あの、デビュー5周年で初の“哲学書”発売 クリスマスイブに

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あの『哲学なんていらない哲学』※イメージビジュアル PHOTO ITTETSU MATSUOKA

アーティストの「あの」が、初の著書となる全編本人書き下ろし“あの流哲学書”『哲学なんていらない哲学』を12月24日にKADOKAWAから発売する。

ミュージシャン、タレント、女優と多岐にわたる顔を持ち、常にエンターテインメントの最前線を走り続けるあのさん。本書は、デビュー5周年を迎えたあのさんが、これまでの道のりや過去と対峙しつつ、さらなる飛躍への決意を刻んだ一冊となる。既成の枠を超え、自由で独創的な表現によって紡がれた、唯一無二の“あの流哲学書”として、「みんなちがってみんなつらい」といったあの流の哲学が凝縮されている。

収録内容は、「何もわからない僕がわかること」「みんなちがってみんなつらい」「自分を貫く孤独は深淵の如く」「復讐だけで飯を食う」などが予定されている。中面の写真は、長年あのさんと数々の作品を生み出してきたフォトグラファーの松岡一哲氏が撮影。二人の関係性だからこその、飾らず自然体のあのさんの素顔をとらえた、美しくも儚い珠玉のカットが収められている。

あのさんは本書について、「これをなぞって生きなきゃいけないわけじゃない。人生の参考書でも教科書でもない。「誰かのことを肯定する」「誰かの人生を変えよう」なんてことを書きたいわけではなくて、人から見たらどうでもいいことかもしれないけど、「それはどうでもよくない」って言うために書きたい。当たり前のことを「当たり前じゃない」と言うために書きたい。」とコメント。

発売日の12月24日には都内で刊行記念トークイベントが開催され、スペシャルゲストも登壇予定だ。期間内に応募した中から抽選で100名が招待され、落選しても書籍購入者は全員オンラインで視聴できる。さらに2026年1月には、東京(1月17日)と大阪(1月18日)でサイン本お渡し会も決定。こちらは抽選で計300名が招待される。また、Amazonと楽天ブックスの購入特典として、数量限定で特製ポラロイド風カード(1枚)が付属する。

あのさんは歌手、女優、モデルで、愛称「あのちゃん」として若い世代の女性を中心に高い人気を誇る。2020年9月より「ano」名義でのソロ音楽活動を開始し、2022年4月にメジャーデビュー。同年10月にはTVアニメ『チェンソーマン』エンディング・テーマ「ちゅ、多様性。」が大ヒットした。

また、9月3日に開催された日本武道館公演『呪いをかけて、まぼろしをといて。』が、U-NEXTにて10月25日に独占ライブ配信されることも決まっている。

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