ゆうちゃみ、大阪の「人情」熱弁 『ケンミンショー旅アワード』授賞式で「鳥取砂丘」への思いも語る

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大阪府出身のタレントゆうちゃみが28日、東京・大手町三井ホールで開催された『ケンミンショー旅アワード2025』受賞式に登壇した。MCを務めたゆうちゃみは、大阪の「人情」溢れる魅力について語ったほか、行ってみたい場所として「鳥取砂丘」を挙げた。

『ケンミンショー旅アワード2025』は、読売テレビなどが主催し、全国47都道府県の県民を対象に、ショート動画で地元や地域の魅力を発信するコンテスト。この日の授賞式では、豪華ゲストが地元への愛や旅のエピソードを熱弁した。

MCとして登壇したゆうちゃみさんは、自身の地元である大阪の魅力を問われると、「大阪は食と人とのつながり、人の良さが魅力」と熱弁した。地元に帰ると、まるで親戚のような温かさで「おかえり」と声をかけられ、たこ焼き店では「1個追加しとくわ」とサービスしてくれることも多いという。「初めて会った人でもすぐに打ち解けて話せるのが大阪の特徴。本当に大好きです」と、自身の感情をより強く表現した。一言で大阪をPRするなら「人情の街」と表現し、「みんなが親のような温かさで接してくれるフレンドリーな場所です」と故郷への深い愛を語った。

また、行ってみたい場所を問われると、ゆうちゃみさんは「鳥取県!」と即答。「鳥取砂丘に行ってみたい。特に『ゲゲゲの鬼太郎』が大好きで、ロードがあると聞いて、ぜひ訪れたい」と、その理由を明かした。同じく司会を務めたウエンツ瑛士さんは「広島のお好み焼きを、地元の人と触れ合いながら食べてみたい」と回答した。

授賞式には、新潟県出身の小林幸子さん、茨城県出身の羽田美智子さんらがゲストとして登場。イベントのハイライトでは、小林幸子さんの大ヒット曲『千本桜』に合わせた圧巻の盆踊りパフォーマンスが披露された。小林さんは「誰が盆踊りにしようと考えたのか分かりませんが、すごく楽しかった。汗をかくほど夢中になりました」と語り、会場での興奮を伝えた。

地元の魅力について、羽田さんは茨城で利根川を渡ると空気が変わる瞬間や、近所の人が「おかえり」と迎えてくれる温かさに「地元っていいなと感じる」と述べた。ウエンツさんは「東京は『東京』として一括りにされがちで、なかなかスポットが当たらない。自分からもっと地元を盛り上げなければ」と意気込みを語った。

今年の漢字一字を問われると、小林さんは昨年の「幸子のサチ」に続き、今年も「幸」と答えた。「幸せとは求めるものではなく、気づくもの。不幸なことは数えるのに、身近な幸せに気づかない人が多い。幸せに気づけば、不幸せにはならない」とメッセージを伝えた。

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