大原優乃、市原隼人のストイックさと優しさに感銘「ご一緒させてもらった時間は財産です」

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女優の大原優乃がヒロイン役を務める映画『おいしい給食 Road to イカメシ』完成披露舞台挨拶が22日、新宿ピカデリーにて開催され、主演の市原隼人と、共演者の田澤泰粋、栄信、石黒賢、いとうまい子、六平直政、小堺一機、そして、綾部真弥監督が登壇した。

“給食命の中学教師 vs 給食マニアの生徒”が繰り広げる人気シリーズの最新作は、函館を舞台に<イカメシ>対決する。給食をこよなく愛する主人公・甘利田先生を市原隼人が演じるほか、甘利田が教育係を務める新米の女教師に大原優乃、甘利田を完膚なきまでに打ちのめす食のライバル生徒に田澤泰粋が演じる。

大原さんは、本作で初めて共演した市原さんについて、「ご一緒させてもらった時間は財産ですね。カチンコが鳴る直前まで甘利田先生として、ずっと役に向き合って悩んでいらっしゃって。自分に対しては厳しくてストイックな方ですけど、周りの方には本当に寛大で優しい方です」と、印象を語った。

さらに「シーズン3から参加した身なので、ご相談をさせていただくこともあったんですけど、『優乃ちゃんがやりたいようにやっていいよ』といつも広い心で信じて受け止めてくださったので、私も甘えて飛び込ませていただいてました」と、撮影を振り返った。

『おいしい給食』の作品の魅力について「笑って泣いてお腹が空く給食スペクタルコメディ!。聞いたことないようなジャンルですけれど、まさにその通りです。笑っていたはずなのに気がついたら涙していたり。給食を通して様々なドラマが描かれているんですが、給食のことを言っているようで、教育だったり社会に対しても言葉が刺さるようなセリフがたくさんあったりして。本当に全ての世代の方に愛される作品だなと、私も作品の1ファンとして思います」と語った。

また、それぞれが思う『理想の給食』を語るコーナーでは、大原さんが「揚げパン」を挙げると、小堺さんや六平さんと答えが一致。世代を超えて愛されるメニューの話題で盛り上がった。

イベントの最後に市原さんは、「どんなに滑稽な姿を見せても、笑われても、好きなものを好きと胸を張って人生を謳歌する。毎日毎日、子供に対して負けたら負けたと素直に認めて、それでもなお、明日一生懸命楽しもうという、そんな先生を見ていただいて、ぜひ皆様にも人生を楽しんでいただきたい」と、シーズン1から変わらぬ作品に込めたメッセージを熱く語った。

さらに、「うまくいかないことや、悲しみに打ちひしがれてどうしようもなくなったときも、膝を抱えて泣いたことも僕もたくさんあります。今も、これからも、みなさんもたくさんあると思います。誰かが決めたルールやしがらみに縛られて どうしようもなくなった時は、どうかご自身を信じて、ご自身の道を歩いてください。その時にこけてしまって、涙で前がぼやけてしまったら、みなさんが立ち上がるまで、この『おいしい給食』という作品と我々が精一杯の想いで、いつどんな時も応援してますので、見守っているということを忘れないでいただけたら幸いです」と、観客に呼びかけていた。

映画『おいしい給食 Road to イカメシ』は、5月24日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。
©2024「おいしい給食」製作委員会/配給:AMGエンタテインメント

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