富田麻帆 ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇で雪村千鶴役に挑戦！

ミュージカル『薄桜鬼』シリーズの最新作「ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇」が5月16日(金)から新神戸オリエンタル劇場にて開幕する(東京公演は5月23日からシアター1010にて開演)。

本作はシリーズ累計70万本を超える大人気ゲーム『薄桜鬼』を原作としたミュージカルで、殺陣×ダンス×歌で新選組を表現することで好評を博している。

今回、ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇のヒロイン 雪村千鶴役には女優の富田麻帆さんを起用するということで、GirlsNews取材班は富田麻帆さんを直撃した。

■ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇 はどんな内容の舞台ですか？

富田麻帆：今回、鬼の“風間篇”ということで、今までの『薄桜鬼』と描き方が変わっていて、男たちの熱いストーリーになっています。みんなのチームワークがすごくできていて、そこにポンと入れてもらったので、引っ張っていってもらってる感じです。

■雪村千鶴役に選ばれた感想や演じるにあたっての意気込みを教えてください

富田麻帆：今までにミュージカル『薄桜鬼』の公演を観させていただいたことがあったんですけど、雪村千鶴が可愛らしくて、でも強さも持っていて、新選組の時代の女の子にしては、すごく強いなと思って観ていたので、今回お話をいただいた時に、演じさせていただけるんだと思って素直に嬉しかったというのと、今回、“風間篇”と聞いていたので、今までと違って鬼がメインのストーリーになるので、千鶴ちゃんの立ち位置とかも変わってくるので挑戦だなと思いました。

■雪村千鶴役を演じるにあたり、難しいところはありますか？

富田麻帆：ちょっと気を抜くと男らしくなってしまうので（笑）、それをまず抑えるというのが自分の中での課題です。やっぱり千鶴としての感情を表に出すのが難しいので試行錯誤中です。あとは雪村千鶴という人間としてその世界に生きられるように日々稽古中です。

■稽古場の雰囲気を教えてください

富田麻帆：男の子ばっかりなので、ギャーギャーしてます。落ち着いた時間が無くいつもワイワイしているので、男子校みたいな感じです。

■男性キャストの中で1人だけ女性キャストですがいかがですか？

富田麻帆：私自身、男っぽいというかサバサバしているので、そこは萎縮するということもなく、みんなも女の子扱いするというよりは、同じ仲間として扱ってくれるので、すごく入りやすかったし、女の子だからっていうところは無いですね。

■一番観てほしい見どころや注目ポイントを教えてください

富田麻帆：個々のキャラクターが『薄桜鬼』という世界に生きて、どう表現しているかというそれらすべてが合わさって『薄桜鬼』なので、全体像としてやっぱり好きなキャラとかこの人いいなと思う人もいっぱいいると思うんですけど、そういう見方だけじゃなくて、舞台上に生きてる役者を観て欲しいと思います。生身の人間が演じているので、そのエネルギーとかそういうのを感じとってもらえたらいいなと思います。

■この舞台の千秋楽には誕生日を迎えますが、この舞台のお仕事でどんな成長を遂げたいか教えてください

富田麻帆：26歳から27歳になる日に、『薄桜鬼』で雪村千鶴ちゃんが演じられるということで、今回は支える役として、どちらかと言えばみんなからいろんなものを受け取る側なので、みんなの気持ちをちゃんと受け取って、自分なりに解釈して、それを人に届けられる橋渡しの役割を全うしたいなと思います。今までそういう役柄が少なかったので、歳を重ねるにあたってさらにグレードアップできればいいなという風に思ってます。

■女優として目指すところや今後の目標を教えてください

富田麻帆：生きてる間、ずっと表現者として生きていたいなというのが私です。ずっと上を見続けて、自分にとってのゴールっていうのは作りたくないので、常に何かを考えてずっと成長し続けたいと思います。

■最後にファンに向けてのメッセージをお願いします

富田麻帆：今までと違ったストーリーで、予想に反したことが来るかもしれないんですけど、そこに生きている役者・キャラクターから熱を感じ取って欲しいなと思います。観に来てみんなテンションが上がると思うので、素直に楽しんでいただけたら幸いです。皆さんに楽しんでいただけるのが本当に一番なので、楽しんでいただけるように精一杯稽古をやって、届けられるように頑張りますので、皆さんも温かい目で観ていただけたらと思います。

■ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇

開催日程：

＜神戸公演：新神戸オリエンタル劇場＞
5月16日(金)～18日(日)

＜東京公演：シアター1010＞
5月23日(金)～6月1日(日)

※公演の詳細・チケットの購入方法は公式サイトをチェックしてください

ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇
http://www.maql.co.jp/special/m-hakuoki/