AKB48 花田藍衣、マグロ解体に続き「フグの免許目指す」　AKB48のセンターを誓う20歳

花田藍衣

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AKB48の19期研究生、花田藍衣（めい）が、アイドルWEBマガジン『ガラスガール』のカバーガールとして登場。撮り下ろしグラビアとインタビューを公開した。AKB48と同じく今年20歳を迎えた花田さんが、グループの20周年への思いや、意外な特技について語っている。

『ガラスガール』は、「ガラスの靴で夢に向かう“アイドル”の『キラキラ』と『笑顔』と『夢』を追いかけ続ける」をコンセプトに掲げるアイドルWEBマガジン。今年20周年を迎えたAKB48から、今年20歳の花田藍衣さんが登場。19期研究生ながら選抜常連メンバーとして活躍する彼女は、「めいめい」の愛称で親しまれ、AKB48の若きホープとして注目を集めている。12月には前田敦子さん、高橋みなみさん、大島優子さんらOGメンバーも出演する日本武道館コンサートを控えている。

今回のカバーガール撮影について花田さんは、「ソロの撮影は3回目なので、まだ緊張もありました。他にメンバーがいると、そのコのほっぺたをツンツンしたりとか、色々できるんですけど、ひとりの場合はポーズにまだまだ苦戦します。嬉しいんですけど」と明かした。撮影に使用された小道具については、「AKB48のシングルにちなんだものですよね！　いろいろ撮ってもらったときに、『あ、これは……』って思いながらポーズしてました。たぶんファンの皆さんはすぐに見つけてくださるんじゃないかなって思います。全部で７つありましたよね？」と語った。

AKB48が20周年を迎えることについて花田さんは、「AKB48の20年の歴史を見ていると、すごく濃いなって。私も20歳なんですけど、私の20年なんて全然濃くないなって」とグループの歴史への思いを表現した。さらに花田さんは、「自分たちは今までで一番盛り上げられてると思っていても、先輩方やファンではない方が見たら、そう見えないんじゃないかとか。だからもっと盛り上げていこうねってふうに、高橋みなみさんや前田敦子さんたちが言ってくださって」と、OGメンバーの言葉を紹介した。そして、「それを聞いて、自分たちが今いるところに満足しちゃいけないんだなって。20年という歴史の重さを先輩方の言葉を通じて感じ取りました」と、グループを担う責任感を吐露した。

卒業生との交流については、指原莉乃さんの名前を挙げた。「指原莉乃さんと仲良くなりました！　MCでたくさん活躍されていて、お話するのが大好きな私の憧れの先輩です。なので、バラエティーを見たり、SNSももちろんチェックしてますし、Instagramのサブスクも登録しまして」と、指原さんへの憧れを語った。続けて、「ファンのつもりで見ていたんですけど、私のファンの方がめいめいがサブスクに入ってるらしいよって、言ってくださったみたいで、『花田藍衣ちゃんありがとう』って、お話から始まって、サブスク内で話していたことで盛り上がったり、距離を近づけられたんじゃないかなって思います」と、交流が深まったきっかけを明かした。また、柏木由紀さんへの相談については、「すごい長文で返信してくださって。『私もそんなだけど』みたいなことも書いてあって、いやいやいや、何でそんなに活躍されているのに謙虚でいられるのかって思いました」と感謝の言葉を述べた。

12月に控えるOGメンバーとの日本武道館コンサートについて、「ものすごくプレッシャーというか。シングルでご一緒したのは、短い期間ではあったんですけど、武道館は６公演ありますし、たぶん長い時間を一緒に過ごすと思うんです。なので、先輩方に失望じゃないですけど、今のAKB48ってこんな感じなんだって、良くないふうに思われないかすごく不安で」と、現在のAKB48を代表する立場としての不安を語った。さらに、「なので、そう思われないように。何なら今のAKB48はめちゃくちゃいいから、もっと宣伝しようって、先輩方が思ってくださるようにしないといけないなって。プレッシャーというか、責任感をすごく感じていますね」と意気込みを示した。会ってみたいOGメンバーとして大島優子さんの名前を挙げ、「大島優子さんがすごい好きだったので、会えることが楽しみです。『ヘビーローテーション』のミュージックビデオを見て育ってきたので、その感想を伝えたいです」と語った。

AKB48の楽曲にちなんだ小道具の中で思い出深いものとして、花田さんは『BINGO!』を挙げた。「曲が出たのは2008年だから、まだ2歳とかなんですけど、『僕の太陽』公演でやった曲なんです。振り付けでファンの方と目を合わせるのが初めての体験で。この曲をやるときは、今までで一番の100レベルの笑顔を出そうって毎回思っていて」と、楽曲への特別な思いを明かした。続けて、「レッスン場で鏡を見てにらめっこしながらたくさん練習しました。実際にステージに立ってファンの方と目を合わせるのが楽しくて、皆さんの笑顔も忘れられない曲だなって」と、ステージでの経験を振り返った。AKB48の20年の歴史で好きな時代を問われると、「でも今がやっぱり一番好きです。自分が憧れの場所に立てているっていうのが嬉しいですし」と即答した。そして、「これからAKB48を築いていこうっていう気持ちをみんな1人1人持っているので何か時間に恵まれてるなっていうふうにも思うので。今の時間が好きですね」と、現在の活動への思いを語った。

自身の性格について花田さんは、「ちっちゃい頃はすごい面白いコって言われてたんですよ。『めっちゃ笑うコだね』とか。けど、今は『真面目だね』って言われたり、落ち着いたのかなって思います」と、幼少期との変化を語った。苦手なものを尋ねられると、「トマトですね。でももう大人なので。ウーロン茶で流し込みます」と、大人な対処法を紹介した。趣味はアニメ鑑賞、人間観察に加え、特技の一つに意外な一面があるという。

花田さんは、「汚いものがあったら、すぐ手でくるくるしちゃうとか。洗面台とか洗濯機にたまってる埃とかあるじゃないですか。見つけたら手袋をして、取るのが好きなんです。くるくる回して取るとキレイになるんですよ」と明かした。さらに、「ごっそり取れるの好きですね（笑）。YouTubeの耳かき動画とか、角栓をごっそりとか見ちゃいます！」と、汚れ除去へのこだわりを語った。加えて、お風呂掃除について「お風呂を使ったあとって床に水が残るじゃないですか。それを窓の水滴を取るワイパーみたいなのを使って、全部キレイにしてから出ます」と、日常生活でも徹底したキレイ好きであることを紹介した。

もう一つの特技は魚をさばくこと。花田さんは、「高校生のころに飲食店のキッチンでアルバイトをしていたんです。そこはお刺身もお魚からさばくお店で、楽しそうでやってみたいですって、お願いしてやってみたら、すぐにできるようになりまして。タイとかカサゴとかヒラメをさばいてお客さんに出したり」と、習得の経緯を語った。AKB48加入後も特技としていたところ、「AKB48に入ってからも特技に書いていたら、先日ついに小田原のお祭りでキハダマグロの解体に挑戦させていただきました！」と報告した。

マグロ解体の感想として、花田さんは「本当に嬉しかったです！マグロって皮がめちゃめちゃ硬いんですよ。もうテーブルを切ってるんじゃないかってぐらい。普通のお魚ならサーーって切れるんですけど、切るのに5往復ぐらいして」と苦労を語った。そして、「身はスパーーって切れるんですけど。皮はすごい頑丈で。頑丈な皮の内側においしい身があるって、それがマグロのおいしさの秘訣なのかなって思いました」と、その醍醐味を語った。

マグロ解体後の夢は「フグ」だと明かし、「フグが待ってます。そうなんですよ。だからまずは調理師免許を取得して、最終的にはフグの免許も行きたいです」と目を輝かせた。AKB48としての目標について、花田さんは、「私は加入させていただいてから、ファンの皆さんの温かさだったりをすごく近くで感じて、ファンの皆さんがいないと叶えられないこともたくさんあったので、これからは私がファンの皆さんをたくさん。ありきたりな言葉でしか言えないですけど、目を合わせて、いっぱい幸せにして」とファンへの思いを語った。そして、「最終的にはセンターっていう目標にたどり着いて、AKB48の柱になりたいなって思います」と、グループの未来を担う決意を表明した。

* ガラスガール：https://glassgirl.info/