スチームガールズ 亀田伶央奈 二十歳を迎え大人の女性として色気を出して頑張ることを宣言

10月26日、アリスプロジェクトのアイドルユニット スチームガールズの亀田伶央奈さんの生誕祭が秋葉原の常設劇場 P.A.R.M.S(パームス)で行われた。

亀田伶央奈さんは、アリスプロジェクト所属のアイドルとしてはアリス十番に所属していたこともあるなど古株であるが、生誕祭は初めてということもあり会場は当初から異様な熱気に。

亀田伶央奈とプリントされた幟が多数会場に立てられていたり、ステージ上にはメッセージ付きの風船なども準備されていた。

そして、万を持してのスチームガールの登場に会場も大興奮。伶央奈コールも通常よりも遥かに大きくなっていた。

1曲目のパフォーマンスのあとのメンバー紹介では、亀田伶央奈さんの好きなセーラームーンにちなんで、メンバーみんながセーラームーンの髪型を真似しようとしたが、全員が一様に中途半端な状態になってしまったと語り、それぞれ笑いをとっていた。

そして、メンバー紹介一番最後の亀田伶央奈さんの時、青いサイリュームを持ったファンが立ち上がった。その数は会場の観客の半分近くを占めており場内から驚きのどよめきが起こった。

亀田伶央奈さん自身は、自己紹介で自分の生誕祭ということでかなり緊張していたと話し、それを証明するように次の曲を始める際、緊張のあまり楽曲のコールを忘れるというハプニングも。

その後はしばらく通常通りライブステージが進んでいくが、中盤にはサプライズの演出で楽曲の途中、亀田伶央奈さんを残して全員ステージから一旦退場。取り残された亀田伶央奈さんだけは、どうしていいかわからず踊り続けていた。ほどなくして「ハッピーバースデー」の合唱と共にバースデーケーキを準備したメンバーが再び戻ってくると、亀田伶央奈さんは驚きの声を上げた。それもそのはず、バースデーケーキは大好きなセーラームーンを型どったものであった。

バースデーケーキは精巧に作られており、味見をした亀田伶央奈さん始め他のメンバーも美味しいとコメント。

ケーキ以外にも、亀田伶央奈さん推しファンのチェキが綴られた「ヲタ図鑑」が送られたり、亀田伶央奈さんの名前がプリントされたTシャツや、亀田伶央奈さんの頭文字の「R」がプリントされたキャップも贈られた。

ファンもみんなそのキャップを既にかぶっており、スチームガールのメンバーや他のアリスプロジェクトのメンバーの分のTシャツも用意されていて、ステージ上も亀田伶央奈Tシャツで勢ぞろい。そして、そのTシャツを着たまま残りのパフォーマンスも決行された。
楽曲が進むと再度サプライズが。パフォーマンス途中に楽曲がアリス十番の楽曲に変わり、亀田伶央奈さんが乗ったゴムボートでのアリス十番恒例の客席漂流が。突然の演出にも関わらず、元アリス十番のメンバーでもあった亀田伶央奈さんはゴムボート上でのメインボーカルを務めあげた。

亀田伶央奈さんは「やってみたかったが、やらずにアリス十番から抜けてしまったので、今日できてうれしい！」とニッコリ。

再びMCの時間に入ると、森カノンさんから手紙の朗読があった。

「20歳のお誕生日おめでとう。初めて会ったのは3年前の冬、事務所の演技のワークショップの時でしたね。正直、印象が薄くて、第一印象を覚えていません。でもソロ活動しているとき、対バンライブなどで私が一人でいるときに優しく手を差し伸べてくれたのは伶央奈さんでした。以前は『カノンさん』と呼ばれていたのに今では『森』と呼び捨てにされるほど距離が縮まりましたね。それから間もなくアリス十番が結成されて一緒に活動することになり、もっと仲が深まりました」。「沢山のつらいことや悲しいことがあったと思います、幾度となく壁にぶち当たったり、思い悩んだこともたくさんあったと思います。スチームガールズとして再デビューが決まって、初ステージの時は自分のことのようにうれしかったです。」と涙ぐみながら読み上げた。

そして最後に森カノンさんは「初心を忘れて欲しくないので」とおもむろに取り出して手渡した袋の中をみて、亀田伶央奈さんは声を出して驚いた。なんと亀田伶央奈さんが17歳の時に発売した、自分自身のグラビアDVDであった。まさかのプレゼントに亀田伶央奈さんはかなり驚きつつも「初心に戻って、見てみます！」とコメントした。

最後に、亀田伶央奈さん自身が想いを語った。

「アリスプロジェクトに入ったのは16歳の時。トッピング☆ガールズに入ってからこの人生が始まりました。私は見た目がアイドルらしくないので、全然ファンがつかなくて会場で見てくれる人もいない時もありました。2年前の3月にしてはいけないことをしてしまって、謹慎になってしまいました。もう辞めてしまおうと思って毎日つまらなくて、前までは同じステージに立っていたメンバーがすごく離れて行って、こんなの嫌だとずっと思っていて、でも私は歌を歌うことが大好きで、音楽を続けていきたいと思って、スチームガールズとしての再デビューが決まって、センターとして復帰して。でもやっと再スタートしたのにうまくいかなくって、センターなのに人気がなくて、悩んでいて。でも私にも足りない分がたくさんあって、その時にいたたった一人のファンの人がそのことを教えてくれました。たった一人でも私のことを見てくれる人がいれば、その人に想いをぶつけてこのまま続けていこうと心に決めて。立ち位置は端っこだけど、P.A.R.M.Sが始まって、どんどんファンが沢山増えて毎日名前を呼んでもらって、伶央奈って名前が本当に大好きになりました。これからも20歳を迎えたことだし、大人の女性として色気を出して頑張っていこうと思いました。」

スピーチが終わると割れんばかりの拍手が起こった。

最後に、亀田伶央奈さんによって締めのセリフ。「それでは以上私たちスチームガールズでした」と元気よく生誕祭は終了した。

12月27日には、スチームガールズはアリス十番と共に日本武道館のイベントに出演が決定している。

武道館を目指すアイドルが多い中、一つ頭抜きん出た形となる。今後の活動にも期待ができそうだ。

スチームガールズ OfficialWebSite
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地下アイドル「純血」
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