9nine・村田寛奈さんが主演&主題歌を務める短編映画『たまには、大きな声で』の制作が決定、27日よりクラウドファンディングがスタートした。
9nineが活動休止になってから、音楽や演技の仕事に積極的に取り組んできた村田さん。今年春から本格的に取り組み始めたアコースティックギター弾き語りのYouTubeチャンネル「#ひろろいろ」を開設し、弾き語り動画をこの半年毎週欠かさずに投稿してきた。そんな村田さんの姿に共鳴し、映画監督の柴山健次氏(『パーフェクトワールド 君といる奇跡』ほか) が、村田さんをモデルにした短編映画の脚本を寄せたことから、今回の企画が始まった。
同作品内で村田さんが演じるのは、アマチュアのシンガーソングライター・大石慶子。劇中の楽曲を村田さん自身が作詞・作曲し、主人公として歌い上げる内容になっている。村田さんは「私自身、新たな挑戦であり、大切な作品になる。そして何より、『皆さんと一緒に作るショートムービー』そんな作品を作りたいと考えてます。みんなとなにかを作れるなんて、楽しいに違いない!と、今からワクワクしています」とコメントしている。
映画『たまには、大きな声で』は、2020年2月から撮影を行い、春頃の公開を予定している。
■村田寛奈(9nine)が主演 & 主題歌を担当する短編映画制作応援プロジェクト
https://www.muevo.jp/campaigns/2237
クラウドファンディングのリターンには、村田さんからのお礼ムービー、オフショット画像データ集、撮り下ろし生写真、短編映画の視聴用URL、エンドロールへの名前記載、サイン入りミニ色紙のほか、劇中のライブシーンへのエキストラ参加権などの特典も。期間は2020年1月28日(火)23:59までとなっている。
■ストーリー:
アマチュアのシンガーソングライターの大石慶子はスランプだ。新曲も書けず、歌声もよくない。そんな彼女のスランプを、【彼】はよく実感していた。それはこれまで【彼】が慶子のサウンドを裏方として作り上げてきたからだ。慶子は東京の事務所に所属することが決まっている。全力で応援したいと思っている【彼】は、慶子の最近の腑抜け具合に落胆していた。その態度の理由も【彼】には想像がついていた、「慶子はおれに甘えている」「おれの存在が慶子の足を引っ張っている」。慶子は、突然【彼】から別れを言い渡される。慶子は、友人からも音楽に気持ちが入っていないことを注意されていた。「このままではいけない」と気持ちを新たに、曲作りに取り掛かる。東京に向かう数日前、慶子は地元で最後のライブを開く。新曲には「もう、ひとりで大丈夫。ひとりで歩いていける」と言うメッセージを込めた。それはけじめだった。安心させたい人たちがいた。ライブハウスの一番奥には【彼】の姿。【彼】は慶子の思いを受け止めていた。ライブを終えた慶子は、未来に眼差しを向けていた。
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