女優・伊礼姫奈さんが18日、都内で行われた主演映画『シンデレラガール』の初日舞台挨拶に、共演した辻千恵さん、太田将熙さん、そして緒方貴臣監督らとともに登壇した。
『シンデレラガール』は、進行性筋ジストロフィー(PMD)と診断されたモデルでもある森山風歩氏らの監修のもと、「義足は障がいの象徴」とネガティブに捉えていた主人公の義足のモデル・音羽やそのマネージャーが、ポジティブに捉えられるようになるまでの心の変化を描いている。
本作にはオーディションによって主役に選ばれた姫奈さん。当時映画『推しが武道館いってくれたら死ぬ』を岡山で撮影していたが、そのクランクアップの日に東京でのオーディションに「新幹線に乗って、キャリーケースを引いて台本を抱えながら……」駆けつけたという。
義足のモデル役を演じたことについて「今までとはまた違う感覚で、義足という大きなテーマがある中で簡単には演じられないなと思って、もちろんほかの作品でもいろいろ準備はするんですけど、また違った形で、実際に義足の方にお話を聞きに行ったりして取り組んできました」と語る。
演じるにあたっては「(義足モデル役に)すごく身構えていたんですけど、実際に義足の方に会ってから演じるのに負担が減ったというか、私たちと変わらず生活しておられる姿を見て、勝手に抱いていた義足のイメージとは違って自然な感覚で取り組めました」と振り返った。
太田さんが演じるのは、音羽を診察する青年医師役。“シンデレラ”に対する“王子様”的な存在だ。「ビジュアルもそうでしたけど、中身も王子様でしたよ。いろいろ役について話してくださったりだとか、一緒に同じシーンをちゃんと作っていくという感覚があって……」と微笑む姫奈さん。
また音羽のマネージャー役を演じた辻さんとは撮影中こんなエピソードがあったそう。仕事が決まったときに音羽とマネージャーが抱き合うというシーンがあったが、“抱き合う”というのに違和感を感じた二人。姫奈さんは「実際はマネージャーさんとは抱き合わないかなと。でも現場に行ってテンションが上がって、撮影の空気感の中で演じたら変わるかなと思ったんですけど、やっぱり抱き合わないなとなって……」、辻さんや監督と話し合って別の見せ方になったという。
最後に姫奈さんは「観てくださる方によって、きっといろんな捉え方があるし、またほかの作品とは違った、ちょっとドキッとするところもあり、自分を見つめ直すきっかけにもなるし、もちろん作品からもらえるパワーもとても大きくて、(ほかの作品とは)違った感覚でこの映画を楽しんでいただけるんじゃないかと思います。どう感じたのかとか感想を、私はちゃんと見るので(SNSなどに)書いてもらええればうれしいし、何回観ても面白い作品なので、ぜひまた観てください」とメッセージを送った。
映画『シンデレラガール』は新宿K’s Cinemaにて公開中。全国順次公開。
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