アタマフリーダムな仙石みなみが生誕公演で皆の祝福を受ける

アップアップガールズ（仮） 仙石みなみ 生誕記念公演より

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4月30日、23歳の誕生日を迎えたアップアップガールズ（仮）のメンバー、仙石みなみさんの生誕記念公演が渋谷WWWで行われた。

仙石さんのメンバーカラーである赤いサイリウムと、仙石さんデザインの生誕記念Tシャツで埋め尽くされた会場は2公演とも平日とは思えない超満員。少し緊張気味の仙石さんが登場。

ウェーブの掛かった大人っぽいヘアスタイルは、おしゃれ番長のメンバー佐藤綾乃さんの手によるもの。

そして赤い龍を巻きつけたこの日限定アレンジの侍風衣装。

モーニング娘。’14を意識したのか「龍ちゃん23(ツースリー)」と名付けられたその龍は「龍の様に上へと昇っていきたい」という願いを込めているそう。

また先日浅草で購入したという「マイ刀(アルミ製模造刀)」も持参。御守りとしてステージの傍らに飾られた。

自称・武士の仙石さんはメンバーから現在「足軽」扱いをされているが、そのメンバーも認めているのが２時間半もの間１人でしゃべり続けることのできるトーク力。

1公演目ではそれを活かしたサプライズゲストとのトークコーナーを展開。

女性ファンとのトークの中では「前世は何だと思いますか？」という質問に「武士」と即答。詳しく説明を求められると「織田さん寄りの・・・」とテキトーに答え、「織田さんの草履を温めていたのは私が先です。サルみたいな人も同じ様なことをしてました。」とこれもまたテキトーな発言を繰り返し笑いを誘っていた。

2組目のゲストには「仙石さんを愛する人」として吉川友さんが登場。「可愛い♪」を連発しながら抱きついたり、仙石さんのステージドリンクを勝手に飲み間接キスを楽しむ吉川さんにタジタジの様子だった。

実は吉川さんも翌5月1日が誕生日であり、それについて「運命を感じる」という吉川さんに対して仙石さんは「遠い親戚ぐらい」と牽制していた。

得意のトーク力を発揮したように見えた仙石さんだが、冒頭のMCでは予定していた時間を10分もオーバーして、結果的にセットリストにある最後の曲を削ってしまう無軌道ぶり。

そんな失敗にも憎めない可愛らしさがあり、誰からも愛される人柄を証明するイベントとなった。

ライブでは『なめんな！アシガールズ』『SAMURAI GIRLS』『Burn the Fire!!』等ソロ歌唱に挑戦。

ラップのパートでは少々苦戦しながらも、ソロで歌うことを通して他メンバーと力を合わせることの大切さを再確認しているようだった。

3月7日に放送されたUstream番組「みこ生」Vol.1の放送で急遽発表されたこのイベントは、当初仙石さんのソロ公演ではあったが放送中にメンバーに電話をして出演を直談判。躊躇するふりをするメンバーも現れたが、結局無事に7人揃って誕生日を祝うこととなった。

1公演目では『ナチュラル・ボーン・アイドル』の関根梓さんの歌唱パートを担当。

「私、みんなが思うほどバカじゃないですから～」のセリフで始まるとファンからは笑いと共に温かく、愛情のこもったブーイングが起きた。

2公演目の『ENJOY!! ENJO(Y)!!』では冒頭パートで佐藤さんが「仙石みなみみたいに頭のネジを外してバカになりましょ～」と煽ると、
そこからメンバーがサプライズで替え歌をプレゼント。

「遅刻もサイノーっ!!」「きっとアタマフリーダム!!」からスタートし、「お気楽だから　幸せだね」「周りの苦労　マジでパネーから」と続く絶妙な歌詞に会場の盛り上がりは最高潮に達した。

その後も「ここぞの時はムードメーカー」「宝物だよ　何から何まで ホントにね～!!!!!」と続け、愛すべき最年長メンバーの誕生日を心から祝っていた。

「Dateline」のソロで締めたこの日のイベントだが、挨拶の後ステージを捌けて、すぐにまたステージ上に飛び出してきた仙石さん。

恒例の佐保明梨さんによるパイ投げが始まったと思ったファンも少なくないと思うが、実際はこれもまた仙石さんには恒例の忘れ物。ステージに置き忘れた愛刀をちょっと恥ずかしそうに抱えて立ち去る姿に一つ大人になっても、変わらぬ愛されキャラを見たような気がした。

尚、アップアップガールズ（仮）は5月2日、渋谷TSUTAYA O-EASTにて行われる東京アイドルフェスティバル2014のプレライブイベント「九十二前夜祭」に出演する。

詳しくは下記サイトにて。
http://idolfes.com/2014/#pre