にまいあがれ
EN2　１７才