【TIFF2025】美絽、『白の花実』で主演デビュー 半年練習したダンスシーン「頑張ったので見てほしい」

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本作でスクリーンデビューを果たした新人女優の美絽さんが30日、有楽町・丸の内ピカデリーで行われた映画『白の花実』舞台挨拶に、坂本悠花里監督と登壇した。

第38回東京国際映画祭 Nippon Cinema Now部門に出品された本作は、坂本監督の長編劇映画デビュー作。ウディネ・ファーイースト映画祭やカンヌ映画祭に招待されるなど、作品の完成前から海外でも注目荒れている。

物語は、突然、寄宿学校の屋上から飛び降りて命を絶った少女が残した日記。そこから浮かび上がる“ある秘密”に触れた杏菜(美絽)は、日記から現れた魂に導かれ、予想もつかない行動へと踏み出す。見るものは知らず知らずのうちに、その奇妙で美しい世界へと引き込まれていく、ファントム・ファンタジー。

本作の主役をオーディションで射止めた美絽さんは、「サントリー天然水」など多数のCMや、MVに出演。モデルとしても雑誌や広告で活躍し、注目を集めている。本作が映画初出演にして初主演となる。

劇中のダンスシーンのために半年間ダンスのレッスンを受けたという美絽さんは「がんばったので観てほしい」とアピール。坂本監督も美絽さんたちと一緒にレッスンを受けたそうで、「キャストは未成年が多くて、21時までには撮影を終わらせなければいけなくて。だから、事前にコミュニケーションをとっておきたかったんです」と意図を明かした。

最後に美絽さんは「少女たちの葛藤や悩み、心情の変化を精細に描いています。そこから何か感じてもらえたら嬉しい」とメッセージを伝えた。

映画『白の花実』」は、12月26日より東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。
公式サイト:https://www.bitters.co.jp/kajitsu/
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