アイドルネッサンス定期公演、千秋楽は満員御礼!“二度目の夏”の決心はNEW SINGLEで駆け抜ける!!
6月15日、アイドルネッサンス定期公演「アキバで漲るネッサンス!!vol.5」がAKIBAカルチャーズ劇場にて行われた。今回は定期公演千秋楽という事もあり、立ち見席にも多くの観客が溢れる盛況ぶり。ガヤガヤと楽しげに賑わう声の中、アイドルネッサンスの登場を待つ。
会場が暗転すると拍手で迎える観客達。オープニングの映像に「想い出トラベルネッサンス」から『異邦人』(久保田早紀・1979年)『7COLORS-Over The Rainbow-』(PERSONZ・1989年)と新曲の文字が浮かぶと、歓声を受けてメンバーが登場。
1曲目『異邦人』では特徴的な跳ねたリズムとエキゾチックなアレンジに、掌が蝶のように舞う手振りで浮遊感のある不思議な空間が生まれ、対照的に『7COLORS-Over The Rainbow-』では直線的なビートと叙情的なメロディが胸に刺さる。
2曲の新曲披露に宮本茉凜が「2曲ともお母さんが大好きでですね。」と話すと会場からは意味深な笑い。続けて1989年発表の「『7COLORS-Over The Rainbow-』は母親の世代の曲。」と話すと笑いがザワつきに変わる。
そのままこの定期公演「アキバで漲るネッサンス!!」の想い出などを振り返りつつ自己紹介。途中から始まったという「想い出トラベルネッサンス」は、観客の過去への想い出スイッチを押すという企画意図があり、今回もその進行で進む。たどたどしい比嘉奈菜子の先導も微笑ましく「スイッチ、オ~ン!」すると次の曲へ。
『愛のしるし』『ドカン行進曲(己編)』と何度もアイドルネッサンスが歌ってきた曲に入るとリラックスしたムードで見詰め合って笑う姿。『テレフォンNo.1』では包み込むような一体感が生まれメンバーの人間としての成長が垣間見えた。
続くコーナー「あの頃に想い出フォーカス」では1998年をフォーカス。橋本佳奈は当時すでに1歳と数ヶ月になっていた事から覚えている事ありますか?の質問に「えと、ね、なんかあの時…て、分かる訳ないでしょ!」とよく練習された見事なノリつっこみ。ジワジワと笑いの波紋が広がると拍手も起こる。
内容は1998年の流行、映画、ヒット曲をBEST3で紹介。流行ではタイタニックの“アノ”場面の再現で比嘉奈菜子(女役)、百岡古宵(男役)が抱き合うと扇風機を持ってきた橋本佳奈が前から風を送り、宮本茉凜が主題歌をヤケクソ気味に歌うというカオス空間に「ちょっとヒイちゃったよ…。」と新井乃亜。
映画ではポケモン、ドラえもんが並び、突然の石野理子、南端まいなのお絵描きコーナーへ。画伯として名高い二人が挑戦するのはドラえもんと見せかけての“スネ夫”。連載誌上で横・正面図における髪型の構造が問題となっていた事などもある難しいお題だが、石野理子はLAUGHIN’NOSE(日本のパンクバンド)のロゴ風、南端まいなはいくつかの土管(という長方形のハコ形)が8割を占めるちょこんとスネ夫を描いてみせた。
1998年ヒット曲は『誘惑』『My graduation』『夜空ノムコウ』。これを川柳で表現する事になるが、南端まいなが「SMAPさん、夜空ノムコウ、待っている」と歌詞そのままに詠んだ為、全員で歌ってみる事に。
コーナーが終わると7月28日にニューシングル『夏の決心』が発売される事を発表。そのまま流れるように『夏の決心』のパフォーマンスへと進む。
1年目の夏の想い出の曲を2年目へと繋ぐと、観客からのリクエストされた曲を披露する「名曲ジュークボックス」のコーナーへ。
ここからは勢いのまま4曲を一気に駆け抜け、『ガリレオのショーケース』の宮本茉凜のぶつけるようなロックスタイルの煽りの中、がむしゃらにラストへと向かう。歌い終わったメンバーはそのまま感謝を述べるとステージを降りるが、隙間無くアンコールが起こった。
再び現れたメンバーは笑顔を見せ、さっそく『ミラクルをキミとおこしたいんです』で会場を盛り上げる。MCに入るとこの夏はテーマを掲げて突っ走ると「二度目の夏を駆け抜けるネッサンス」宣言。
6月28日からのレコ発ツアーも発表されると、新井乃亜から決意表明として「この夏は本当に本当に大切な夏になります。一分一秒も無駄にしたくない。みなさん付いて来て下さい!!」との言葉から「みなさんの夏をください!!」と噛み締めるように気持ちを伝える。
そしてアンコールの間にバックステージにて、この日の公演はソールドアウトした事を知らされたと報告すると観客からは長い拍手が響く。7月からはまた定期公演が予定されているというサプライズもあり、喜びの会場に最後は『17才』でまた一つの印を付けるようにデビュー曲のパフォーマンスを行った。
歌い終われば南端まいなの「(特典会)待ってるにゃぁ。」とそれを見る百岡古宵のむず痒そうな表情。この定期公演「アキバで漲るネッサンス!!」千秋楽は、そんな抜けてる彼女達がさらに一歩進んだライブが出来る事をソールドアウトという形で証明してみせた公演となった。
■セットリスト
01.異邦人
02.7COLORS-Over The Rainbow-
03.愛のしるし
04.ドカン行進曲(己編)
05.テレフォン No.1
06.夏の決心
07.女の子は泣かない
08.恋する感覚
09.YOU
10.ガリレオのショーケース
ENCORE
EN1.ミラクルをキミとおこしたいんです
EN2.17才
■アイドルネッサンスNEW SINGLE『夏の決心』
発売日:2015年7月28日
収録曲:
1.夏の決心 / 大江千里cover
2.Happy Endで始めよう / 大滝詠一cover
3.Dear, Summer Friend / 真心ブラザーズcover
4.夏の決心(instrumental)
5.Happy Endで始めよう(instrumental)
6.Dear, Summer Friend(instrumental)
■アイドルネッサンスNew Singleリリースイベント
“二度目の夏を駆け抜けるネッサンス”~夏の決心レコ発巡り
6月28日 タワーレコード錦糸町店 1部14:30 2部16:30
7月12日 都内イベント予定
7月18日 タワーレコード新宿店7Fイベントスペース 18:00
7月25日 都内イベント予定
7月26日 トレッサ横浜 南棟1F イベント広場 1部12:00 2部14:30 3部16:30
7月27日 タワーレコード新宿店7Fイベントスペース 18:30
7月28日 タワーレコード渋谷店 B1 CUTUP STUDIO 19:00
7月29日 タワーレコード横浜ビブレ店 19:00
7月30日 タワーレコード錦糸町店 19:00
7月31日 タワーレコード新宿店7Fイベントスペース 18:30
~関東六県 レコ“初”巡り~
8月11日~16日
神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木にて開催!
詳しくは追って発表。
■今後の予定
7月05日 アイドル横丁夏まつり!!~2015~ 新木場STUDIO COAST
7月11日 TOKYO IDOL PROJECT TIF2015 メインステージ争奪LIVE!! AKIBAカルチャーズ劇場
記事:南部仁志
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