田中美久、初のソロカレンダーで新境地 「挑戦」と「大人の私」が詰まった意欲作

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HKT48の元メンバーで、グラビアや女優として活躍中の田中美久が8日、自身の『2026 カレンダー』(わくわく製作所)の発売記念イベントを 東京・HMV BOOKS SHIBUYA にて開催した。

今回のカレンダーについて田中さんは、「今年は色々なことに挑戦させていただいた1年になったので、来年も色々なことに挑戦したいという思いを込めました」と明かした。そのため、コンセプトは「色々な国へ一緒に旅をしているイメージ」にしたと説明。撮影は9月に千葉で行われたが、「海外を旅している感じで撮りたかったので、まるで様々な国を巡っているような雰囲気のスタジオで撮影を行いました」と、工夫を凝らした撮影だったことを語った。

特にお気に入りだという1月のページは、大人っぽさが際立つ一枚。選んだ理由として、「今まで4月始まりだったので、1月から始まるカレンダーを出すのは初めて。1月のページを開いてすぐに『いつものみくりんじゃなくて、ちょっと大人のみくりんだ』と感じさせるインパクトがあります」と説明した。

今回のカレンダーでは、衣装やメイクにもこだわったという。「全て自分でプロデュースさせていただきました」と明かし、「11歳からアイドルを始めて、常に写真を撮っていただく機会が多かったので、ファンの方も見慣れているだろうという気持ちがありました。そこで、新しい自分をどう表現できるかと考えたときに、着たことのない形や、生地感の衣装にこだわって作りました」と、これまでの経験を踏まえ、新たな一面を見せるための工夫を語った。

最近、自身が大人になったと感じることについて聞かれると、「悪い意味になってしまうのですが、中学生の頃と違って、すぐ肌が荒れてしまいます。疲れも出やすくなったり、全体的に大人になったなとは感じます」と、率直な気持ちを明かした。「でも、その分美意識が上がりました」と笑顔で答え、「今までだったらありえませんでしたが、皮膚科に通ったり、毎日パックをしたりしています」と、現在の努力を語った。

今年を振り返り、「ソロアーティストデビューをさせていただいたり、自分では想像もつかなかった仕事もあり、色々なことに幅広く挑戦させていただきました。ファンの方も『マルチで活躍できるようになったね』と言ってくださるくらい、自分のやりたいことがたくさん叶った1年でした」と充実した1年だったことを振り返った。

今年残り2ヶ月でやっておきたいことを聞かれると、現在出演中のドラマでピンクヘアにしたことを挙げて、「カツラですが、やっておきたいことが叶ってしまいました」と語った。「あの色は髪をブリーチしないと出せない色と聞いたのですが、それがドラマでできたので嬉しかったです」と続けた。「最初は違和感がありましたけど、新木優子さんが『似合ってるね』と、毎日言ってくださるので、いまは逆にピンクの方が似合うのかもと思うようになりました」と、すでに馴染んでいる様子を見せた。

カレンダーを買ってくれた人に飾ってほしい場所は「玄関」だと答え、「毎日『いってらっしゃい』と『おかえりなさい』をカレンダーの中で言いたいです。カレンダーをめくって、みくりんと一緒に旅をしているイメージだったり、『一緒に頑張っているよ』、というメッセージを共に味わいたいです」と希望を伝えた。さらに「職場にも恥ずかしがらず置いてほしい」とアピールした。

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