葉月くれあ、初の写真集『clarus』は「みんなで出来たもの」成長と感謝を語る

「ミスマガジン2024」グランプリの葉月くれあさんが31日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYA で、自身初となる写真集『clarus』(講談社)の発売記念会を行った。

写真集の完成に際し、葉月さんは「今まで応援してくださったみなさま、スタッフ、そして家族への感謝の気持ちと、自身の成長を形にすることができ、本当に嬉しいです」と喜びを語った。

写真集のタイトル『clarus』は、葉月さんの名前「くれあ」の由来である「光」と同じ意味を持つラテン語で「明るい」を意味する。「この本を見てくださった皆様の毎日がもっともっと光り輝く、明るくなりますようにという気持ちを込めてつけさせていただきました」と、タイトルに込めた特別な想いを語った。

写真集の撮影は今年の5月、オーストラリアのケアンズで行われた。広大な自然の中で見せる少女のような無邪気な笑顔や、まるで一緒に海外旅行を楽しんでいるかのような“彼女感”あふれる様子が多数収められている。

葉月さんは今作で初めてランジェリー姿も披露。ページをめくるたびに「コロコロ変わる表情」が最大の見どころだとし、「美味しいものを食べながら見せる幸せそうな顔、スタッフとの撮影中に見せる大爆笑の顔、景色を眺める真剣な顔、クールな大人の表情など、自分の内面にある全ての表情を撮っていただきました」と語った。ミスマガジン史上最年長グランプリという経歴を持つ彼女だからこそ表現できたという、ちょっぴり攻めたカットも盛り込まれている。

お気に入りの一枚(右参照)として紹介したのは、白を基調としたワンピースを着用したカット。「衣装合わせのときに一目惚れして、絶対これが着たいとお願いしたワンピースです」と明かした。撮影時にはたまたまフルーツ市場で見つけたという可愛らしい花を手に持ち、普段のグラビアとは異なり「いつもより濃くメイクしてもらった」ことで、「気分が上がる撮影でした」と笑顔を見せた。

撮影中のエピソードとして、亜熱帯雨林特有の厳しい天候に苦労したことも明かした。「晴れてたのに急に雨が降ってきたり、足が冷えてむくんでしまったりと大変なこともありました」と振り返る。しかし、「撮影チームの皆さんがどんな大変なことも全部プラスに変えてくださったおかげで、本当に楽しく撮影を終えることができました。『今、めちゃくちゃ晴れてるから、今行こう!今行こう!』といったチームの雰囲気も印象的で、一番記憶に残っているのは天候です」と感謝を述べた。

この経験を通じて、グラビア撮影は自分だけの力で成り立つものではないと痛感したという葉月さん。「スタッフの皆さんも大変な状況で頑張ってくださっている。みんなで頑張ることが大事だと1年間で学びました。私だけじゃないんだな、と。この写真集は本当にみんなで出来たものなので、成長しました」と、ミスマガジンとしての先輩としての成長も語った。

完成した写真集は、自分からはまだ誰にも見せていないという葉月さん。予約してくれた家族には「楽しみにしててね」と伝えたそうだ。先行カットを見た家族からは「本当に綺麗だね」「綺麗になったね」という言葉をもらい、「とても嬉しかった」と笑顔を見せた。

自身で写真集に点数をつけるなら「満点!、100点満点だと思います!」と自信を覗かせつつも、「私だけじゃなくて、スタッフさんやファンの方々、家族のおかげでできたものなので、私が点数をつけるのはおこがましいくらいです。皆さまのおかげでできた一冊です」と謙虚な姿勢を示した。

次に写真集を出すとしたら、「日本が大好きなので、四季をかけて日本中のいろんな場所で撮影したい」と夢を語った。地元大阪や冬の北海道など、1年をかけて自分なりのこだわりを持って作りたいという目標があるそうだ。

最後にファンに向けて、「この写真集のために、1年間、成長を見せたいという思いでたくさん頑張ったので、やっとみなさまに届けられることができて嬉しいです。いつも応援ありがとうございます」と感謝を述べた。「ファースト写真集は本当に大切で、素敵な記念です。私も大切にしますが、皆さんも大切に大切に、これからも何十年も何回も見続けてほしい」とメッセージを送った。

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