北野日奈子、カレンダーのお気に入りは東京競馬場「今年、いちばん行った場所です」

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北野日奈子

女優の北野日奈子が11月24日、自身の『2026カレンダー』発売記念イベントをHMV &BOOKS SHIBUYAで開催し、カレンダー制作秘話や2024年の活動、来年への意気込みを語った。

北野さんは、完成したカレンダーへの喜びと感謝を次のように語った。「今年もこうやって来年のカレンダーを発売できることがすごく嬉しいです。毎年手に取ってくださるみなさんの存在があって続けられていることだと思います。今年も満足のいくカレンダーができ、みなさんの来年1年と一緒に寄り添ってもらえると思うと嬉しく、ありがたいです」

カレンダーのテーマは来年の干支「午年」にちなみ、馬との撮影に注力した。「競馬を仕事にして馬が好きになったので、今年も乗馬シーンがカレンダーにあります。表紙ではお馬さんと寄り添うカットで、お馬さんと撮りたいと伝えました」と説明。特にお気に入りとして「仕事で一番足を運んだ4月の東京競馬場のカット」を挙げ、「競馬が開催されない平日でしたが、馬好きにはたまらないカットだと思います」とアピールした。

乗馬中のエピソードでは、馬「マリアちゃん」との撮影を振り返った。「民家で飼われているマリアちゃんは道路も渡るんです。草を食べるのを操縦しながら30分乗馬するのは大変でしたが、楽しい時間でした。馬に乗ると目線が高く、まるで冒険しているような気分でした」と語った。

カレンダーを飾ってほしい場所については、「自分の部屋やリビングはもちろん、個人的には会社のデスクに置いてもらえると嬉しいです。恥じらいなく応援してくれているな、好きなことを見せびらかしてくれているなと思えるので。オンラインで『会社で飾ってるよ』と見せてもらえると暖かい気持ちになります」と呼びかけた。

年末の有馬記念については、競馬への熱い思いを明かした。「今年のクリスマスは競馬の仕事で、有馬記念の枠順抽選会です。勝てば今年の負けはチャラになるので、絶対に勝ち馬を予想して的中したいです!」と笑顔で語った。

競馬の魅力については、「人と馬の絆が垣間見れるところです。目に見えない愛や奇跡が競馬にはあります。去年の有馬記念で、3歳の牝馬レガレイラが64年ぶりか68年ぶりに1着を獲ったのは衝撃でした。ぜひ皆さんに競馬を好きになって、感動を分かち合いたいです」と熱く語った。

2024年を振り返り、「今年は大好きな競馬のお仕事としてJRAファンクラブのメンバーになり、1年間ずっと競馬と共にありました。また、5月から6月には下北沢で、川尻恵太さんとの10年ぶりの舞台で34公演のロングランでした。卒業して一番、自分が納得し、多くのことを吸収してみなさんに届けられた、人生においても濃い1年でした」と充実感を滲ませた。

2025年への展望については、「来年は“火の馬”と言われる午年ですが、競馬の素晴らしさを伝える側として、競走馬と共に命を燃やしながら伝えたいです。俳優業でも素敵なものを届け、感情を分かち合えることをやっていきたい。卒業して丸3年ですが、活躍する乃木坂46を見てエネルギーをもらっています。来年も1ファンとして応援しながら、卒業した立場から何か恩返しできるように、自分らしさを見つけながら走っていきたいです」と、グループへの変わらぬ愛と自身の成長を誓った。

来年20代最後を迎える心境について聞かれると、「29歳になってから『20代最後だ』と思っていましたが、乃木坂46に加入した16歳からネバーランドにいる気分で、年だけ重ねて気持ちは変わらないんです。二十歳から『大人ってなんだろう』と考えていましたが、模索すること自体が子供なのかもしれないと。この1年、自分らしくのびのびやって、好きなことに繋がり満足できる1年でした」と成長した姿を見せた。

30代で挑戦したいことには、「そろそろ富士山に登ってみたいです。まだ登ったことがなくて。あとは、外に出る機会や趣味を増やしたい。競馬は家で予想し競馬場に行くことが多いので、乗馬を趣味にできるくらい習いたいです」と活動的な目標を掲げた。

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