山之内すず、初のデジタルシングルをリリース「歌うことが好きだなと改めて感じた」

山之内すず
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山之内すずがボーカルを担当したデジタルシングル『あの子になりたい』の配信開始を記念し、参加クリエイターの山之内すず・大松絵美・40mP・寺田てらを迎えたトークライブイベントが20日に都内にて開催された。

本作は、さまざまなクリエイターとともに新しいIPを創出していくプロジェクト『1 PICTURE 1 STORY』の第3弾。イベントでは、進行MCにニッポン放送の吉田尚記アナウンサーを迎え、参加クリエイターの4人が楽曲タイトル『あの子になりたい』にちなんで、コンプレックスを解決した方法についてトークセッションを繰り広げた。

はじめに、ステージ中央のスクリーンにて『あの子になりたい(feat.40mP / 山之内すず)』のMVを初公開。会場が作品の世界観に包まれたところで、吉田尚記アナウンサーより『1 PICTURE 1 STORY』のプロジェクト概要について説明。その後、4人の参加クリエイターが登場し、“ほとんど初対面”という少し緊張感も漂う雰囲気の中、それぞれ一言ずつ挨拶を述べた(寺田てら氏のみオンライン出演)。

40mP:「イラストとストーリーがどんな風につくられたのか今日お聞きできることを楽しみにしてきました」
山之内すず:「初めてボーカルを務めて素敵な楽曲を担当させていただき、皆様とお話できることが楽しみです!」
エミリン:「普段はYoutuberとして活動しているので物語を作るのは初めて。企画に参加できてとても嬉しかったです」
寺田てら:「イラストから作品を作っていただく経験がなく、イラストのどういう点に注目いただいたのかお聞きしたいです」

続いて、「1PICTURE 1STORY」プロジェクトから生まれた楽曲の原案にあたるイラストがスクリーンに映し出され、そのイラストにストーリーが掛け合わさり誕生した物語「私たちの友情永久不滅★」について、4名でトークセッションが行われた。

今回イラスト原案を担当した寺田てらは、「生きづらさを4人の女の子とツタや糸で表現し、華やかなイラストに落とし込みました。4人の女性はそれぞれ“嫉妬や妨害”をイメージ」と深いモチーフを明かし、この寺田てらのイラストの世界観を軸にストーリーを考案したエミリンは、「イラストを見て一番に感じたのが“人間関係のしんどさ”や“生きづらさ”でした。女と女のどろどろの世界観や本音をできるだけいやらしく書けたらという思いでストーリーを作らせていただきました」とお互いの解釈が一致していたことを改めて喜び合った。

続いて、原作から創造された”楽曲”について作詞・作曲を担当した40mPは「曲を作るとき、何をメッセージとして伝えるかに一番悩み時間を割くが、今回は伝えたいことが決まっていたので湧いてくるまま書けました。イラストとストーリーの解釈は男性でも共感できると思います」と話し、山之内すずが歌唱することについては、「すずさんは、バンドサウンドが似合いそうという印象を抱いていました。完成した音源を聞いて、想像以上に素晴らしく、もっとアレンジを加えられないか試行錯誤しましたが、結果として声の素朴さや魅力が伝わる今の形に落ち着きました」と創作秘話を明かした。

楽曲の歌唱を担当した山之内すずは、「小学生の頃から40mPさんの曲を聞いていたので、今回お名前を聞いて「まじか」と、もう一度40mPさんの曲を聞きなおしました」と音楽好きを感じるエピソードを披露。「めちゃくちゃかわいい曲で一晩聞いていたら翌日には歌えるようになるくらい頭に残る音楽。シンプルにめっちゃ好きです。歌詞をきれいに心地よく聞いてもらうにはどうしたらいいか悩みながらも、ボイトレからレコーディングまで全部楽しかったです!」と明るく話した。

本人にとって初となるデジタルシングルのリリースについて、山之内すずは、「昔からずっと音楽が好きで音楽は人生の中で大切なもの。これまでもお仕事の声はかけてもらっていたけど、本気で音楽の道を目指している方に対して、ほかから来た自分がその道を奪ってしまうことに責任をもてないとお断りをしていました。今回は、“みんなで作り上げる”企画と聞き、自分に務まるか分からないけど直観でやりたいと思った。結果として、歌うことが好きだなと改めて感じたし、私が歌うからこそ通じるものがあれば良いなと気負い過ぎないように意識しました」と音楽にかける熱い思いを明らかにした。

続いてトークテーマは、楽曲タイトル『あの子になりたい』にちなみ、「自身がコンプレックスに感じていること」や「そのコンプレックスを乗り越えるために実践していること」へ。

40mPは「昔から話すのは得意ではない。乗り越えたかと言われると疑問だけど、今は“それでもいいかな”と思えるように変わってきました。しゃべるのが苦手でも一緒にいてくれている人を大事にしたい」とポジティブエピソードを。寺田てらは「SNSを見て生き方すべてにコンプレックスを感じてしまいがち…。乗り越え方としてはSNSを見ないようにする努力をしている」と話し共感を呼んだ。エミリンは「容姿が好きじゃないけど、かわいいイヤリングを付けてみたり少し変えるだけで“昨日よりちょっとだけかわいい私”と思い込み、自分を卑下することが少なくなった」と、より具体的なエピソードを。山之内すずは「自分を好きになれなくて、かわいいと言われても遮断してしまっていた。年を重ねて“今この瞬間の自分が好き”と思えることが増えて、実はネガティブな感情に自分からフォーカスを合わせていたことに気づきました。今の自分を受け入れられた瞬間に楽になれた」と前向きに力強く話した。

続いての話題は、楽曲『あの子になりたい(feat.40mP / 山之内すず)』を使って4月22日に山之内すずのYoutubeチャンネル『山之内之家(やまのうちのうち)』で公開される「踊ってみた」動画へ。山之内すずは「Tiktokなどでマネしてほしい」と話し、ステージにて山之内すずがエミリンと共にダンスの一部を披露した。

今回の作品に合わせたという二人の白い衣装がユニット感を生み出し、再び作品の世界観に包まれる会場。披露されたダンスに対し、40mPは「つくった曲で踊ってもらえるのはすごく嬉しい」と、寺田てらは「“めっちゃかわいい”の一言。楽しい雰囲気が伝わってきました。早く全編見たい!」とそれぞれ感想を伝えた。

最後に、登壇者一人一人が本日の感想を話した。

40mP:「作品に対するそれぞれの思いを聞けて、一致する部分もあれば異なる部分もあり、その点がコラボレーションの醍醐味だと感じました」
山之内すず:「ボーカルを務めさせていただくことに不安があったけど、今日クリエイターの方々とお話できてこの作品に関われてよかったと改めて感じました」
エミリン:「ここまで自然な流れでそれぞれの作品がつながり本日を迎えることができました。ぜひ多くの方に楽曲を聞いてほしいです!」
寺田てら:「それぞれのクリエイティブに対する向き合い方やイラストの解釈が新鮮で面白くてとても刺激的でした。できあがる過程を楽しみました」

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