歌手の大原櫻子さんが、6月に発売されたニューアルバム『Enjoy』をひっさげスタートした全国ツアー「大原櫻子 5th TOUR 2018~Enjoy?~」(全国9か所9公演・総動員数20,000人)が20日のグランキューブ大阪メインホール公演でファイナルを迎えた。
今回のツアータイトルは『Enjoy?』と、アルバムタイトルに“?”が追加され、「みんな(ライブを)楽しんでる?」というメッセージが込められていると大原さんは語っていた。そのため、ステージセットも豪華な内容で、ドライブシアターを模したPOPなイメージ。ステージ上にはツアーのために作成されたオールドアメリカンな車が実際に設置されており、さらにツアータイトルデザインのポップなランプや2面スクリーンなど非常に凝った作りで、開演前のオールディーズのBGMと共に入場客の雰囲気を盛り上げていた。
10代の男女を中心とした若い観客の熱気につつまれる中、アルバムを象徴するナンバー『Joy & Joy』からライブはスタート。立て続けに『Jet Set Music!』、アッパーな掛け声で客を煽る『READY GO!』、夏の定番曲『真夏の太陽』の4曲を続けて披露した。
中盤にはバンドメンバーによるインストルメンタルコーナーが始まり、大原さん本人がサプライズで再登場したのはなんと会場2階席エリア。突如現れた本人に2階席の観客は大きく盛り上がり、つられて他の階からは大きなどよめきが。2
2階席エリアで歌い出したのはCDデビュー曲の『明日も』。自然と合唱が始まる。大原さん本人は2階席エリアを歌いながら練り歩き、歌詞の1番を歌い終わってステージに戻るかと思いきや、今度は1階席後方にサプライズ登場し、最後まで観客と一緒に歌って大盛り上がりの演出となった。この初の客席サプライズはツアー全会場で行われ大騒ぎになっていた。
後半では『青い季節』や『energy』などのアルバムのアッパーなナンバーで大きな盛り上りを作り、『夏のおいしいところだけ』では客席に複数の大きなバルーンが登場し会場をわかせた。本編最後には「こうやってライブやらせていただけるのは当たり前じゃないです。皆さんやスタッフさんのおかげです」と感謝の気持ちを伝え、最新シングル『泣きたいくらい』 で観客との大合唱も交えつつ感動的に本編が終了した。
アンコールではアルバムの『甘えてしまうんだよ』のライブ限定バージョンを披露。最後に今年出演したミュージカル『FUN HOME』出演時のキャスト同士の掛け声が「Enjoy」だったこと、それは「頑張ろう」ではなく「楽しんで行こう!」という意味で使っていて、いま一番身近に感じつつ救われたた言葉で、その気持ちを伝えたいためにタイトルに付けたことを語った。
アンコール最後は『遠くまで』の歌唱で2時間とは思えないほどの充実した内容と、パワーアップしたパフォーマンスが堪能できたツアーは終了となった。
撮影:田中聖太郎
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