アリスインプロジェクト 大反響の「ハイスクールミレニアム」の再公演を発表

女優
「ハイスクールミレニアム2012」キャスト
「ハイスクールミレニアム2012」キャスト
  • 「ハイスクールミレニアム2012」キャスト
  • 左から高田あゆみ・ちーちゃん・佐々木もよこ・高橋明日香・平山空

 アリスインプロジェクトの小劇場公演「アリスインシアター」の中から、2011年最大の話題作『ハイスクールミレニアム』を再演すると発表があり、製作発表会を秋葉原で行った。

 去年12月に上演し、大きな話題となった「ハイスクールミレニアム」。企画演劇集団ボクラ団義・久保田唱氏の持つロジカルでスピードのある脚本とキャストの持味を生かした演出でたくさんのお客様だけでなく関係者からも大きな評価と関心を得た。終演直後から再演のリクエストが多く、大きな話題を呼んだ本作が「ハイスクールミレニアム・リターンズ」としてキャストの大半を一新し、再上演の運びとなった。

 「今は西暦2000年です」高校教師の高世真琴は自分が高校時代に過ごした学校にいた。そして高校時代の自分を目にする。1984年から来た女、戦時中から来た女、戦国時代から来た女、科学者は説明する「2000年問題です」。少しだけ懐かしい12年前。西暦2000年を舞台にした少女たちの青春ストーリー。

 高世真琴役の佐々木もよこさんは「2回目の舞台です。セリフ多く覚えるしかない。稽古場は女の子だらけで女子校みたい」、前作にも出演したちーちゃんは「昨年も出演させていただき、今回も出演出来て嬉しいです。素敵な舞台にしたいです。役柄が前回とは逆の立場になり、前回相手役の人はこんな気持ちだったのかなとわかり稽古が楽しいです」、戦時中の女の役の高橋明日香さんは「脚本を読んで鳥肌が立ちました。どういう話しになるのか稽古は半分まで進んでいまして、後半が楽しみです。戦時中からタイムスリップしています。もんぺ姿で頑張ります」、ボクラ団義で過去に出演経験のある平山空さんは「ハイスクールミレニアムには今回3回目の出演です。内容は毎回バージョンアップしている」、1984年から来た女役の高田あゆみさんは「今回2児の母役。結婚も出産もしていないので母の気持ちがわからないけど、私が1984年生まれなのでお母さんがどんな気持ちで育てていったのか母の気持ちで演じたいです」と主演キャストに役どころと意気込みを語ってもらった。

 脚本・演出担当の久保田唱氏は「昨年上演した作品をまたやらせてもらうことになりました。2000年問題は騒がれましたが、コンピューターにはそんなに異常は起きなかった。しかし、時空に異常が起きていた。西暦2000年に過去と未来の人間がタイムスリップしてしまう。前作にちょっとエピソードを足して、前回観てもらったお客様にも楽しめる作品です」と話した。

「ハイスクールミレニアム2012」(上野・ストアハウス)
8月15日(水)19:00
8月16日(木)19:00
8月17日(金)13:00 19:00
8月18日(土)13:00 19:00
8月19日(日)12:00 17:00
チケット:S席4800円 A席3800円

関連動画を観る