工藤美桜、素が詰まったカレンダー「パーソナルな場所に置いていただけたら嬉しい」

工藤美桜

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女優の工藤美桜が22日、自身の「2024カレンダー」の発売を記念して、HMV &BOOK 渋谷店にて発売記念イベントを開催した。

イベントに登場した工藤さんは、今年のカレンダーについて、「今回はマネージャーさんと自分とで、企画から撮影、衣装、メイクまで全部自分たちでやりました」と語った。「実際に出来上がったものを見たら、もう100点満点と言いたいぐらい、素敵なカレンダーになりました。すごく嬉しいです」と、完成度への満足感を表明した。

特に工藤さんの「素」の姿を見せることをテーマとしたと明かし、両親も撮影に携わったと説明。「私が撮ってないけど、“これ自分が撮ったんじゃない？”って思うような、そんな思い出のアルバムみたいにしたかったんです」と、親しい人だからこそ撮れる自然な表情を求めた経緯を語った。両親との撮影は、ホテルに宿泊する「プチ旅行」のような形で実施され、「普段よりももっとくだけた、家族の前だけの柔らかい自分が出ている」と、リラックスした環境で自然体の姿が収められたことを強調した。

撮影は夏の終わり、8月下旬から9月上旬にかけて約4日間で行われ、千葉や佐倉、埼玉など様々な場所で実施された。撮影中のユニークなエピソードとして、マネージャーが多くの面白い案を出してくれたことや、「お酒を飲みながら撮影したカットもあるのですが、本当に酔った自分が映っていました」と、普段の撮影では見られないような素顔が記録されていることを明かし、会場の笑いを誘った。また、普段なかなかできない家族との「お泊まり」ができたことも貴重な思い出になったと振り返った。カレンダー全体の制作についても、色味など細部にこだわり抜いた作品であると述べた。

お気に入りのページとして挙げたのは、自身の誕生月である10月のページで、「ハッピーバースデー」の飾り付けを家族がノリノリで手伝ってくれたという。「本当に喜んでいる顔が映っている」と感じる、家族との温かい瞬間を捉えたショットだと語った。「可愛い、ラブリーな感じって、最近はあまりしないので、それも貴重ですごく楽しかった」と、普段のイメージとは異なるキュートな一面が垣間見える一枚であると付け加えた。ちなみに、先月の誕生日当日については、朝から晩まで撮影をしており、その現場でお祝いしてもらったという。

ファンへ向けては、「今回は素の私が詰まっているので、皆さんがくつろぐ場所に置いてほしいです」と、より身近な場所で飾ってほしいと希望。「職場に置いていただくのも嬉しいですが、朝起きてすぐ見れるベッドルームとか、パーソナルな場所に置いていただけたら嬉しい」と語った。

今年一年を振り返り、「仕事で色々な地方に行けたのが思い出深い」と語った工藤さん。普段プライベートで旅行をしない分、仕事で訪れた様々な土地の食事や文化、美しい自然に触れたことは、「体全体で実感できたので、それがすごく新鮮な体験で楽しかった」と振り返った。また、女優としての挑戦についても言及し、「今まで挑戦したことないような役柄にもたくさん挑戦できたので、新しい自分を見つけられました」と、自身のキャリアにおける成長を実感した一年であったことを明かした。

年末までの予定について聞かれると、「こたつを買いたいです！」即答。「家が暖房をつけても寒いんです。なので、こたつが欲しいです。冬は家にこもっていたいです」と寒がりな一面をのぞかせ、年末までにこたつを手に入れて「温活したい」と語った。

来年の目標については、「大好きな仕事をたくさんしたい。まだまだやったことのないこともたくさんあると思うので、新しい挑戦をしていきたいです」と抱負を述べた。プライベートでは、今年仕事で旅行の楽しさを知ったことから、「来年はちょっと海外に挑戦してみたいです。北欧の方に行きたいです。スウェーデンとか」と、具体的な計画と憧れの地を語った。

また、イベント当日が「いい夫婦の日」であったことから、工藤さんは「いい夫婦」像について言及。「隠しごとゼロで、相手を信じ合い、思いやる関係でしょうか」と、信頼と相互理解を重視する姿勢を示した。結婚観については「全然まだ結婚とかも考えたことないんです」と前置きしつつ、「いずれかはと思いますが、信頼し合える関係が理想です」と述べ、「浮気されないように、そしてしないように、それが大事だと思います」と締めくくった。