“ゆいお姉さん”林祐衣、ダンスで鍛えた“筋肉グラビア”披露

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テーマパークの人気ダンサーとして、SNSでも話題となった “ゆいお姉さん” こと林祐衣さんが27日、秋葉原・書泉ブックタワーで自身初の写真集『PALETTE』(講談社)の発売記念イベントを開き、会見でグラビア初挑戦となる本作について語った。

イベント前日の9月26日に発売された本作について、林さんは「お話をいただいたときから、まさか講談社さんから写真集を発売できると思ってなくて、撮影中もずっと実感が湧かなかったんですけど、やっと実物を手にして実感が湧きました。本当に嬉しくてありがたい気持ちでいっぱいです」と率直な思いを語った。

林さんは、テーマパークの “ゆいお姉さん”として知られ、キレキレのダンスと愛らしいキャラクターで子供から大人まで大人気に。ダンサーを中心にタレントとしても活動し、舞台『美少女戦士セーラームーン SHINING MOON TOKYO』では、セーラーマーキュリー/水野亜美役を務めた。2025年3月にパークを卒業後は、初レギュラーラジオ「林祐衣のでらMYRADIO」(CBC)が地元名古屋で放送されるなど、活躍の場を広げている。

この日のイベントは参加希望者多数につき、予定されていた1部・2部が早々に完売。急遽3部が追加されたが、こちらも完売となっている。写真集発売記念イベントは、10月4日(土)に名古屋 : 星野書店でも開催される。

会見には多くのメディア関係者が集まり、林さんは「私自身こういう会見をさせていただいたのが初めてで、とっても緊張してるんですけど、こんなに集まっていただけるとは思っていなかったので、本当にありがとうございます」と、緊張しつつも感謝の気持ちを伝えた。

写真集のタイトル『PALETTE』には、「パレットの上にさまざまな色が乗っているように、いつもの明るく元気な私から、ちょっと大人っぽい私だったり、お部屋でリラックスしているほとんど素の私だったり、さまざまなカラーの私が集まった一冊になったと思ったので、『PALETTE』にさせていただきました」と、林さんの多様な魅力が凝縮されていることが明かされた。

また、31歳で初のグラビアに挑戦した林さんは、「初めてのグラビアだったので、水着に対して不安や緊張がすごくありました」と率直な気持ちを語った。しかし、ファンからの「ダンサーとしての筋肉がすごいね」「ふくらはぎの筋肉が違う」といった応援の声が挑戦の後押しとなった。「私らしい“筋肉グラビア”にしようと思いました」と決意を固め、これまでのダンサーとしての筋肉に加え、さらに筋トレに励んだという。食事制限も行い、並々ならぬ努力を重ねて本作を作り上げたことを明かした。

本作は家族旅行の思い出の地であるグアムが舞台。「グアムでの撮影は、高校生のときに家族と行った思い出の地でもあったので、まさか海外で撮影させてもらえると思ってなかったことに加え、当時とは違う感慨深さがありました」と、撮影に臨むにあたっての特別な思いを語った。

撮影中にはインラインスケートにも挑戦。「現地のスケボーパークに行って楽しく滑っていて、ほとんど初めての挑戦ではあったんですけど、1、2回ぐらいですぐコツを掴んで楽しく滑っていました。現地のお子さんとかもいらっしゃったので、その人たちとも関わり合いながら一緒に撮影できたのも楽しかったです」と、現地での交流も楽しんだ様子。

また、グアムはスコールが多い地域にもかかわらず、4泊5日の撮影期間中は一度も雨が降らなかったという。「とっても素敵な夕景のお写真も撮れたので、それもとっても思い出深いです」と、幸運にも恵まれた撮影を振り返った。

写真集の撮影に向けて、林さんは大好物のラーメンを我慢して体作りに励んだ。週に2、3回食べに行くほどだったが、撮影の1ヶ月半前からは「ラーメン屋さんに行っても『しばらく会いません』と宣言し、我慢しました」と告白。食事制限と筋力トレーニングを徹底したという。グアムでの撮影を終え、帰国後の空港で念願のラーメンを食べた瞬間は、「おいしい!」と声を上げて泣きそうになったと、その感動を語った。自分を追い詰めて頑張っただけに、帰国後はコンビニでもラーメンを購入し、その日は1日に2度ラーメンを食べて達成感とともに自身を褒めたという。

お気に入りのカットについて、「グアムの太陽の下で楽しそうにしている姿が、やっぱり自分らしいなとも思ったので選びました。メイクも薄めで本当に素の林祐衣としてのショットなので、太陽を浴びて『楽しい!』って思っている自分らしい1枚になったと思っています」と、自然体の自分を表現できたカットを挙げた。

また、撮影中の“元気すぎた”エピソードも披露された。「夕景をバックに水着で撮ったシーンで、後ろ向きで『じゃあ撮ります』ってなった時に、私ががっつり“仁王立ち”して撮ったシーンがあって、カメラマンさんやスタッフさんが『仁王立ちって初めて見たな』と言われちゃいました。普段のグラビアではされないポーズだと思うんですけど、逆に自分らしいなという思い出があります」と、ユニークな撮影秘話が飛び出した。

これからハロウィンの季節を迎えるにあたり、コスプレやイベントへの参加予定を問われると、「私、そういう場が意外と緊張してしまうというか、陽というよりは“イン”なほうなので、お家で楽しくハロウィンを過ごします」と意外な一面を明かした。「美味しいご飯を食べたい気持ちが強いので、ハロウィンは家でかぼちゃシチューを作ったり、食事でハロウィンを楽しむことが多いです」と、家庭的な過ごし方を語った。

今後の目標について林さんは、「もっと様々なお仕事にもチャレンジしていきたいです」と意欲を見せた。写真集をきっかけに筋トレにはまり、現在も継続しているため、「筋肉を活かしたお仕事もできたら嬉しい」と語った。その他にも、子供と関わる仕事、ゴルフ番組への出演などスポーツ関連の仕事、演技、朝の番組などに加え、体を動かすことが好きなためアクションにも興味があるとし、今後の幅広い活動への展望を語った。

最後に、ファンに向けて「いつも応援してくださってる方はもちろん、今回の写真集で初めて私を知ってくださった人にも、とにかくたくさんの方に見ていただけたら嬉しいです」とメッセージを送った。

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