中川可菜、主演映画で6時間以上泣き続ける「涙が枯れました。泣きたいけど涙が出なくなって」

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「きみといた世界」
「きみといた世界」

ニコラモデル出身の女優・中川可菜と、オーディションで抜擢された高橋改のダブル主演による映画『きみといた世界』が14日より公開。池袋シネマ・ロサにて初日舞台挨拶が開催された。

本作は、日常では交わることのなかったコミュ障でぼっちの高校生・卓(高橋改)と、クラスの人気者・碧衣(中川可菜)が、ほかに誰もいない謎の世界に迷い込んだことで繰り広げられる“青春SFラブストーリー”。自身の漫画を映像化したかったarawakaと、本作がデビュー作となる政成和慶監督が共同でストーリーを考えたオリジナル作品。

舞台挨拶に登壇した主演の中川可菜は、「ミニシアターで主演を飾ることが夢だったので、それが叶って本当に嬉しいです」と喜んだ。続けて、自身が演じた碧衣について「私も高校時代は真面目だったので、そこは似ていると思います。碧衣は周りのみんなから愛されているキャラクターですが、自分はどうかな? でも、私も碧衣が大好きです!」と語った。

特に中川が撮影で印象的だったのは、劇中の涙を流すシーンについて。「6時間以上泣き続けたので、涙が枯れました。泣きたいけど涙が出なくなって、人体実験してるような気持ちになりました」と過酷な撮影を振り返り、「目が腫れるほど泣いたので、ぜひそのシーンを映画で注目してほしい」と観客に呼びかけた。

また、共演の保﨑麗は「久しぶりに制服を着たので少し気まずかったですが、青春時代に戻ったようで楽しかった」と笑顔を見せた。さらに、監督から「もっとキャピキャピした演技を」と指示を受けたことについては、「普段はあまりテンションが高くないので、意識的に明るく振る舞いました」と役作りへの努力を語った。

舞台挨拶の最後には、中川が「感想をSNSに投稿してもらえたら嬉しいです。私もチェックします!」と呼びかけ、保﨑も「ぜひ劇中のキャラクターたちの姿を心に焼き付けてください」とメッセージを送った。

髙橋は、上演期間中にトークショーなどが度々開催されることを告げ、「私と監督は2週間ずっとロサにいますので、ぜひみなさんにご挨拶させていただいて、少しでもご恩返しをしたい」とアピール。撮影から2年半をCGなどに費やしたという政成監督は「映画の持つ力を信じています。この作品を多くの方に届けられるよう、皆さんの応援が必要です」と語り、作品への思いを熱く伝えた。

映画『きみといた世界』は池袋シネマ・ロサ、長野千石劇場似て公開中ほか全国順次公開
公式サイト:https://kimitoitasekai.com/

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