筋肉アイドル・才木玲佳も参戦！ 東京女子プロレスのレギュラー放送がPigooでスタート

「東京女子プロレス」練馬大会より

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「東京女子プロレス」主催の練馬大会「ねりまLOVEりん」が15日、Coconeriホールにておこなわれ、満員となった観客のもと白熱した4試合が行なわれた。

この日の対戦カードで注目を集めていたのは、“筋肉アイドル”として知られる才木玲佳さんと、アナウンサーになるためにプロレスをしているという異色レスラーの滝川あずささんによるシングルマッチ。

試合では、序盤は滝川がやや優勢に進め、トップロープに才木の顔面を擦り付けていき、さらにコーナーに追い詰めて顔面を踏みつけて傷めつけた。才木が切り返して反撃に転じると、滝川はロープにしがみついてブレイクを主張するも、次には才木のドロップキックを受けて完全にリードを許してしまう。

勢いに乗った才木はコーナーに登って滝川に技の狙いを定めるが、ここで滝川がマイクを要求し、得意の実況パフォーマンスを始めた。「みんなが筋肉を見たがってる」とおだてられた才木は筋肉ポーズを自慢気に披露して観客にアピールした。滝川は （しめた！ ） と言わんばかりに背後から襲い掛かかり、さらにスーパーキックを放った。

一気に連続技で巻き返しを狙った滝川だったが、才木にブレーンバスターで投げられて大きなダメージを受けた。最後は才木がキャメルクラッチで滝川を沈め、コーナーに登ってガッツポーズを決めた。

試合後のインタビューで滝川は「あの筋肉はやはり手ごわかった。アナウンサーの実況をもっと活かせして技に繋げられていれば」と惜しんだ。東京女子プロレスに初参戦した才木について「初めてリングで肌を合わせて、東京女子プロレスの仲間とは違った空気感があった。プロレスラーとしては私が先輩ですが、すごく勉強になりました」と印象を語った。

一方の才木は「とにかく勝ててよかった。入場の時にたくさんの紙テープを投げていただいたので、期待に応えられて嬉しい。得意技のキャメルクラッチを決められてよかった」と笑顔を見せた。他団体の滝川との戦いについて「途中でマイクの実況を初めて戸惑いました。これまではそういうのは絶対なかったので」と答えた。初めて東京女子プロレスの大会に出てみて「みなさんがすごく暖かく見てくれたので、違和感はなかった」と好印象を残したようだった。

この日は、他に「KANNA vs のどかおねえさん」、「のの子 VS ハイパーミサヲ」、「ミウラアカネ&山下実優 vs 優宇&中島翔子」の全4試合が行われたほか、シングルマッチのトーナメント戦「第3回東京プリンセスカップ」の対戦相手を決める抽選も行なわれた。1回戦の7月9日（土）の春日部ふれあいキューブ大会では、「のの子 vs ミウラアカネ」、「坂崎ユカ vs 小橋マリカ」、「優宇 vs のどかおねえさん」、「山下実優 vs ハイパーミサヲ」が対戦し、2回戦の23日（土）横浜ラジアントホール大会では、1回戦の勝者と、辰巳リカ、中島翔子、滝川あずさ、KANNAがそれぞれ対戦する。準決勝、決勝は、8月13日（土）新宿FACE大会にて行なわれる。

また、この日の試合の模様は、「東京女子プロレス」の大会をレギュラー中継するアイドル専門チャンネル・Pigoo（スカパー！プレミアムサービスCh.663）の新番組の初回放送として、7月3日（日）17:00～19:00に放送される。今後も1時間枠で月2回オンエアされる予定だ。（Pigooオンデマンド、スカパー!オンデマンドでも配信）