女優で虫プロデューサーの片田陽依が10日、東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「スペース634」で開催される『大昆虫展 in 東京スカイツリータウン® ~虫はともだち! 日本のくらし~』のスペシャルナビゲーターに就任し、プレス発表会&プレオープニングイベントに登壇した。
大昆虫展実行委員会が主催する同展は、夏休み恒例の人気イベント。7月11日から8月30日まで開催される。発表会には、片田陽依のほか、大昆虫展アンバサダーの哀川翔、監修者で国立環境研究所の五箇公一が登壇した。
片田さんは「ただの虫オタクなんですけど、スペシャルなナビゲーターに任命いただいて本当に光栄で、恐縮に思っています」と挨拶。自身のYouTubeチャンネル『ひよりのむし日記』で虫の生態を紹介するなど、虫の魅力を世の中に発信する活動への想いから就任を快諾したという。
イベントでは、今年の大昆虫展のアンバサダーに、ハロー!プロジェクトから誕生した特別ユニット「ConChu!(こんちゅ)」が就任することも発表された。モーニング娘。’26の杉原明紗、アンジュルムの長野桃羽、つばきファクトリーの西村乙輝、ロージークロニクルの相馬優芽の4人によるユニットで、ユニット名は事前の一般公募で寄せられた1800件を超える応募の中から選ばれた。
会場にはConChu!の4人からビデオメッセージが寄せられ、「大昆虫展にお集まりの皆様、こんちゅ!」と挨拶。イベントのオリジナルテーマソングを担当したことを報告し、近日中の配信リリースを予告した。また、7月14日にはメンバーが会場を訪れることも決定しており、詳細は大昆虫展の公式サイトやSNSで発表される。
トークでは、哀川さんが飼育するカブトムシが披露され、今年の大きさは85mmになったと明かした。「去年よりはちょっと頑張った」と話し、温暖化の影響で幼虫期の成長が難しくなっていることに触れつつ、「目指せ90mm」と意欲を見せた。これに片田さんは「野生でこんなに大きいものは見る機会がないですね」と目を輝かせた。
一方の片田さんは、撮影で地方に行くたびに追加で一泊して山に行って虫探しをするほどの昆虫オタクだと明かし、「子どもの頃から虫が好きで、その魅力を世の中に発信したくて、その入り口として女優になりました」と自身の原点を語った。
好きな昆虫を問われた片田さんは、自宅でも飼育しているというヨロイモグラゴキブリを紹介。「世界最重量で35gぐらいある。ゴキブリと思えないと思う。ゴキブリが苦手な方もサナギみたいでちょっと可愛いと思うはず」と魅力を語った。昆虫食については「魚が好きな人が魚を食べるのと同じような感じ」で何でも食べられるとしつつ、「食べちゃいたいぐらい可愛い」とコメントし、会場を沸かせた。
また片田さんは、ドラマの撮影中に特定外来生物のクビアカツヤカミキリを埼玉県で見つけた経験も明かした。クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラの木の幹を食い荒らして枯らしてしまう害虫。「見つけた以上、どうにかしなきゃ、日本が危ない」と撮影を止めてもらい捕獲、その場で駆除したという。真剣な表情で語る片田さんに、五箇さんも「それが正解」と応じた。
また、記者からの質問で、虫好きで周囲から引かれた経験を問われた片田さんは、「中学生の頃、気持ち悪いと言われて」虫好きであることを周囲に隠していたと明かした。「大人になってみると、それってすごくいい個性だと思う。今『虫が好き』って周りに言えない子たちもいると思いますが、孤独を抱えることがあっても、いつかわかり合える人に出会えると思うので、そのままずっと好きでい続けてもらえたら」と自身の経験を踏まえてエールを送った。
これに哀川さんは「別にわかり合えなくて、いいんじゃない? 嫌いな人は嫌いだから。無理にわかり合おうとしなくていい。『好きな人は好き』、これでいい」と温かい言葉をかけ、片田さんも「大人になるとその好きな人同士に出会う機会が増えるので、そういう方々と過ごしていただければ」と笑顔を見せた。
同展は、見るだけでなく実際に昆虫に触われることが特色。虫を見ることと触ることの違いについて問われると、片田さんは「触ってみると震えるものがいたり、ツノが生えてくるなど、いろんな形態の変化もある。触ってみないと分からないことがたくさんある」と述べた。
最後に片田さんは「生体の展示も標本の展示もどれも素晴らしくて、昆虫の魅力はもちろん、外来種問題のようなメッセージも詰まっている。ここに来れば昆虫のことをたくさん学べると思うし、大人でもお子さんでも楽しめる場所」とイベントをアピールし、「昆虫にまだ興味がないという方でも、来てみたら何か魅力に気づくところがあるのではないか」と来場を呼びかけた。
2013年に東京タワーの特設会場で初開催され、現在の会場に移ってからは今年で11回目、通算では12回目の開催となる。今年のテーマは「虫はともだち!日本のくらし」。子どもたちが昆虫を見る・知る・触れることを通じて、自然環境や暮らしとの関わりに興味を持ってもらうことを目的としている。会場デザインはイラストレーターのじゅえき太郎が手がけ、来場者が雑木林に迷い込んだような空間になっている。
大昆虫展 in 東京スカイツリータウン® 公式サイト:https://daikontyu-ten.jp/
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