東京女子プロレス旗揚げ戦 浦えりかもKカップ選手に対抗 “グラビアアイドルっていうのはこうやるんだよ!”とセクシーポーズを披露
12月1日、『東京女子プロレス旗揚げ戦』が、東京・北沢タウンホールにて行われ、満員御礼の観客のもと、激しいバトルが繰り広げられた。
東京女子プロレスは、2012年に設立された団体で、今年に入ってからアイドルライブとのコラボ形式のプレイベントなどで活動してきた。今回の旗揚げ戦では、所属のKANNA・木場千景・山下実優・中島翔子・高田あゆみ・のの子・坂崎ユカに加え、グラビアアイドルや『風男塾』のメンバーとして活躍し、レスラーの経験もある浦えりかが参戦した。また、試合に先立って行われたアイドルライブには、DPG・寺嶋由芙・hy4_4yhの3組が出演して盛り上げた。
桃知みなみのアナウンスで華々しく始まった冒頭の選手紹介にひき続いて登場した『DPG』は、青森のロックフェス『夏の魔物』のホストであるエンターテイメントグループ。ライブパートではあるが、メンバーのステファニー・アユミ(=ステフ)が『DPG』を辞め、高田あゆみとしてこの日デビューするとあって、さながら試合のプロローグとなるステージであった。メンバーのみんなに手紙を書いてきたというステフは、これまでのコミュニケーションの葛藤を交えながら、「もうDPGを辞めることは決めたけど、最後に今日までの私のすべてを試合に賭ます。絶対見てください。」と決意を表した。メンバーのアントンは、自分もコミュニケーションは苦手だったと明かしながら、「プロレスは上っ面じゃない。本当のことが言えるのはリングだけなんだよ!やっちまいな!」と背中を押した。「私、プロレスがしたいです。」と涙ながらに応えたステフは、「辞めることは私のケジメだと思っています。でも、最後にDPGのみんなで叫ばせてください。」と、ありったけの想いを込めて『リングの魔物』を披露した。
次に登場した寺嶋由芙は、今年の5月にアイドルグループを脱退以降、ソロで活躍。9月には「ミスiD2014」の一人に選ばれるほか、ゆるキャラ大好きな「ゆるドル」としても知られている。「古き良き時代から来ました。まじめなアイドル、まじめにアイドル!ゆっふぃーこと寺嶋由芙です。」と、お馴染みのキャッチフレーズで自己紹介し、『nip』『サクラノート』『ぜんぜん』『好きが始まる』の4曲を披露した。「始めてリングに立ったんですけど、すごいポヨンポヨンするんですね。」と、不慣れな舞台ながらも360度の観客にアピールして、舞い踊った。プロレスファンに向けてケチャを説明し、「アイドルヲタの儀式というか、習性というか、応援している時に何かが溢れだしてくるんです。楽しいことは交流しあって、ぜひ、こちらの世界にも足を踏み入れて見てください。まずは、形から入って一緒にやってもらえたら。」と誘った。
最後に登場した『hy4_4yh』は、3人組のオルタナティブ・アイドルユニット。この日は、サダチが怪我のため、ユカリンとユミコの二人での出演だったが、おもちゃ箱をリングにぶちまけたような“ヤッバイ”ステージを繰り広げた。「東京女子プロレス旗揚げおめでとうございます!もう、めでたくて居ても立っても居られずにビンビンに決めてかっ飛んできました!」と気合も十分。観客と「ティッケー!」の掛け声でひとつになった会場は『ティッケー大作戦!』でヒートアップした。そして、「最後は東京女子プロレスさんに捧げます!」と『ゆけゆけGOGO女の子!』を歌って締めくくった。
第1試合は、KANNAとステファニー・アユミ改め高田あゆみのシングルマッチ。DPGのリーダー福田洋をセコンドに招いた高田あゆみは闘志満々で挑んだが、高校生レスラーKANNAの機敏な動きに長身が生かし切れなかったか、大きな技が決まらず、最後は逆エビ固めでマットに沈んだ。
第2試合は、“浦えりか&中島翔子”vs“のの子&坂崎ユカ”のタッグマッチ。Kカップの爆乳を武器にするのの子のアピールに、試合は女の胸の張りあいに終始した。浦えりかは、のの子に敵意むき出しの視線を送りながら、坂崎ユカに「グラビアアイドルっていうのはこうやるんだよ!」とセクシーポーズと逆片エビ固めを同時に決めてみせた。しかし、浦えりか・中島翔子組は技の