戦国武将×女子高生が共闘 舞台『降臨SOUL』公演中　反田葉月・舞川みやこ・あわつまい・梅原サエリが意気込み

舞台「降臨SOUL」キャスト

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ILCA×HIKE×アリスインプロジェクトが制作する女性キャストのみによるアクションいっぱいの舞台『降臨SOUL』が、いよいよ11月23日から12月3日まで東京・中目黒キンケロ・シアターにて上演されている。

出演は、反田葉月・舞川みやこ・あわつまい・梅原サエリ・鶴見萌（虹のコンキスタドール）・清水凜・平瀬美里・藤井彩加・渚カオリ（純情のアフィリア）・高見彩己子ほか、総勢約30名のキャストが集結した。

本作は、2012年に初演された舞台『戦国降臨GIRL』を、同作を手がけた松多壱岱の脚本・演出でリブートする。あえて小劇場からスタートし、継続性のあるシリーズとして育て、世界観の多様性と、ゲーム・コミック・アニメ・ノベル・コンサートなど、マルチメディア展開をしていくコンテンツを目指す。

物語は……新宿御苑の地下にある“降臨学園新宿支部”で、戦国武将を降臨させることができる少女、降臨マスターが、次々と現れる死武者を倒していた。しかし、彼女たちにはまだ、降臨できていない武将がいた。その武将の名は織田信長。果たして、信長のSOULを降臨できる少女はいるのか？

稽古に臨む反田葉月（緒河桃歌役）・舞川みやこ（織田信長役）・あわつまい（明池蜜子役）・梅原サエリ（明智光秀役）の主要キャスト4名が意気込みなどを語った。

－－今回演じる役柄をご紹介ください。

反田「私が演じる緒河桃歌ちゃんは、ある日突然“降臨学園”に転校してきたリケジョで、すごくカッコいい信長様を降臨する役です。私自身は文系だったので、まったくの真逆ですね。台本をいただいた時も難しい言葉がたくさんあって、調べながら取り組みました」

舞川「なかなか降臨してもらえない武将の織田信長を演じます。今作の中では直接は描かれてないのですが、信長はすごく人望のある人物という印象を持ってます。私は信長ほどの人望はないので、桃歌役の葉月ちゃんとお芝居しながら役を作っていけたらと思ってます」

あわつ「蜜子は、お話のメインとなる降臨学園新宿支部で戦ってる女の子の一人です。みんなと群れずにいる一匹狼のクールなキャラですが、ちょっと奇妙というか、面白い一面もあります。私も周りからクールに見られることが多くて、家庭環境も自分とリンクするところがあるので、役作りをより深められたらなと思ってます」

梅原「蜜子が降臨する武将・明智光秀を演じます。史実での明智光秀についてはあまり詳しくないんですが、光秀を降臨させる蜜子とは似ているどころか性格がまるで違う、生真面目なキャラクターになっています。私自身は真面目そうに見えてツメが甘いタイプなので、舞台では光秀らしく、ボロを出さないように頑張ります」

－－降臨シリーズはご存知でしたか？

反田「このオーディションで始めて知ったのですが、調べてみたら何度も再演されているだけあって、やっぱり、すごい作品で、愛されてきたシリーズなんだなと感じました。なので、オーディションでは（私が武将になったら、どうしよう？ もうヤバイかもしれない)って、役が決まる前からプレッシャーでドキドキしてました」

舞川「私は、ちょうどアリスインプロジェクト制作の舞台に出演を始めたぐらいのころに、共演してる方が出演してるのを観に行ったりしてました」

－－お互いの印象などについて、聞かせてください。

あわつ「反田さんとは、以前も一度共演したことがあるのですが、その時もヒロインで、明るいけど実はちょっと闇を抱えた女の子を演じていたんですけど、今回みたいな主人公がすごく似合う子だなって思いました」

舞川「私はビジュアル撮影で初めて反田さんにお会いしました。すでに衣装を着てメイクもしていたので、すっかり、桃歌ちゃんになっていたんですけど、（こんな可愛い子が織田信長を降臨するの？）って、ビックリするくらい、めっちゃくちゃ可愛くて、もう天使かと思いました」

梅原「直接会うのはオーディションの時に見かけたのが最初なのですが、共通の知り合いが多いので、Twitter（X）で知っていて、すごく可愛い女の子だなって思ってました」

あわつ「梅原さんは“反田ちゃん、めっちゃ顔がいい！可愛い！”って、ビジュアル撮影の間ずっと言ってましたよ」

反田「なんだか、褒められてすごく気持ちがいいです（照）」

舞川「でも、意外と性格はサバサバしてそうかも？」

反田「人見知りなせいもあって、群れたりできないタイプだからそう見えるのかな？ 意外と言えば、撮影のときの舞川さんのギャップがすごかった。最初は、めっちゃ明るくてニコニコしたイメージだったんですけど、その後、メイクやウィッグが全部済んだ信長さんが出てきた時に （うわっ、イケメン！かっこいい！）って、しびれました」

－－たとえば、歴史上の人物を降臨できるとしたら、誰を降臨したいですか？

あわつ「歴史に詳しくないんですけど、やっぱり、明智光秀かな。アニメを見るときはいつも紫色のキャラを好きになるんですが、明智光秀はかっこよくて大人っぽい、紫が似合うイメージなので。今回の舞台でも、蜜子とはベタベタに仲良くはならずに、程よくいい感じの関係性を築きたいです」

反田「私は出身が広島なので、縁の深い平清盛を降臨させたいです。清盛の力を借りて世界遺産の厳島神社を作って、私の名を広めたいです。観光大使にもなって、もっと有名人になりたいです」

舞川「発明王のエジソンを降臨したいです。私、マジで頭が悪いので、出来ることなら0歳からやり直して、テストの問題を解いてもらったり、常に自分の頭脳として活躍してほしいです」

－－エジソンは小学校を中退しているので、教えるのは得意じゃないかも？

舞川「そうなんですか。えっと、要検討です（笑）」

梅原「私はフランス革命が大好きなので、マリー・アントワネットを呼びたいです。一緒にお茶して、お昼寝して、ずっと遊んで過ごします」

－－誰が世話をするんですか？

梅原「自分がやってもいいですけど、お互いタメの関係になりたいので、女官と一緒にベルサイユ宮殿ごと降臨してほしいです」

－－では、最後に公演に向けての意気込みや、メッセージをお願いします。

反田「女の子がこんなにいっぱい集まっていて、かっこいい殺陣など見どころがたくさんの舞台です。キャラもいっぱい出てくるので、みんなの推しを作って何度も観に来てもらえたら嬉しいです。キャストさんもめちゃくちゃビジュアルが豪華なので、そこもしっかり見ていただけたらなって思います」

舞川「アクションやビジュアルに目を奪われると思いますが、それぞれのキャラクターの関係性も見どころです。武将と女子高生だけでなく、女子高生同士、武将同士のつながりにも注目して、ストーリーを楽しんでください」

あわつ「女性ばかりのガールズ演劇で戦国モノってあまりないと思いますが、降臨シリーズのリブート第1作品目として、まずはこれを大成功させて、長く続くようにしていきたいです。観に来てくれた人がいつか（この初演を観に行ったんだよ！）って威張れるような公演にしたいです」

梅原「日本の歴史を代表する人物を扱ってる意味でも、アリスインプロジェクトの歴史が詰まった代表作を演じる意味でも、大事にしなきゃいけないものがたくさんあると思います。それを大事にしつつ、今回出会ったキャストの皆様と一緒に新しく作っていけることがすごく幸せです。個人的にですが、初演で明智光秀を演じた中村裕香里さんに観ていただけたなら、（いいじゃん！）って言っていただけるように頑張ります」

ILCA × HIKE × アリスインプロジェクト 舞台『降臨SOUL』

11月23日（木・祝）～12月3日（日）
※全14公演（28日休演日）
劇場：中目黒キンケロシアター

【キャスト】
反田葉月 / 舞川みやこ
あわつまい / 梅原サエリ / 鶴見萌（虹のコンキスタドール） / 清水凜
平瀬美里 / 藤井彩加 / 渚カオリ（純情のアフィリア） / 高見彩己子
日和ゆず / 加藤瞳 / 長月明日香（劇団ディアステージ） / 高橋舞夏（遥か、彼方。）
倉田瑠夏 / 絃ユリナ / 横道侑里
栞菜 / 草場愛
根岸愛 / 相澤瑠香 / 大林ちえり
伊藤勇姫 / 大森ほのか / 原田朱理（Unit NA’s） / 山﨑皆
※日替わりゲストあり

【スタッフ】
原作・脚本・演出：松多壱岱
製作： 降臨SOUL製作委員会（ILCA/HIKE/アリスインプロジェクト）
公式HP https://calling-soul.com/
X（旧Twitter） @calling__soul

【あらすじ】※資料より

新宿御苑の地下にある「降臨学園新宿支部」。
そこに、武将と同じDNAを持つ生体エネルギーにより「戦国武将」を現実に降臨させる少女、降臨マスターが集められていた。
彼女達は国に管理され、現れる「死武者」を倒して行く。
しかしいまだに降臨できない武将がいた。その武将の名は‥‥！？

さあ、織田信長を降臨できる少女を探せ！！